kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

いちおうこちらも ―― 日本に輸出規制・GSOMIA「パッケージ取引」提案 韓国政府

先に、
ブックマークを貼って取り上げた
産経新聞の記事。
その中で触れていた『聯合ニュース』。
そのソースに当たる記事です。
ということで、
ブックマーク。



というわけで。
これから、
GSOMIA関連のニュースがバタバタと
雨後の竹の子並に増えていく。
と思うのですが。
その前に、
私の見通しを備忘録的に、
ここに書いておこうと思います。



まず、
『GSOMIA』ですが。
今回
韓国が申し出たのは
『破棄撤回』ではなく。
『破棄延期』です。
韓国政府は、
『終了を通告した効力の停止』との言葉を使っていますね。
つまり、
今後、
再び停止が解かれて『破棄』となる可能性が残っているのですね。
というか、
12月末まで日本と協議した結果、合意とならなければ、
『GSOMIA』は正式に『破棄』されます。
なぜ
私がそのように断言するのか。
といえば。
その根拠は、
文在寅という人間の性格、ですね。
彼は、
大統領になってからこれまで、
自分が立案、実行した政策の誤りを一切認めていませんから。
あの、
腐敗タマネギ法相任命を強行した結果、
辞任となった時でも。
任命が間違いだった、とは謝罪してませんから。
任命責任については一切言及してませんからね。



これは、
日本の安倍首相と比較すると対照的で。より鮮明になります。
たとえば、
最近、日本国内で問題視されている『桜を見る会』騒動について。
安倍首相は、
問題が追及されると、
即座に中止を決定しました。
また、
大臣が辞任するたびに、
任命責任を重く受け止める』と繰り返し、コメントを出してますし。
……野党からは『口だけだ』と批判されてますけど。
とにかく、
『ミスがあった』事実をきちんと認めて対応しているわけですよ。
これと比べて、
隣国の狂気の大統領はどうか。
と言いますと。
これまで、
ミスがあった事実を一切認めていませんから。
それが、
文在寅という人間のスタンダードな態度、性格なんです。
それが、
『GSOMIA』破棄、についてだけ。
政策決定の間違いを認めて撤回する?
文在寅という人間の性格からして、
それは絶対にあり得ないでしょう。一度死んで生まれ変わりでもしないかぎり、は。



じゃあ、
今回の韓国政府の対応は、
どういう意図なのか。
といえば、
まさに言葉の通り『延長』です。
『GSOMIA』破棄に向かって、体制を整えるために時間を稼いだ。
と。
そして、
時間を稼いで何をするのか。
と言えば。
韓国内での、
反・文在寅派と。
親日、親米勢力の粛正、排除。
加えて、
文在寅独裁体制の足場固め。
でしょうね。
具体的には、
最近話題に上がらなくなった『検察改革』の推進。
これを実現する事で、
検察、警察権力を大統領支配下に置き、
『司法』と『検察・警察』と『軍隊』を支配。
独裁体制を完成させる。
その後は……、
アメリカが何を言おうが。
日本がどうしようが。
韓国内をガッチリと支配した独裁体制が完成しているわけですから。
文在寅の大統領としての地位は一切揺るがず、
問題無いわけです。
ロウソク集会が起きても、
警察を使い全員逮捕してしまえばいいのですから。



ただ、
今はまだそこまで到達していません。
途上で、
独裁体制が完成するには、時間が足りない。
そのために、
今回、
『破棄延期』を発表して時間を稼いだ。
と。
今回、
土壇場に来ての韓国狂気の文オジサンの豹変は、
そういう意図ゆえ。
というのが、
私の見立てです。



なので、
この後、
韓国内の政治情勢は、
『内乱』に近い情勢になるのでは。
というのが、
私の予想なんですけど、ねぇ。
12月末日までに、
文在寅の独裁体制が完成しなければ、
『GSOMIA』破棄延期はさらにジャンプ(延期)して。
独裁体制が完成するまで、
今回のような茶番が
ダラダラと続くことになりますねぇ。
果たしてどうなりますやら。

