願望に基づく決断は誤りばかり、
というのが常識なのですけども……
ちょっと
興味深い世論調査結果が
韓国メディアに掲載されていたので、
ブックマークを付けました。
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うーん……
これは、どういう類いの数字と解釈したらいいのか。
『そうあって欲しい』
という
願望込みの回答、
と見ればいいのですかな。
実際、
韓国軍が北朝鮮と戦闘した場合、
まともに戦えない、
実戦能力において、
北朝鮮とさほど優劣に差がない、
その現実は、
過去の『延坪島砲撃事件』でも明らかになっています。
また
現在進行中の
米朝紛争では
韓国の頭を飛び越えて事態が推移していく。
その現実を
否が応でも見せつけられて。
その中での、
この回答です。
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仮に、
日本国内で、
日本人に在日米軍に対して、
似たような世論調査を行った場合。
ネガティブな回答をする人は少ない、でしょう。
でも、
それは
在日米軍を信頼しているのでは無くて、
ネガティブな回答を出して、
在日米軍にネガティブな印象を持たれることを怖れて。
好意的な回答をする、
という。
そのような背景から作られた数字、になります。
願望込みの回答ですね。
つまり、
一段階『米国寄り』に配慮された回答。という解釈。
この辺は、
統計の専門家が
世論調査の設問について
そのような『誘導の怖れがある』警告と解説を何度も出してます。
果たして、
韓国メディアが掲載した
この数字には、
どういった真意が隠されているのか。
気になりますねぇ。
在韓米軍がなくても韓国が北朝鮮との戦争で勝てると考える韓国人が56%に上るという調査結果が出された。
米シンクタンクのシカゴ国際問題協議会(CCGA)が16日に公開した「韓国人は韓米同盟に肯定的だがトランプ大統領の駐留国支援要求には反対する」という題名の報告書によると、最近韓国の成人1000人を対象にしたアンケート調査でこうした結果が出た。回答者のうち78%は韓国が北朝鮮から攻撃を受ける場合に米国が防衛するだろうと自信を持った。このうち31%は「非常に自信を持つ」、47%は「ある程度自信を持つ」と答えた。一方、56%は在韓米軍の助けがなくても韓国軍自ら北朝鮮との軍事対決で勝利できると考えた。
在韓米軍に対する支持度は高い方だった。回答者の74%は在韓米軍の長期駐留を支持し、87%は米軍駐留が韓国の安保に多いに役立つと考えた。しかし米国の防衛費分担金増額要求に対しては26%が増額を拒否すべきとし、68%は米国が要求した47億ドルより低い金額で交渉すべきと答えた。
一方、今回の調査で回答者の92%が米国との同盟を支持すると答えた。このうち63%は韓米同盟が両国ともに利益になると評価した。26%は主に米国の利益になると答え、8%は韓国が主な受恵者とした。
今回の調査は韓国国際交流財団(KF)の支援を受けたCCGAが韓国リサーチに依頼して行われた。9~11日に韓国の成人1000人を対象に有線・無線電話で実施された。信頼水準は95%、誤差は±3.1ポイントだ。