この方、
世間の注目を集めるために、
問題発言を織り交ぜて挑発的なスピーチをする、
ときと。
素で、
問題について全く気がついていない
『うっかり』
と。
両者が混淆して出てくるので、
いっそう始末に負えないのですよねぇ。
今回の件は、
ウッカリ系ですかね。
『アイヌ』民族については、
なかなか
一般の認知度低いですし。
私は、
20年近く
北海道で暮らしていたので。
いろいろ知識と経験を得ましたけど。
札幌とか
公教育の中で、
『アイヌ』に関するワークショップみたいな授業を
一部で取り入れてますから。
身近で暮らしている
異なる文化をもった同胞ですから。
公教育で、
彼らについて
それなりの知識を得る機会を用意しています。
でも、
北海道から
こちらの関東圏に戻ってきたら。
毎日の生活の中で、
『アイヌ』という単語に触れる機会が
まったくありません。
この現状下において、
『アイヌ』を
常時意識しているのは、
ちょっと無理でしょう。
麻生副総理兼財務大臣は13日、福岡県で開かれた会合で「2000年の長きにわたって、1つの民族、1つの王朝が続いているなんていう国はここしかないから、いい国なんだ」などと発言したことについて、14日の記者会見で「誤解が生じているならおわびのうえ訂正します」と述べ、陳謝しました。
麻生副総理兼財務大臣は13日、福岡県直方市で開かれた会合で、去年のラグビーワールドカップでの日本代表の活躍に触れたうえで「2000年の長きにわたって、1つのことばで、1つの民族、1つの王朝が続いているなんていう国はここしかないから、いい国なんだ」などと述べました。
これについて麻生副総理は閣議のあとの記者会見で「政府の方針を否定するつもりは全くないので、誤解が生じる発言になっているというのであれば、言い方に気をつけなければいけない。おわびのうえ訂正します」と述べ、陳謝しました。
そのうえで麻生副総理は「長いこと日本という国は、民族の大移動なんていうものもなかったし、他の民族から占領されて変わったということもない。国の地域が動いたということもないから、比較的まとまった形で2000年近くの間、継続してきたということを述べただけの話であって、そのように理解いただければと思う」と述べました。
菅官房長官は記者会見で「アイヌ民族を含めて否定する意図はないと聞いており、麻生副総理兼財務大臣から説明があるだろう」と述べました。
そのうえで、アイヌ民族の誇りが尊重される社会の実現を図るとした政府の立場を説明し、「麻生大臣の発言は政府の立場を否定するものではない」と述べました。
立憲民主党の福山幹事長は記者会見で「コメントをするのもあきれるくらいであり、論外だ。すぐにおわびして訂正するような発言を何回も繰り返すのは副総理兼財務大臣として、いかがなものかと言わざるをえない」と述べました。