『失念していた』とか
『ケアレスミス』で済まされる内容ではないですよねぇ。
かといって、
サンプルとして抽出した団体だけを処罰するのは、
不公平……
となると。
全数調査して、
交付金を貰っているのに
適切な処理をせず、
賃金の支払いに充ててなかった団体については、
『横領』で起訴する、
とか。
そこまで、
やらんと。
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日本の行政って、
ところどころで、
このような『性善説』を前提にした
『やりっぱなし』『管理不全』のまま放置されていたり。
それが、
当たり前になっていたりして。
でも、
サンプル抽出で、
全数の10%程度がきちんと処理していない、とか。
これ、
『ミス』で済まされる頻度ではないですよ。
意図して
最初から横領目的だった、
と思われても仕方ないレベルじゃないですかねぇ。
それを放置している、
とか。
対応がずさん過ぎます。
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行政が
同じ手間暇掛けるのなら。
行き先不明になる交付金を出すより、
保育士の税金控除、数倍にするとか。
そっちの方が、
保育士個人の実質賃上げに確実に繋がると思いますけど。
管理不全で、
失敗するよりは
そういう
やり方もアリではないでしょうか。
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この件、
業界関係者とかは、
どのように考えているのでしょうかねぇ。
保育士の賃金を増やすため国などが平成29年度までの2年間に保育施設に支出した交付金のうち7億円余りが、実際は賃金の上乗せに使われていないか、または使われていない可能性の高いことが会計検査院の調査で分かりました。
保育人材を確保するため、国は保育施設の運営費について、勤めている保育士の平均の勤続年数や役職などに応じて加算をつけ保育士の賃金を増やすことを目的とした交付金を支払っています。
この交付金が適切に使われたか、会計検査院が平成28年度と29年度分について全国の保育施設のうち6000か所余りを抽出して調べたところ、延べ660の施設で合わせて7億1900万円余りが実際は賃金の上乗せに使われていないか、または使われていない可能性の高いことが分かったということです。
その理由について多くの保育施設は「失念していた」と回答したということです。
会計検査院は内閣府を通じて市町村に、交付金が適切に使われているかどうか確認や指導を行うよう求めています。
内閣府は、「あってはならないことで適切に使われるよう指導していきたい」としています。