もうこの記事に書いてあるような状況じゃないんだけどなぁ。
というわけで、ブックマークを貼ってみました。
アメリカが、ガチでGSOMIAを必要としているのなら、
日本の頭をぶん殴っても言うこと聞かせてますよ。
事ここに至っても、
それを日本政府にやってない……って現状は。
アメリカにとってGSOMIAは、それほどの重要性を持ってない。って証明ですよね。
じゃあ、
誰にとって重要なんだ。
日米はじいっと何を見ているのか。待っているのか、って話。
というより、
日本がここまで徹底して頑なに行動している。その裏には、
アメリカの支持、というより指示がないと出来ません、って。
安全保障に関わる問題においては。
日本は、
現状アメリカ抜きで自国を護れないのですから。
日本がフリーハンドできる裁量なんて、
ごくごく国内における限られた範囲なのですよ。
他国との関係において、
アメリカの意向を無視した動きなんて、あり得ない。
現実問題として、不可能なのです。
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じゃあ、
昨今、
アメリカが韓国に圧力を掛けているのは、
いったい何なのか……って疑問が出てくるわけですけど。
そこは、
アメリカ合衆国という国の、
権力構造、政治体制によるもの。
これを理解してないと。
この記事に書いてあるような壮大な勘違いをしてしまいます。
アメリカ政府と議会は別物……
とくに、
今、
現状では。
アメリカ政府と対立する勢力が
アメリカ議会を支配している状況で。
議会に対して、
政府は常に『最善の努力をしました』というポーズを
見せておかなければならない。
と。
議会と国民に対して
アメリカ政府は責任を果たした。と。
宣言するための、
パフォーマンスが必要とされるのです。
そうやって、
アメリカ政府は常に世論=議会に対して、アピールしなければ。
政策を進められない。
それが
アメリカが掲げている『民主主義』というヤツです。
ならば、
『パフォーマンス』と言うなら本音はどこにあるんだ。
って言えば。
そりゃあ言わずもがな。
『やるだけやってもダメだったのだから。
これ以上手間をかけるのは無理です』
ってね。
議会=世論、つまりアメリカ国民に納得してもらうために。
あれこれと、
手間暇をかけている、ってわけです。
そして、
そういうアメリカ政府の方針に従い、
日本政府も協力している……というか。
手伝わされてアメリカの片棒を担いでいる。
ってのが
実情でしょう。
これが
『シリア撤退』のように『選挙公約』として掲げていた内容なら、
当選した事実をもってして信任を得ている、と
強弁、強行する事が可能ですが。
GSOMIA関連はトランプさんの選挙公約には一切載っていませんから。
信任を得るためのパフォーマンスが必須なのですね。
ここで手を抜いたら、
議会から叩かれまくって。
支持者からも嫌われてしまう、リスクがあるのですよ。
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まあ、
何がどうなろうが、あと少しで決着つくので。
今ここでジタバタ騒いだとこで、
何がどうなる物でもないのですけども。
そういえば、
少し前に、
日韓メディアが盛んに取り上げていた
『このままでは韓国は滅亡する』論。
最近は、
さっぱり出なくなりましたけど。
あれ、
どうなったんでしょう。
そろそろ『本番』だと思うのですけど。
まあ、
夢見たまま嘘に溺れての死は
『嘘捏造ユスリタカリはウリナラ文化』の韓国人にとっては
それこそ本望という、望むべき『幸せ』な未来図でしょう。
ご愁傷様です。
【ソウル聯合ニュース】韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の失効(23日午前0時)が迫る中、韓国政府の苦悩が深まっている。GSOMIA維持を求める米国の圧力は強まっているが、韓国がGSOMIA終了の立場を変える条件は全くそろっていないためだ。
