kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

日本が中国みたいにならない、と言える理由 ―― 新型肺炎、京都の感染男性は中国籍の接客業20代

最近、
毎日のトップニュースは、ほぼこの話題。
新型肺炎について。
テレビは、
やたらと『危機感』を煽っているのですけども。
そこは、
商売ですから。
視聴率を稼ぐために。
『センセーショナル』な見出しを付けて。
視聴者を惹き付けるために、
あの手この手で煽るのが当然。
それが
彼らのお仕事ですからね。



で、
私になりに色々と情報を集めてみて。
といっても、
ネットで検索できる範囲ですが。
それでも
現地の情報を、
個人で拡散している人もいますし。
集めれば
それなりに
事情が見えてきます。
それらを
照らし合わせていくと。
少なくとも、
日本は
今の中国のようには
ならないだろう。
との
確信に至ったのですが。
その理由について、
参照にした記事に
ブックマークを付けながら。
まとめてみたい、
と思います。



まず、
根拠として
中国の感染者拡散スピードと。
日本の場合が、
あまりにも異なっている、
という現実があります。
中国・武漢
これはもう『特殊例』として除外したとして。
たとえば、
中国・北京で
新型肺炎患者が発見されたのが、
1月20日くらい。
で、
日本で
新型肺炎患者が確認されたのは、
北京で確認された日付よりも早く、
1月17日なんですよね。
ちなみに、
韓国で初めて患者が確認されたのが
1月20日です。
19日に中国から入国してきた旅行者だとか。
いちおう
このブログで
上記の日付の過去記事を検索すると。
そのときの
記録が残っています。
で、
その後、
北京では感染者が
2月3日の時点で212人確認されています。死者も出てます。
しかるに、
日本はというと。
国内での二次感染者は1~2人、
感染者の総数は
国外から入ってきた人を合わせて、
50人行かない程度です。
比較したら明らかですが、
武漢を抜いた
中国の主要都市と日本の感染者増加ペースが
丸っきり異なっているのです。
ここまで
大きな乖離がある場合、
これはもう
日本と中国では
環境要因に決定的な差がある。
と、
それでしか説明できません。
つまり、
日本国内では
中国と同じペースでの感染拡大はあり得ない。
と、
既に
患者数で明らかになっているのですね。



さらに、
日本で特徴的な事例、として。
あげられるのが、
これまで『家庭内感染』が確認されていない。
これが、
中国や他の国と、
感染拡大が異なっている決定的な差、
の理由として挙げられる、
と。
私は見てます。
というのも、
先に挙げた、
北京での感染拡大、
それ以外の中国内地域での感染拡大でも、
大きな要因として警戒されているのに。
『家庭内での二次感染』事例が多発している。
これが原因として指摘されています。
韓国でも、
家庭内で二次感染が発生して、感染者が増えた事例が
ニュースになっています。
しかし、
日本では、
今のところこれらの
家庭内での感染事例は確認されていません。
二次感染が確認されているのは、
職場での感染例が1例だけ。
昨日だかに、
二例目になるかどうか怪しい患者が
京都に新たに現れた、
という具合ですね。
これ、
中国や、韓国と比べても、
かなり低い水準です。
ひょっとすると、
追跡できていなくて取りこぼしがあるのではないか。
と思えてしまう程ですが。
実際には、
感染者の周辺関係者、
いわゆる『濃厚接触者』について
日本政府が
追跡調査してますから。
事実として、
感染事例が出ていない。
この結果は、
原因として日本の核家族が進んだ現状がある、
と考えられますねぇ。
つまり、
中国や韓国と比べて
親との同居世帯が少ない。
なので、
家族の誰かがで感染しても親に感染拡大しない。
という
家庭事情が一因になっているのでしょう。
それと、
他人とのスキンシップが少ない、点もあるでしょうか。
握手とかハグの習慣がない。
日本社会は、
どちらかというと
他人との身体的接触を避ける傾向が強い。
というのも
二次感染が少ない背景に
挙げられるかもしれません。
身の回りで、
接触れる形で手渡しされる機会、って。
ほとんどないですよね。


