kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

これが韓国メディアのクオリティ ―― 任天堂と手を組んだ中国、韓国ゲームは完全無視

うーん。これは酷い。
というか。
典型的な
韓国メディアの記事を見つけたので。
ブックマークを貼ってみました。
国保守系総本山『朝鮮日報』の記事です。
けど。
韓国政治とか外交を題材にした内容で無く。
中国でのゲーム事情を報じたものです。



なにが『典型的』って。
韓国メディアの記事の特徴が現れている、点ですね。
韓国にとって
ネガティブな情報を伝える、報じる時の。
典型的な文章構成。
とくに、
『日本』との対比において『負けた』場合に
これが顕著なのですが。
今回
ブックマークを貼った記事は、
中国ゲーム市場に
日本の『任天堂』が進出した事を報じている記事です。
その一方、
韓国ゲームは振るわず、
今年、販売許可の下りたゲームタイトルが『零』だと。
という、
事実が
まず報じられます。

で、
ここから、
なぜそうなったのか、
という現状分析、解説が続きます。問題なのがその内容。

中国と最高のパートナー関係にあった韓国のゲーム業者は
中国のゲーム市場から締め出されている状況だ

中国は日本のゲーム業者に自国のゲーム市場を開放し、
その代価として、北米、欧州市場攻略のパートナーとしている。
これ以上韓国のゲームから得るものはないと判断し、
韓国を捨て牌に使った

中国は市場と引き換えに技術を得るという
典型的な政策を取っており、
韓国のゲームに門戸を開かないのは
これ以上学ぶべきものはないということだ

という
韓国ゲーム業界関係者の
コメントを引用している。
この内容が、
一見もっともらしく聞こえる
『事情通』の解説を引用しつつ。
その中身は
実はまったくの的外れ。
韓国民のプライドを
満足させるために作られた、
現実を都合良くねじ曲げ解釈した
『言い訳』が、
延々と並びます。
そして、
一番最後に、
見たくない現実を、小さく短く完結に乗せます。
ここで、
取り上げた記事の場合、

中国当局が再び許可証を出しても、
(韓国ゲーム)が中国の現地企業と競争して
(中国)市場を攻略できるかは疑問だ

中国を除けば
海外で好調の(韓国)ゲームはないという素顔が露見した。
一部ゲーム業者が北米、欧州の家庭用ゲーム機市場や
日本や東南アジアへの進出を目指しているが、
成果が上がっていないのが現実だ

これが、
韓国民の見たくない現実。
それを記事の最後の方に、
申し訳程度に載せる。
そして、
その前に書かれている
記事の大部分を占めている文章・情報は、
記事を読んでいる韓国民が
韓国民であるプライドをホルホルさせるために、
現実を都合良くねじ曲げ解釈した『弁明』……
言ってしまえば『嘘捏造』のフェイクニュースなのですが。
これが、
韓国メディアが自国に都合の悪い報道記事を掲載する場合の
典型的な構成です。





さてここで、
中国ゲーム市場に、もう少し客観的な視点から書いておくと。
既に
中国国内で多くのゲームメーカー(ソフトベンダー)が
勃興して
中国ゲーム市場は過当競争状態に入っており。
一部では社会問題化もしているので。
去年から、
ゲーム規制が強化されました。
それは、
取り上げた記事にも書いてあるとおりです。
その結果どうなったのか。
というと。
中国ゲーム市場、
中国ゲームメーカーの売り上げが軒並み落ちました。
中国ゲームメーカーですら、
規制を受けて新規ゲームの許可を得られず、
販売タイトルを計画から減らさなければならない状況となっています。
その分の穴を埋めるために、
今や怒濤のごとく日本市場へ進出している状況です。
今年、
日本のSNSゲーに中国製のタイトル、増えましたよね。
現状はそういう、
中国ゲーム市場の規制があって、
販売できるゲームタイトル本数が絞り込まれた中で。
絶対に売れるタイトル以外は、
許可申請しない。させない。
今の
中国ゲーム市場は、
そういう厳しい状況なんですよねぇ。
あと、
売れるタイトルでも、
過度に暴力的な描写の物とか、
政府の意向によって制限を受けるタイトルが増えました。
その中で、
韓国ゲームメーカーのゲームタイトルには、
グローバル市場で売れているような
『ビッグタイトル』がありません。
なので。
市場原理によって、
売れないタイトル、需要のない商品には
誰からも声が掛からない。
その結果、
市場から駆逐される。
という。
当然の結果が出ただけなのです。
それじゃあ、
日本メーカーの許可がなぜ増えているのか、
というと。
日本のゲームメーカーは
これまで『家庭用ゲーム機』というプラットフォームで
ゲームを製作、販売してきたのですが。
中国市場には
『コピー問題』という大きなカントリーリスクがあったため、
進出してなかったためです。
いや、
過去に進出して失敗してるのですよね。
ファミコンスーパーファミコンの時代に。
なので、
日本製ゲーム、は。
いままでのところ
中国ゲーム市場では、ほとんど流通してませんでした。
(近年、
(中国のゲームメーカーが2000~2010年頃の
(日本ゲームタイトルの版権を買い取って、
(リメイク版を出していたりする事例が多いのは
(このためで。
(この頃の日本国内で人気のあったビッグタイトル、
(プレステ、セガサターンネオジオ系のゲームタイトルは
(ネット情報で中国にも伝わり人気があったのですけども。
(中国内では遊べなかったものばかりなのです。
(それが、
(ここへ来て中国でリメイクされて再販されているんです。
そこへ、
このたび、
中国ゲームベンダーの『テンセント』という販路を確保できたので。
ようやく、
ここへ来て
日本製ゲーム……というか。
日本のゲームメーカーが世界市場で販売している、
『メジャータイトル』の販売が
中国でも始まった。
というのが実情です。
需要があるのに供給が無かったのですから。暫くの間は売れますよ。当然ですね。

