kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

何か違う ―― 大塚家具、ブランド失墜 ヤマダも市場縮小で前途多難

いや、
大塚家具とヤマダ電機の提携に限った話ではないのです。
今、
町の電気屋って、
どこも
これに似たり寄ったりの経営にシフトしてます
要は、
家電製品単体だと
国外メーカーとか、
ネット通販とかに
価格競争力で勝てないから。
家まるごとの
アフターサービスも含めた商売へと
日本の電器産業(企業)が
移行した結果なのですけども。
でもさぁ、
パナソニックが美容家電に重点を置いていたり、
ヤマダ電機の店の中で、
羽布団とか枕とかベッドを売っていたり、
そういう売り場を広げていたり、
それを見るたびに
『それは違うだろ』
と思うのですねぇ。



なんというか、
日本企業の発想している
スマート家具って、
とにかく
なんでもかんでも
ネット接続して一括管理できれば最先端、みたいな。
そんなのばかりで。
そういう物、欲しいのですかね?
そんなものより、
『イオンを発生させて服に虫がつかないタンス』とか
いや、
イオン効果で虫害の発生を防げるのか、
そこは
研究必要ですけど。
いっそ
タンス(クローゼット)の中の空気を循環させて、
酸素を吸収して窒息させる、それで虫害を防ぐとか。
そういう
機能でもいいですし。
それとか、
振動感知センサーと免震機能の組み合わせで、
『絶対に倒れない家具』
とか
『倒れにくい冷蔵庫とか戸棚とか箪笥』とか。
まあ、
免震機能を小型化して、
家の中に設置して有効に機能できる仕組みを
成立させることが出来るのか。
って問題はありますけど。
幾ら家具を丈夫にしても、
壁が倒れたら防げないだろ。
とかね。
現実問題はたくさんあるでしょうけど。
でもね、
消費者が欲しがる『スマート家具』って。
そういう物じゃないですかね。
震度6とか7でも安心』とか言われたら、
数万円値段高くても、
買う人はいると思いますけど。
むしろ、
数万円程度の出費で済むなら、
みんな、
安心な製品を選ぶのではないですかねぇ。
いちいち、
家具を固定して強度を確かめたりするのは、
とても面倒ですから。
素人には難事ですし。
しかも、
置く場所も選ばないといけませんし。
そういった手間から、
数万円で解放されるのなら……安い出費ですよ。



なんで、
そういう電化家具が出てこないのだろう。
冷蔵庫とか洗濯機とか、
電球とか、
これらは、
『不便』を解消するために生まれたはずです。
一方で、
テレビとかに代表されるAV機器は娯楽用品ですよ。
たぶん、
家具には
まだまだ不便な点がたくさんあるはずですけど。
そういう物を解消しようとする新製品、
というより、
『新市場』がいつまで経っても生まれてこない。
日本の電器屋
娯楽系製品ばかり力入れて、
ニーズのないところに無理矢理需要を発生させるようと
しているように見えるのですけど。
ほんとうに、
不思議だよなぁ。

 

 

 

www.sankei.com

 

 業績低迷で窮地に陥っていた大塚家具は12日、ヤマダ電機の傘下で経営立て直しを図ることを明らかにした。だが“お家騒動”でブランドイメージは傷つき、本業の業績回復に向けた道筋は見えていない。ヤマダは住宅事業との相乗効果に期待を寄せるが、少子高齢化で今後は住宅市場の縮小が見込まれる中、競合との差別化をいかに打ち出すかが問われる。
 「単なる家具提供企業ではなく、トータルに生活提案ができるようにしたいと考えた」。この日の会見で、大塚家具の大塚久美子社長は安堵(あんど)の色をにじませた。
 大塚家具は創業者の大塚勝久氏と長女の久美子氏が経営方針をめぐって対立。平成26年に当時会長だった勝久氏が社長だった久美子氏を解任したが、27年に久美子氏が取締役会で社長に返り咲き、勝久氏が退任した。一連の騒動により大塚家具の企業イメージは大きく低下、その後の業績にも影を落としている。
 30年12月期決算の最終赤字は32億円(前期は72億円の赤字)で、3期連続の赤字になった。今年11月に発表した31年1月~令和元年9月の決算でも、売り上げの減少に歯止めがかからず、資金繰りまで危ぶまれていた。
 こうした中、ヤマダの出資は渡りに船だ。大塚家具は調達する約64億円を物流などの設備投資や広告宣伝費に充て、持続的な成長を図る。
会見で、ヤマダの山田昇会長は売り場における家具と家電の親和性を強調した上で、「大塚の家具は利益率が高い。信用不安が解消すれば回復する」と来期の黒字化に自信を見せた。
 だが、業績回復の道のりは険しい。両社はすでに今年2月、業務提携を発表。ヤマダは大塚家具から商品供給や社員の派遣を受けている。山田氏は「以前は5万円の家具が売れなかったが10万円でも売れている」と提携の成果を話す一方、子会社化ならではの相乗効果については、ポイント共通化に触れた以外は具体策に乏しかった。
 帝国データバンクによると、家具小売業者の売上高は平成29年度まで増加が続いている。だが、家具市場への影響が大きい住宅着工統計は29、30年と2年連続で前年割れしており、先行きの市場環境には暗雲が垂れ込める。
 会見で、「結果主義だがチャンスは与える」と話す山田氏だが、久美子氏がこれまで進めてきた海外事業などで具体的な成果は出ておらず、今後も進退をかけた正念場を迎えている。

 

発想的には、
『掃除機で吸引する布団圧縮袋』とかと同じで。
それを
あらゆる分野の家具へ広げていく感じ、ですかね。
こういう
『電気製品を工夫して使えばはるかに便利』的な需要は、
まだまだ、
たくさんある、
と思うのですけど。