韓国政府は8月、日本に対しGSOMIAを終了するとの決定を正式に通告した。安全保障上、信頼できないとの理由で韓国に対し輸出規制を強化した日本とは敏感な軍事情報を共有するGSOMIAを維持できないとの理由からだった。
韓国はGSOMIA終了決定が韓日対立の構図を揺るがすことを期待したとみられる。日本が、強制徴用被害者への賠償を日本企業に命じた韓国大法院(最高裁)の判決に激しく反発し、輸出規制措置に乗り出した状況の中で、米国が敏感に捉えている問題に触れ、積極的な介入を誘導しようという考えだったとの見方が多い。GSOMIA終了決定から失効までの90日間、GSOMIAを韓米日の安保協力の象徴と認識している米国がより積極的な役割を果たすのではないかという期待だった。
しかし、状況は思い通りにはならなかった。米国は韓国に対し「GSOMIAが維持されるべきだ」と圧力を加えながらも、韓日間の対立は両国が解決すべき問題だとして積極的な介入は難しいとの立場を維持した。
日本側の態度にも変化はみられない。韓国は、日本が輸出規制を撤回すればGSOMIA終了決定を再検討できるという立場だが、日本は応じる考えが全くないようだ。菅義偉官房長官は6日の記者会見で、輸出規制強化の撤回とGSOMIA終了決定の見直しは全く次元の異なる問題で受け入れられないと拒否した。
日本側が頑として態度を変えないため、韓国政府も原則を強調するほかない。青瓦台(大統領府)関係者は8日、記者団に対し「日本の輸出規制の原因は(韓国を)信頼できないというものだった。それにより最も重要な安保事項を共有するGSOMIAを維持することがわれわれとしては容易ではなかった」と述べた。その上で、「GSOMIA終了決定の立場に変化はない」とした。
康京和(カン・ギョンファ)外交部長官も8日の国会予算決算特別委員会の全体会議でGSOMIA終了について、「基本前提となるべき日本側の輸出規制措置撤回がまだなされていない状況のため、われわれの立場を堅持している」と述べた。
政府当局者は10日、「日本が全く変化していないのにわれわれが(前と)違う立場を示すのは国内的に受け入れられない状況だ」と述べた。
残り時間は少ないが、韓米日は最後までGSOMIA終了を巡り激しい外交戦を展開するとみられる。
韓国に対する米国の圧力も続くとみられる。韓米関係に詳しいある専門家は「米国としては韓米日の安保協力が重要だが、韓国がロシアとも結んだGSOMIAを日本とは維持できないと主張するのは困るという立場だ」と指摘した。
今週韓国を訪れるエスパー米国防長官のメッセージも注目される。エスパー氏は15日にソウルで開かれる韓米定例安保協議(SCM)に出席する。GSOMIA終了を1週間後に控えての訪韓であるため、解決策の模索に向けた両国高官による協議が行われることもあり得る。
また、康長官が名古屋で22~23日に開かれる20カ国・地域(G20)外相会合に出席する場合は、事態の打開を試みる可能性もある。
もう少しだけ
書き足しておきますと……
このまま期限が来たとして、
韓国政府が、
『GSOMIA破棄のまま』でも
『GSOMIA破棄撤回、延長決定』でも。
アメリカ政府=トランプ政権にとっては
どちらの決断でも好都合なんですよね。
仮に、
『GSOMIA破棄のまま』
となれば、
トランプ政権としては公約に掲げていた(正しくは公言してるだけで選挙公約にはなってないのですけども)
『在韓米軍撤退』の足がかり得るわけで。
それに向けてさらに攻勢を強め
韓国を圧迫できる訳です。
『GSOMIA破棄撤回、延長決定』
となれば。
狂気の文オジサン大統領の支持層が
猛烈な反発を興すのが予想され、
いよいよ
文オジサン退陣が現実味を帯びてくるわけで。
これも、
文オジサン大嫌い、なアメリカ政府=トランプ政権にとって、
好都合なわけです。
と、
考えていくと、
アメリカとしては
現状のまま『果報は寝て待て』で。
韓国に最大限の圧力を掛けつつ
その出方を見守る、
というのが
最良、最善の選択なんですよねぇ。
私的には、
今後の韓国の出方次第では。
トランプ再選の選挙公約に『在韓米軍撤退』が出てきても、
おかしくない。
そういう状況だと見てます。