さらにもう一つ、
日本が
中国と異なる点として、
これまで
院内感染事例が報告されていない。
中国では、
武漢や、
それ以外の地域で、
治療を受けに病院に行って、
そこで新型肺炎に感染し重症化した、という……
ちょっとシャレにならない事例が、
再三再四ニュースになって流れています。
だから、
中国では
『病院に行くな』『家で薬を飲んでおけ』
という主張がネットで流れているくらいです。
けれど、
日本では、
こういう事例はこれまで全く報告されていません。
まあ、
そこまで感染者が出ていない。
という背景もありますけども。
日本でも
感染者が、
病院に診察を受けにいった事例はあるわけです。
なのに、
そこでの院内感染が発生していない。
とか
とか、
この騒動が始まってから
そろそろ1ヶ月は経とうか……
という時間が経過したわけですけど。
その間、
中国国内での感染拡大状況と
日本国内での感染拡大状況とは、
天と地ほどの差があります。
ちなみに、
韓国の感染事情は、
どうも中国の後追いをしているようで。
これは
中国と韓国の
ライフスタイルの近似性によるものかなぁ。
と思ったり。
だとすると、
日本よりも
韓国の方が
遙かにリスクが高い、のではないかなぁ。
と思えたり。



まあ、
それはそれとして。
日本が中国の、
例えば
北京みたいな感染拡大状況になるには、
今の
日本の医療体制が即日崩壊する、くらいの
予測不能で巨大な外的要因が無い限りは。
あり得ない、だろう。
と。
今回の新型肺炎騒動でも
そこまでのインパクトはありません。
これまでの
推移を見る限り、
そう推測できます。
で、
その上で、
これから
日本は如何にするべきか、
ですが。
とにかく可能な限り中国を支援して。
早いところ、
中国国内での
感染拡大を収束させてもらう。
隣家が、
派手に炎上し続けている限りは、
どうやったって、
飛び火のリスクが減らないわけで。
このままでは
いつまで経っても
枕を高くして寝れませんから。
なので、
日本の安全が確認できた上で
次のフェイズに移って。
感染源を元から根治する。
そのために
最大限の支援をする。
と。
そろそろ、
日本社会の中で
そういうコンセンサスを
作り始める時期ではないかなぁ。

思う次第です。

 

 

 

jp.yna.co.kr

 

【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は6日、国内で新たに4人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。韓国内での感染確認は、前日退院した1人を含め計23人になった。
 新たに感染が確認された4人のうち3人は韓国人で、いずれも国が指定する病院に入院した。残る1人は中国人。
 20人目の患者は40代の韓国人女性で、新型肺炎が発生した中国・湖北省武漢市への渡航歴がある15人目の患者の家族。
 21人目の患者は50代の韓国人女性で、6人目の患者の接触者だ。
 22人目の患者は40代の韓国人男性で、旅行先のタイから帰国後に感染が確認された16人目の患者の家族。
 23人目の患者は50代の中国人女性で、先月23日に観光目的で来韓した。保健所による調査で発熱が確認され、ウイルス検査を行った結果、陽性となった。この患者も国が指定する病院に入院する予定だ。

 

 

www.sankei.com

 

 京都市は5日、同市在住の中国籍の20代男性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。京都市立病院に入院中で、肺炎の症状があったが、回復傾向にあるという。中国湖北省武漢市への渡航歴はなく、京都市内で中国人相手の接客業に従事していたという。京都市での感染者は2人目。
 市によると、男性は1月25日に37・5度の発熱があり医療機関を受診。回復しなかったため、31日から市立病院に入院していたが、2月4日の検査で感染がわかった。
 男性は接客した中に武漢市出身者がいた可能性があると話しているという。25日以降出勤はしていないが、25~28日まで韓国籍の友人が看病しており、市ではこの友人についても経過を観察するとしている。
 市は湖北省への渡航歴がなく、渡航者との接触も明確に確認できない今回の男性の感染を受け、新型コロナウイルスへの感染が疑われる場合、同省への渡航歴などを含む国の要件に該当しなくても積極的に検査する方針を決めた。

