当初から、
私の見立てでは
『かなりの大事』だったのですけども。
その予想通りに
中国政府の対応が、
形振り構わないものになってきました。
世界保健機構WHOまで
出張ってきて。
もはや『隠蔽不可能』と、
覚悟を決めたのでしょうか……
・
・
・
しかし、
交通機関を停止する、
とか。
これ、
多分これだけで終わらないですよね。
道路封鎖なしで、
単に交通機関の停止だけでは、
大した効果は見込めませんから。
交通機関の運航停止だけでは、
実質、
穴だらけです。
ということは、
この先に、
『道路封鎖』が控えているのは間違いないでしょう。
となると、
これはもう
『戒厳令』ですねぇ。
どう見ても。この先に待っているのは。
※
ちょっと説明が不足していたので足しておくと。
この後、
中国政府が道路封鎖にまで踏み切る場合、
道路を封鎖するのは、
警察ではなくて、
『軍隊』の仕事になる、はずです。
警察では、
反抗、強行突破を計画する暴徒に対して、
十分な抑止力を発揮できませんから。
組織的な対応面でも、
日本で言う『県』を
まるごと道路封鎖、周辺も遮断するには、
警察官では数が少なすぎて
十分な成果が望めませんでしょうしねぇ。
で、
『軍隊』が道路を封鎖して治安維持に努める……
となると。
行政の機能についても
一時的に
協力という名目で
現地封鎖を担当する軍隊の指揮下に入ることになるだろう、と。
というのが
私の見立てです。
・
・
・
つまり、
『戒厳令』が発せられるほどの
『大事』だと言うことです。
今
目の前で拡大している、この危機は。
ひょっとすると、重症化、致死率は中国政府公表値より遙かに高いのかも。
けれども、
日本政府の認識は、相も変わらず、
ノラリクラリとした対応で。
多分、
日本国内で
拡散が始まったら、
政府対応が追いつかず、
パニックになるんじゃないのかな。
・
・
・
ちなみに、
世界保健機構WHOの判断は、
『かなり黒に近い灰色』って事らしいですね。
検討会議を延期する……
ってことですから。
まずもって、
『緊急事態』を出すには、
今ひとつ確証がない。踏ん切りがつかない……
という思惑で。
『もっと情報が欲しい』という流れでしょう。
中国政府からの報告が急変しすぎて、
事態の展開に
議論が追いつかない。
って具合でしょうか。
中国で新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎の感染が拡大していることを受けて、武漢の地元当局は、感染の拡大を防ぐため、武漢市内のバスや地下鉄、長江をわたる客船などについて、現地時間の23日午前10時から当面の間、運行をとりやめると発表しました。また、市民に対して、特別な用事がないかぎり、武漢を離れないよう求めています。
中国で感染が拡大する新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎についてWHO=世界保健機関は専門家による緊急の委員会を開き「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」にあたるかどうか検討しましたが、さらなる情報が必要だとして判断を延期し、23日、再び委員会を開いて検討することを明らかにしました。
中国では湖北省武漢を中心に新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎の患者が相次ぎ、日本やアメリカなど中国以外でも患者が確認されていて委員会の判断が注目されていました。