この話題って何か
『米韓同盟』についてです。
GSOMIA破棄騒動により、
『米韓同盟』が実質破綻した。と。
アメリカの有識者、
安全保障の専門家が明言しているのです。
というわけで、
記事にブックマークを貼ってみました。
韓国の主要紙『東亜日報』の日本語サイトに掲載された記事です。
この
『東亜日報』。
韓国メディアの中では、
いち早く、
腐敗タマネギ騒動の件でスクープを連発したメディアで。
韓国内では、
狂気の文オジサン大統領の息がかかってない、
自主独立系のメディアとして。
注目されているメディアですね。
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で。
『米韓同盟』について。
何が書かれているのか。と言いますと。
懐かしい名前が出てきます。
『リチャード・アーミテージ』元国務副長官。
この方、
今の安倍政権が成立する前、
日本での、
民主党政権時代には。
日本メディアにたびたび寄稿したり、
韓国メディアのインタビューを受けて、
長いインタビュー記事が掲載されていたり。
露出がそれなりに多かったのですが。
アメリカで、
オバマ政権が終了し。
トランプ政権へ交代してからは。
まったく表に出て来なくなりました。
たまに、
安全保障会議のパネルディスカッションなどでゲストに呼ばれた、
名前を見るくらいです。
それって、
ホイホイと簡単に表に出て行けない、立場になった。と。
そういう事なんでしょうねぇ。
まあ、
それはそれとして。
この方ともう一人、
ビクター・チャ戦略国際問題研究所(CSIS)韓国碩座、
この方は、
アメリカ政界の韓国ロビースト。として著名な方ですね。
このお二方が、
ワシントンポストに寄稿したそうな。
その内容を取り上げている記事の中で。
お二方の『米韓同盟』に関する分析を取り上げています。
その内容が、
まさに『米韓同盟』が実質破綻した。破綻寸前だ、と。
述べたものなのです。
そのものズバリ、は。
さすがに口に出せないので。
『深い苦境に立たされている』と。
何重ものオブラードに包んでぐるぐる巻きにした表現で、
遠回しに述べてますけど。
在韓米軍駐留費交渉で、
アメリカ高官が交渉の場を即座に立ち去った事件を取り上げて。
『同盟の亀裂を公に認めたまれな事例』
ともズバリ言ってたり。
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うわぁ、
言われてしまいましたねぇ。
アメリカ政府、政界の中枢にいる人達から。
この様に断言されてしまうとか。
つまり、
今の『GSOMIA破棄一時延期』は、
米韓同盟破棄が具体化、現実化するまでのモラトリアム、だと。
アメリカ側の認識は、
そういう事らしいです。
そして、
そのようなアメリカの主要紙に掲載された主張を、
韓国大統領府がGSOMIA破棄一時延期を発表した直後に、
狂気の文オジサン大統領の息がかかっていない
自主独立系の韓国メディアが取り上げた……
これは
なかなか興味深い展開ですねぇ。
果たして、
この動きがこの後、どのような結果へと繋がっていくのか。
目が離せません。
韓国の韓日軍事情報保護協定(GSOMIA)の条件付き延長決定にもかかわらず、韓米間の信頼はすでに傷つき、韓米同盟も深い傷を負ったという懸念が提起された。
リチャード・アーミテージ元国務副長官とビクター・チャ戦略国際問題研究所(CSIS)韓国碩座は23日(現地時間)、米紙ワシントンポスト(WP)に「66年間続いた韓米同盟が深い苦境に立たされている」という投稿文を通じて、「韓国が大切な合意をてこにして、米国を韓国と日本の経済的、歴史的紛争に介入するように強制した。これは同盟乱用(alliance abuse)行為だ」と批判した。
さらに「情報協力を中断したいという韓国の脅威は、北朝鮮の核とミサイル試験発射に対応する韓米日の能力を低下させるだけでなく、韓国の安保利益が日米安保利益と潜在的に分離されかねないことを示している」と指摘した。二人は、ジョージ・W・ブッシュ政権時代に、それぞれ国務副長官とホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)アジア担当補佐官を務めた。
二人は、韓国が中国に傾いているような動きについても強い警戒心を表わし、中国が悪化する韓米関係の重要な変数として登場していると指摘した。中国の「THAAD(高高度ミサイル防衛システム)」報復にもかかわらず、韓国は中国が主導する多国間貿易協定(RCEP)に参加しようとしており、米中貿易戦争においても中国に傾くような態度を見せたと指摘した。彼らは、「韓国は、中国牽制のための米国のインド太平洋戦略を支持しないだろう」とし、「韓国の携帯電話事業者たちは、中国最大手通信機器メーカー・ファーウェイの製品使用を中止すべきだという米国の要求に腹を立てている」とも指摘した。ドナルド・トランプ米大統領が韓国に防衛費分担金の大幅な増額を要求したのは、韓米関係の摩擦を膨らませるもう一つの要因となっていると指摘した。防衛費分担交渉で米国の交渉チームが交渉の場を蹴飛ばして出ていったのは、同盟の亀裂を公に認めたまれな事例であり、韓国大学生たちが米国大使館邸の塀を超えた出来事は、韓国人の怒りが明らかになった結果だと分析した。