 

 

 

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 日本のゲーム大手、任天堂が来月、家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」を中国で正式に発売する。3年越しの中国進出の夢を実現したことになる。2017年に発売されたニンテンドースイッチは全世界で旋風を巻き起こしたが、中国政府のゲーム流通許可(版号)を取得できず、中国では販売できない状態だった。中国国内の流通は中国ゲーム大手のテンセント(騰訊)が担う。現地メディアの騰訊網は今月初め、ニンテンドースイッチが12月10日に発売され、価格は2099元(約3万2400円)になると報じた。
 テンセントは任天堂と手を組み、北米、欧州の家庭用ゲーム機市場に進出する計画だ。任天堂は家庭用ゲーム機分野で世界最高の製作能力を認められている。テンセントは任天堂からノウハウの伝授を受け、家庭用ゲーム機でも大手企業に生まれ変わる狙いだ。
 最近日中のゲーム業者が続々と「蜜月関係」を結び、急速に接近している。一方、中国と最高のパートナー関係にあった韓国のゲーム業者は中国のゲーム市場から締め出されている状況だ。韓中日のゲーム三国志が根底から変わってしまった格好だ。韓国のゲーム業者関係者は「中国は日本のゲーム業者に自国のゲーム市場を開放し、その代価として、北米、欧州市場攻略のパートナーとしている。これ以上韓国のゲームから得るものはないと判断し、韓国を捨て牌に使った」と話した。


■中国と日本の蜜月
 中国と日本のゲームの蜜月は今年3月から始まった。中国は2018年初めにゲーム規制を強化し、新規ゲームの許可発給を全面中断。1年後の今年3月に海外ゲームへの許可発給を再開した。当時許可されたゲーム30種類のうち日本のゲームは8種類だった。その後、中国は毎月10-30種類のゲームを許可しており、日本のゲームはずっとその半分程度を占めている。例えば、10月に発給した免許12件のうち5件は日本のゲームだった。これに対し、中国当局の許可を受けた韓国のゲームは皆無だ。韓国の新作ゲームに対する許可発給は既に2年8カ月ストップしている。
 日本のゲームも中国のラブコールに応じている。8月に開催された中国最大のゲーム展示会「チャイナジョイ2019」では中国企業に次いで日本企業の出展が多かったほどだ。任天堂は「ゼルダの伝説」「マリオカート」などの人気ゲームの中国語バージョンを発表。ソニーは中国のゲーム業者が製作したプレイステーション4の新作を出展した。DeNAなど日本の主要ゲーム業者も大型ブースを出した。当時イベントに参加した関係者は「ソニーは米国最大のゲームショー『E3』には参加しなかったが、中国の展示会には力を入れ、明らかに異なる対応を見せた」と述べた。一方、今年のチャイナジョイに出展した韓国企業はカカオゲームズ1社だけだった。


■中国市場喪失で露見した韓国ゲームの素顔
 ゲーム業界は「中国は市場と引き換えに技術を得るという典型的な政策を取っており、韓国のゲームに門戸を開かないのはこれ以上学ぶべきものはないということだ」と分析した。中国のモバイルゲームは既に世界のモバイルゲームランキング(売上高ベース)で上位に食い込んでいる。
 市場調査会社スーパーデータによると、9月には中国のロングテク・ネットワークの「ラストシェルター:サバイバル」、テンセントの「王者栄耀」が3、4位にランクされた。韓国はNCソフトの「リネージュM」が10位に入っただけだった。リネージュMは売り上げの大半が韓国国内であり、「世界的な大作」とは言えない状況だ。中堅ゲーム会社関係者は「中国当局が再び許可証を出しても、中国の現地企業と競争して市場を攻略できるかは疑問だ」と語った。
 なんとか中国で命脈を保っている人気ゲームの業績も下降気味だ。韓国ゲーム最大手、ネクソンの7-9月期の中国における売上高は前年同期の半分にとどまった。中国市場での苦戦が響き、全体の売上高も24%減の5817億ウォン(約539億円)と振るわなかった。中国で毎年1兆ウォン以上のロイヤルティー収入を上げていた「ダンジョン&ファイター(アラド戦記)」の人気に陰りが生じたからだ。
 一方、中国企業は韓国のゲーム市場を席巻する勢いだ。現在グーグルプレイの韓国市場でのゲームランキング(売上高ベース)で中国のゲームが上位10位圏内に4タイトルも食い込んでいる。業界関係者は「中国を除けば、海外で好調のゲームはないという素顔が露見した。一部ゲーム業者が北米、欧州の家庭用ゲーム機市場や日本や東南アジアへの進出を目指しているが、成果が上がっていないのが現実だ」と話した。

 

 

あと、
付け加えておくと。
先に許可を得て中国国内で販売、稼働している韓国ゲームは、
いまだに存在してますので。
そのことは、
記事中にも書かれています。

なんとか中国で命脈を保っている(韓国製)人気ゲームの業績も下降気味だ

と。
なので、
記事に書いてある
『韓国ゲームが締め出された』というのは、嘘です。フェイクニュースですね。
新規参入する
韓国ゲームが存在しない。
韓国ゲームに
面白い新作が出てないだけ。