kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

普通はこうだよなぁ ―― 北帰還事業、14日で60年 帰還者が会見

以前にも
マスコミで取り上げられていた
北朝鮮への帰還事業。
今度は、
日本のメディアが記事化していたので。
ブックマークを付けてみました。



なんでも、
今年は
帰還事業の開始から数えて、
60周年目のメモリアルイヤーなのだとか。
それで、
メディアがこぞって取り上げているのですねぇ。
で。
以前に取り上げた韓国メディアの記事は、
12月8日に、
この私の愚痴ブログに載せたのですが。
それと見比べると、
なかなか興味深い内容になっています。
日本の記事では、
まず、
被害者が北朝鮮の極悪な対応、
帰還した人達を
『敵対階層』者として
まあ、
簡単にいってしまうと、
強制収容所、労働教養所、教化所行き予備軍と見なされて
過酷な生活を強いられた。
そんな
不当な扱いに対する
非難、糾弾から始まるのですけども。
韓国の記事では、
そういう指摘が、
丸々、まったく存在してません。
北朝鮮の酷い扱いについては
ほとんど振れられず、
北朝鮮へ人を送り出した日本が悪い……という。
日本の責任、と
補償問題を提起することにばかり、
重点が置かれた
記事構成になっています。



これじゃあ、
読んでて違和感バリバリ。なのも当然というか。
これは
あれですかねぇ。
狂気の文オジサンから、
北朝鮮を非難することは絶対に許さん』
とか
韓国マスメディアに指令電波が発信されていて。
それでも、
北送事業から60周年目の
節目なので。
記事にしないで済ませられない。
では、どうしよう……
全て日本の責任に転嫁すれば、
狂気の文オジサン検閲通過できるぞ。
ということで。
韓国メディアの方は、
北朝鮮の責任については一切振れずに、
日本の責任を糾弾する記事になりました。
と。
そういう裏事情ですかねぇ。
それって、
まさに、
慰安婦』を神聖化して。
肉親を売春婦として売り飛ばした家族、周囲の人間の責任から
目をそらし有耶無耶にする。
これまでの構図と
丸っきり同じなのですけど……



韓国の大本営発表は、
自分に都合の悪い内容は一切公表しない。
ってのが、
ウリナラ文化ですから。
当然の対応、なんでしょう。

 

 

 

www.sankei.com

 

 在日本朝鮮人総連合会朝鮮総連)が「地上の楽園が待っている」などと宣伝し、在日朝鮮・韓国人や日本人配偶者ら9万人以上が北朝鮮に渡った「帰還事業」の開始から14日で60年になるのに合わせ、帰還者5人が12日、東京都内で記者会見を開いた。北朝鮮に渡った後の過酷な生活を振り返り、「夢も青春も奪われた」などと、いまなお消えない苦しみや怒りをあらわにした。

 脱北して日本、韓国に住む帰還者と支援団体が出席。2009年まで約50年を北朝鮮で過ごしたというイ・テギョンさん(67)は、帰還者の多くは国民を階層化する北朝鮮で「敵対階層」に置かれ、監視や差別の対象だったと説明。「自国に戻ることを信じ、かろうじて生き残っている人が今も大勢いる」とし、「われわれには彼らの無事の帰国達成まで闘う責務がある」と話した。

 高校時代から約45年間を北朝鮮で過ごした日本在住の男性(73)は「北朝鮮の政治宣伝にだまされ、夢も青春も剥奪された。この事実を知ってほしい」と訴えた。

 また帰還者の一人は、北朝鮮で1970年代、対日戦争を想定し、日本の地理に詳しい帰還者を集めた狙撃隊が編成されていたと証言した。

 支援団体が14、15の両日、拓殖大文京キャンパス(東京都文京区)で北朝鮮の実情などを伝える映画祭を開く。男性が解説役で出演した作品も上映。問い合わせは「北朝鮮帰還事業60年 北朝鮮に自由を! 人権映画祭実行委員会」(03・5684・5058)。