 

 

 

toyokeizai.net

 

新型コロナウイルスの患者は中国全土で増え続けている。 2月3日の午前0時時点で累計1万7205人だ。新たに確認された症例の70%超が武漢市のある湖北省に集中している。感染の疑われる症例が全土で累計2万1558例あるほか、感染者と濃厚接触した可能性のある人物も18万9583人いる。
本記事は『財新』の提供記事です
武漢郊外では、2月2日に「火神山医院」が引き渡され、翌3日から患者を受け入れ始めた。軍部から選出された1400人の医療スタッフが治療にあたる。武漢市は、新型コロナウイルスの①患者、②感染の疑いがある人、③発熱した人、④患者と濃厚接触した可能性のある人の「4類人員」を、2月2日の昼12時までに集中治療および隔離することを要求する緊急通知を出していた。
それ以前は、武漢にいる、感染が疑われる大勢の人々がすぐに治療を受けられず、世間の注目が集まっていたのだ。
2月1日、「武漢120救急センター」のあるスタッフを取材すると、肺炎患者のベッドは不足しており、スタッフは毎日、一日中働いているという。 「一部の患者は病院を何軒も探し、3、4軒回っても受け入れてもらえるとは限らない」。
上述の通知では、重症患者は入院して隔離しなければならないが、軽症患者は入院によって隔離することができず、ホテルを臨時の隔離区域にするとしている。また、家庭内での感染を防ぐため、自宅での隔離は禁止だ。
ある感染の疑いのある人物の親族は「疑いのある患者の隔離について、ようやく重要かつ意義のある一歩が踏み出された。少しほっとした」と語る。 2月2日夜に「武漢赤十字会病院」などの様子を見る限り、診断プロセスを加速し、隔離して集中治療する能力を高める措置は実を結び始めているようだ。
一方、家庭内での感染は頻繁に発生している。楊さんの家族は武漢の漢陽区に住んでおり、父親は1月29日に呼吸不全で亡くなった。楊さんと母親も数日間にわたって38度以上の高熱と激しい咳にさいなまれている。だが、何度病院に行っても門前払い。楊さんはとうとう記者と会話することさえできなくなり、ショートメッセージでやりとりせざるをえなかった。楊さんと母親の診断結果はまだ出ておらず、入院できていない。
画像をクリックするとコロナウイルスに関連する記事の一覧にジャンプします
国家衛生健康委員会の高級専門家グループのメンバーである李蘭娟氏は、2月3日に中国国営テレビのインタビューで、「武漢は検査試薬の量が依然として不足しており、検査を受けられない人がいる」と述べた。
漢口在住の、感染が疑われる男性は「妻は感染者数が急増した1月中旬に発症したが、1月の終わりまで指定外の病院で隔離され、検査を受けられなかった。問診や画像診断などの指標は新型コロナウイルスの感染を示唆しているが、今でも正式に診断されていない。政府はいつだって動きが遅い」と力なく話す。
感染の急速な拡大を防ぐためには、家庭内などでの集団感染を減らす取り組みが重要だ。「北京市疾病センター」によると集団感染とは、14日以内に小さな範囲内(家庭や職場など)で2人以上が感染し、濃厚接触による人から人への感染の可能性があるなどのケースを指す。
北京市では、集団感染が多発しており、重大かつ難しい課題となっている。北京市政府の2月3日の発表によると、同日0時までに北京の新型コロナウイルスの患者は累計212人だが、その半数以上の124人が集団感染に関与している。その内9人は、「首都医科大学附属復興医院」内での集団感染で、5人は医療スタッフ、4人は入院患者だ。
2月3日、「広州市疾病センター」によると、患者の(自宅の)ドアノブから新型コロナウイルスの痕跡が発見された。このことは飛沫感染だけでなく、接触感染のリスクも示している。感染力の強い新型コロナウイルスに対抗するには、手洗いを励行し、家庭を清潔に保ち、換気をよくするだけでなく、日常的によく触れる物を消毒することも必要だ。