私は、
中東情勢については、
ほとんど知識が無いので。
ホルムズ海峡沖で、
日本企業がチャーターしていたタンカーが攻撃を受けて、
すったもんだのあげくに、
自衛隊を調査目的で派遣することになった。
程度の
世間話しか知らない私の頭では
ちょっと理解不能だった
このニュース。
大筋が見えて来たので、
ブックマークを張ってみました。
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で、
未だにやっぱり理解出来ないのですけど。
アメリカは、
イランと戦争がしたいのですかねぇ。
国家要人を殺害して、
それで『対話』とか。
成り立たないのは重々承知しているハズなんですけど。
仮に
国家間の『戦争』にまで発展しなかった、
としても。
今回の
要人殺害は、
報復攻撃=テロの動機になりえます。
これで、
情勢が好転する、
とか
あり得ないですよねぇ。
そのくらいは、
アメリカの頭脳集団の方々も
予測済みだと思うのですが。
どういう
シミュレートの結果、
攻撃の決断になったのか。
うーん、
どうなんだろう……
時間のかかる消耗戦、よりも。
火種を爆発させて
短期で決着をつける『決戦』を選んだのかなぁ。
決戦の場合、
一時的な被害は大きくなりますけど。
それで
決着が付いて
その後は被害が減少するので。
トータルで見れば、
利益がでる、
って結果もあり得ます。
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あと、
アメリカ大統領選、
トランプさんの再選スケジュールと。
これと
関連させての計画とか、
そういう考えもあるのかなぁ。
選挙直前に、
大きな戦果をあげる、
つもりで。
今から、
その仕込みに入った、とか。
【ワシントン=黒瀬悦成、ベイルート=佐藤貴生】米国防総省は2日、イラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のソレイマニ司令官を攻撃し殺害したと発表した。ロイター通信は、イラクのバグダッドの国際空港で3日未明、同氏らが乗った車列が米軍のヘリコプターに空爆され、同氏やイラクの民兵組織幹部らが死亡したとしている。
国防総省は声明で、攻撃はトランプ大統領の命令で「外国の米要員を守るための果断かつ防衛的な措置」として実行されたとした。これを受け、米国務省はイラクに滞在する米国人に退避勧告を出した。
ソレイマニ氏はイスラム教シーア派武装組織の支援などイランの対外工作を統括する重要人物だ。同国の最高指導者ハメネイ師は「抵抗のジハード(聖戦)が2倍の意思で続くことを知るべきだ」と、報復を示唆。ソレイマニ氏の後任に同部隊のイスマイル・ガアニ副司令官を任命した。
国防総省はソレイマニ氏とコッズ部隊が、米民間人1人が死亡し米兵4人が負傷した昨年12月27日のイラク北部キルクーク近くの基地への攻撃を含め、過去数カ月間、イラク国内での多国籍軍の基地への攻撃を首謀したと非難した。12月末のバグダッドの米大使館襲撃もソレイマニ氏が命令したとしている。
同省は空爆の狙いを「イランによるさらなる攻撃を抑止するため」とし、「世界のあらゆる場所で米国民と米権益を守るため、全ての必要な措置を講じていく」と強調した。国務省はコッズ部隊を「外国テロ組織」に指定している。
【ベイルート=佐藤貴生】イラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のソレイマニ司令官が米軍に殺害され、現場となったイラクの首都バグダッドでは4日、葬列の行進開始に合わせて市民数千人が街頭で弔意を示す一方、「米国に死を!」などと叫び反米色をあらわにした。
ソレイマニ氏の遺体はイスラム教シーア派の聖地があるイラク中部ナジャフまで運ばれる。米軍は3日未明、バグダッドの国際空港で同氏らの車列を空爆。自国が殺害現場となったことで、イラクでは米軍への反感が強まっているようだ。
遺体は近くイランに搬送され、国内各地を葬列が行進する大規模な追悼行事が行われる見通し。昨年11月、過去最大規模ともいわれる反政府デモが起きており、知名度が高かったソレイマニ氏の殺害を国民の団結に利用する指導部の狙いもうかがえる。3日には、イラン各地で殺害を非難する反米デモが行われた。
イランの国防、外交全般を統括する最高安全保障委員会は3日、緊急会合を開き、「米国は報いを受けることになる」などとする声明を出した。最高指導者ハメネイ師も「厳しい復讐(ふくしゅう)」が待っていると述べており、指導部内で対米報復論が強まっている。
さて、
今のところ、
『アメリカの正義』を証明する情報は、
まだ、
トランプ大統領のコメントが小出しに出ているだけですが。
これから、
大々的に、
『テロリスト』達の悪辣な大規模計画が
生々しく公表されるのですかねぇ。
それが無い事には、
アメリカの立つ瀬がありませんし。
ねぇ……
しかし、
日本が自衛隊を派遣決定した矢先にこれです。
これはもう
他人事では済まないのですけど。
まさか
今から
『派遣はやっぱ無し』とか。
手のひらを返すわけにも行きませんし。
……戦争が始まれば別ですけども。
どないしてくれよう。