昨日、
ちょこちょこと取り上げた、
韓国が
習近平・中国主席の訪韓を要請している件。
中国は対価を求めるだろう、
THAAD撤廃を要求してくるだろう……
というのが、
私の予想だったのですけど。
やはり
韓国でも
同じように話題になっていました。
というわけで。
記事にブックマークを付けました。
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まあ、
人並みの政治感覚を持っていれば。
そう考えますよねぇ。
『タダ乗りの乞食が貰える物はない』
って。
ギフ・アンド・テイクが基本ですよねぇ。
ただねぇ、
今の韓国、
狂気の文オジサン政権は普通じゃないですから。
『understandの解釈が違っていたようだ』とか。
幼稚園児なみの屁理屈弁解を、
堂々と国際舞台の場で自信を持って披露する。
頭の中身まで、幼稚園児か?
って疑いたくなってしまうタレント揃いですからねぇ。
果たして、
中国相手に、
今度はどんな屁理屈が飛び出すのか……
でも、
中国は中国で、
『言葉より実力行使』『体で理解させる』
お国柄ですし。
これはこれで、
面白い展開になるかもしれませんねぇ。
中国の王毅・外交担当国務委員兼外相が訪韓期間中に与党・共に民主党の李海チャン(イ・ヘチャン)代表に別個に会い、「敏感な問題をうまく処理すべきだ」と言ったことが6日、確認された。「敏感な問題」とは、慶尚北道星州に臨時配備された在韓米軍の終末高高度防衛ミサイル(THAAD)を意味する。今月4日と5日に約4年ぶりに訪韓した王毅外相は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領、康京和(カン・ギョンファ)外交部長官、李海チャン代表という韓国側の主要人物全員に「THAAD圧力」をかけて韓国を去ったことになる。
文在寅大統領をはじめとする韓国側の主要人物たちは「習近平国家主席の早期訪韓」問題を集中的に取り上げたが、王毅外相は確答しなかったとのことだ。外交消息筋は「中国が習近平主席の訪韓とTHAAD解決を結びつけようとしている意図が見え隠れする」と話す。
中国外務省が6日に明らかにしたところによると、王毅外相はソウル到着当日の4日、李海チャン代表に会い、「中国は韓国との意思疎通を強化し、一帯一路(中国主導の新シルクロード構想)を韓国の発展戦略とつなぎ合わせることができるよう努力し、第3者の協力を積極的に研究するだろう」と語った。米国からインド太平洋戦略への賛同を求められている韓国に「一帯一路への合流」圧力をかけたものだ。そして、「両者は互いに心から接し、相互核心利益と重大関心事を尊重すべきだ。中韓関係のしっかりとした発展に影響を与える敏感な問題をうまく処理し、両者関係の発展を守らなければならない」と述べた。
ある元外交部次官は「中国が公に反対しているTHAADや米の中距離ミサイル配備といった『敏感な問題』を韓国がうまく処理しなければ、習近平主席の訪韓など両国関係の発展は難しいという警告を外交的修辞で包んだものだ」と話す。中国の外交部によると、これに対して李海チャン代表は「両国関係がさらに高い水準になるよう、共に民主党にはいっそう大きな役割を果たす意向がある」と明らかにしたとのことだ。
外交関係者の間では、「王毅外相は『文在寅政権が習近平主席訪韓というプレゼントをもらうには、THAAD撤退という先送りされてきた宿題をしなければならない』というメッセージを投げかけた」との見方が出ている。韓国政府では王毅外相のTHAAD言及は「原論的水準」と説明しているが、THAAD問題解決を強調する王毅外相の姿勢は、これまでよりもはるかに執拗(しつよう)になっているように見える。
韓国政府は来年3-4月に習近平主席の訪韓を実現させようと外交力を結集させている。文在寅大統領が親書まで送って力を入れていた金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の韓ASEAN(東南アジア諸国連合)首脳会議出席が失敗に終わり、「キジの代わりに鶏(似たもので代用すること)」式に「習近平主席訪韓」へと目標を修正した面もある。与党関係者は「習近平主席が来年4月の総選挙を控えて訪韓し、限韓令(韓流禁止令)も解除されれば、政府・与党としては大きな好材料になる」と言った。
外交消息筋は「(現在の)韓国の政権が発足して3年になろうとしているのに、中国の首脳が訪韓していない事例は1991年の韓中修交以降、見当たらない。韓国政府の焦りをよく知っている中国としてはできるだけ確答を遅らせ、THAAD問題解決への圧力をかけるだろう」とした。
しかし、中国は限韓令などのTHAAD報復措置をほぼ放置している上、最近になってTHAAD圧力の程度を高めている。このため、中国は限韓令を強化したり緩和したりしながら、「韓国を手なずける」戦略を駆使しているとの見方もある。2017年末のいわゆる「三不」誓約でTHAAD問題は解決したという韓国政府の立場がない状況だ。