kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

こちらも地味に進めていますね ―― 「チバニアン」正式決定へ 3次審査を通過

これも以前に一時期話題になった事件ですねぇ。
どうやら解決して、
先に進んだそうな。
というわけで、
記念碑的にブックマーク。



しかし、
異論があるのは良いとして。
でも、
誰も立ち入れなくして抗議する……ってのは
筋が違いますよねぇ。
立ち入って現場を確認して。
研究を進めてこそ、
『間違い』や『不正』を証明できるわけで。
研究の機会が増えれば、
それだけ
関わる人も増えて。
ますます
異論も増えるでしょうし。
さらに、
『不正』をただしやすくなるハズなんですけど。
一度、
決定したら覆らない。ってものでもないですしねぇ。
……面倒な手間は増えますけど。
なのに、
その不正をただすための手段を奪って、
それで『不正に抗議する』とか言われても。
それじゃあ、
本末転倒……ただのワガママですよ。
もう少し、
真面目に考えたら、
すぐに判りそうな理屈ですけど。
頭に血が上ると、
何も見えなくなる。ってのは、
本当なんですねぇ。
この辺の内幕については、
ネットで検索すると
ボロボロ情報が出てきます。けども。
いやぁ、
本当に醜い内容ばかりです。
さすがに、
これは無いわ。
まあ、
当人、拳を振り上げてしまったので。
引くに引けなくて自爆した。
って結果なんでしょうねぇ。
これだけの騒ぎを起こした以上、
負けたら。
この先、
無いものなぁ。

 

 

 

www.sankei.com 

 千葉県市原市の地層を約77万~12万6000年前の地質年代の基準地とし、年代名を「チバニアン」(千葉時代)とする日本の研究チームの案が国際学会の3次審査を通過したと国立極地研究所などのチームが29日、発表した。来年1月までに国際学会の理事会が正式に承認する見通しだ。決定すれば、地質年代に初めて日本の名前が付く快挙となる。
 チームが国際地質科学連合に申請。3次審査の投票の結果、委員19人のうち17人の賛成で提案が了承された。基準地としての適格性に関する本格的な審査はこれで終了。理事会は3次審査を批准する役割で、正式に承認するとみられる。
 3次審査に先立ち、地層に表示されたデータに不正があったなどとして、基準地認定に反対する人物が地層周辺の地権者から10年間の賃借権を取得。調査研究に必要な自由な立ち入りが保証できない状況に陥り、審査に向けた手続きが一時中断した。
 これを受け同市は今年9月、調査研究目的でこの地域に立ち入ることへの妨害を禁じる罰則付きの条例を施行していた。
 極地研などのチームは平成29年の1次審査で、対抗するイタリアの候補地を退けた。 地質年代は地球誕生から現在までの46億年を時代ごとに区切ったもの。約77万年前は地球の磁気が南北で逆転する現象が最後に起きた時期で、「第四紀更新世」の中期の始まりに当たる。

 

 

www.sankei.com 

地球史に日本の年代名が初めて記される見通しとなった。国立極地研究所などの研究チームが国際学会に提案していた約77万~12万6000年前の地質年代の名称「チバニアン」(千葉時代)。審査をめぐって国内の反対者から「妨害」が続いていたが、チームは地元自治体との協力で最悪の事態を回避し、結束力を世界に示した形となった。
 チバニアンの根拠となったのは千葉県市原市の渓谷にある地層。提案に反対する人物が昨年7月、隣接地に賃借権を設定し、立ち入りを拒めるようにした。現場で研究ができなくなれば、年代名の基準地としての認定や命名は困難になる。
 研究チームがこの動きに気付いたのは昨年12月。既に2次審査を通過し、実質的に最後の関門である3次審査に入る矢先のことだった。困惑するチームに対し、市原市は立ち入りの妨害を禁止する条例の制定という妙手を提案した。地層の科学的な価値を守ると同時に、チバニアンの発祥地として地域振興につなげる狙いもあったようだ。
 2次審査では、反対者は地層のデータが捏造(ねつぞう)されたとする文書を学会に提出。「科学的に正規の手順を踏んでいる」と反論する研究チームと敵対した。結局、反対者の主張は審査で一蹴されたが、科学とかけ離れた不毛な混乱が続いていた。
 地質年代の基準地は、過去の地球の環境や生態系を探ったり、将来を予測したりする上で重要な手掛かりとなる。チームの提案が否決されれば審査は振り出しに戻り、研究活動の国際的な停滞を招くだけでなく、日本の科学界に大きな損失をもたらすところだった。