 

 

 

jp.yna.co.kr 

【ソウル聯合ニュース】韓国と日本の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)が23日午前0時に失効期限を迎えるのを前に、韓国政府が日本に対し「パッケージ取引」を提案したことが、22日分かった。
 与党「共に民主党」の関係者は聯合ニュースの取材に対し、産業通商資源部が問題の解決に乗り出したようだとしながら「(GSOMIA交渉関連の)流れが少し変わった」とし、「ただ、日本が韓国の提案を受け入れるかが問題だ」と述べた。
 韓国が日本に提案した方策は、大枠では日本の輸出規制措置と韓国のGSOMIA終了の決定についてそれぞれが一定部分「譲歩」する方向だという。
 韓国大法院(最高裁)が日本企業に強制徴用被害者への賠償を命じた判決については別途交渉を行って解決策を探ろうと提案したようだ。同判決に基づき原告側が被告企業の資産差し押さえと売却手続きを進めていることに対する報復措置として、日本は輸出規制強化に乗り出した。
 これと関連し、産業通商資源部の高官が21日に青瓦台(大統領府)で開かれた国家安全保障会議(NSC)にも出席したことが分かった。
 この関係者は「輸出規制に関する提案を産業通商資源部が日本に伝えた」とし、「その部分(強制徴用問題)は除いて輸出規制措置とGSOMIAに対する話をしようということだ」と説明。日本が受け入れるかは五分五分だとの見方を示した。
 GSOMIA終了を前に、青瓦台も緊迫した動きを見せている。
 青瓦台はNSCを開き、GSOMIAについて最終結論を出すようだ。その後、文在寅ムン・ジェイン)大統領の裁可を得て最終的な立場を発表する見通し。
 会議には康京和(カン・ギョンファ)外交部長官をはじめ、鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官、盧炯旭(ノ・ヒョンウク)国務調整室長らが出席したとみられる。
 サウジアラビアを訪問中だった鄭氏は日程を切り上げて急きょ帰国して青瓦台に向かい、統一部からは米国を訪問中の金錬鉄(キム・ヨンチョル)長官の代わりに徐虎(ソ・ホ)次官が出席した。

 あと、
もう一つ付け加えておけば。
文在寅という人間は。
ものすごく自己評価が高くて、気位が高い。
これは、
8月15日の光復節イベントにおける演説、と。
その後の、
GSOMIA破棄選択に至るまでの過程を見れば明らかです。
そもそも、
ここまで大事になってしまった、
韓国政府の『GSOMIA破棄』決定は、
元を正せば、
8月15日の光復節演説での
文在寅の呼びかけに。
日本政府がまったく反応を示さなかった、
その事に対する『報復』的な性格での選択でした。
※これについては、
 その日付前後のこのブログ記事で
 当時のメディア記事を取り上げて、書いています。
 いちおう過去に書いた内容を確認してみたら、
 8月23日付けの中のブログ記事で
 ブックマークを貼っている朝鮮日報の記事に。
 その下りが軽く書かれていましたね。
……ただ、
この『呼びかけ』は、
日本政府の立場からしたら、
まったくもって『呼びかけ』どころか、
リップサービス』すらなっていない。
ただの、
韓国大統領の宣言だったわけですが。
当時の
文在寅本人にとっては、精一杯の譲歩だったらしく。
その後
文在寅が下した『GSOMIA破棄』決定は
まさに、
文在寅にしか判らない理屈によってなされたものです。
この
一連の出来事からも明らかなように、
文在寅という人間はまれにみる『独善』的な性格の持ち主です。
そういう人間が、
今回のようなアメリカからの
頭を押さえつけるような威圧を受けて。
黙って従うハズがありませんよ。
必ず、
『報復』を画策しているはずです。
アメリカに対しても……!
なればこそ、
行き着く先は『GSOMIA破棄』しかあり得ないのです。