日本国内でも、
しきりに『中国からの渡航客の全数入国拒否』を
唱える人達がいるのですけども。
一方で。
私みたいに
それには反対の考えを持っている人とか。
もっと積極的に、
中国支援を表明して行動している人が
かなりの数、
中国支援の意志を具体的な形にして
表しています。
一方で、
韓国は、
大統領請願に数十万人の規模で、
60万人くらいでしたか、
『中国からの入国禁止』というより、
『中国人の入国禁止』請願に署名した、という形で
中国拒否を明確に示しました。
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中国が
日本と韓国に対して対応が異なる、
というのは。
この差なんですよ。
私が、
中国からの入国を依然として認めている
日本政府の方針を支持しているのも。
こういう風に
隣に
国民が『中国人拒否』を明確に示して、
中国から『負の感情』を向けられている国の
具体例が存在しているからで。
日本には、
そんな危うい事になって欲しくない。
と考えているからです。
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虐めた方は、
すぐに忘れても。
虐められた方は、
その痛みを、
なかなかすぐには忘れない。
場合によっては、
一生忘れないかも知れない。
日本人は、
その事実をもう少し重く受け止める、べきではないですかね。
今回のことで、
中国はすぐに恩を忘れる、でしょう。
でも、
恨みは次の世代まで続くかも知れない。
とくに、
肉親、知人に感染者、発症者がいて。
それが
不幸な結果になったしまった場合。
日本国内での中国人拒否を口実に逆恨みされる、
って事態もあり得ます。
今の中国は、
『極限』に近いギリギリ切羽詰まった非常状態ですから。
街中、ゴーストタウンで誰も歩いていない。
マスクしていないと歩けない、逮捕される。
3人以上の会合、食事は禁止、
感染者は問答無用で強制的に施設に隔離される、とか。
至る処で防護服着た職員が消毒剤を撒いていたり、
とか。
そんな異常な状況に置かれた人達に
理知的で冷静な受け止め方を求めるのは、
無理ですよ。
勢い、
感情的になるでしょう。
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今回の新型肺炎騒動で、
そういう
中国人十数億人の負の感情と
まともに衝突する危機を
日本人は望むのか。
選択するのか。
そこは
真剣に考えるべきではないですかね。
今の状況で、そこまで考えていない、
ってのは
『甘え』であり
『傲慢』だと思うのです。
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たしかに、
日本国内における感染拡大を防ぐためには。
中国からの入国全数拒否、
これが、
かなり有効な手段であり。
それをしなかった
日本政府の方針では、
保菌者の入国を防げず許してしまった、
それで
日本国内での感染拡大リスクを
増やしてしまった。
それも事実です。
でも。
私は、中国に対して、
『尻尾を振る』必要はないですけども。
『尻尾を踏む』必要も無い。
その
バランス感覚が、
より重要だと。
必須だと考えています。
日々、
日本のメディアが垂れ流している情報、発言には、
それが無い物が、
チラホラ見かけられて
危ういなぁ。
「韓国の寄付が明らかに多いのに、なぜ日本だけを記憶するのか」--。
「韓語学長」というIDを使うほど、韓国語と韓国文化に造形の深い中国ネットユーザーが11日、中国SNSの微博にこのような題名のコメントを載せた。新型コロナウイルス感染症(新型肺炎、コロナ19)の感染拡散事態を受け、韓国と日本は中国に多くの援助をしている。ところが多くの中国人は日本との友情だけを記憶し、韓国の援助は無視しているというのがこの投稿の中心内容だ。
中国内のこのような雰囲気は早くから確認されていた。「感染症は一時的なものだが、友情は末永いものだ」。中国外交部の華春瑩報道官が今月4日、オンライン定例記者会見で述べた言葉だ。華氏は「中国は日本人の温かく良心的な振る舞いに注目している」とし「日本政府と社会各界の理解と支持に感謝する。心に深く刻みたい」と話した。
各国の支持と同情に言及したりしたが、日本だけを特別に取り上げて感謝の表現を残した。華氏は翌日、防疫物資を支援した21カ国を挙げて韓国にも謝意を表した。だが、日本だけに対する「特別な感謝」とは大きな温度差があった。
事実、新型コロナ事態の渦中に韓国が中国に示した誠意は日本に劣らなかった。救援規模は日本よりも大きかった。成均館(ソンギュングァン)大学中国研究所によると、5日基準で韓国企業約20社が中国に届けた寄付と救援物資は約8926万人民元(約14億400万円)ほどだ。日本の支援額(4652万人民元)に比べて2倍近く多い。
それでも中国では、なぜ日本の援助のほうが記憶に残っているのだろうか。新型コロナの対策発表過程で韓国政府が見せた一貫性のない態度、中国政府の意図的な排除などさまざまな解釈がある。
韓国に愛情を持つ「韓語学長」は「援助のディテール」に違いがあった点を指摘する。韓国は事態の早い段階から繰り返し政府や民間から寄付物品を届けた。日本は韓国よりも小さな規模の援助をしたが、代わりに別のものを追加した。それが「感動と応援」のメッセージだった。
最近、元日本首相2人の映像メッセージが中国で話題になっている。「村山談話」で韓国でも有名な村山富市氏と2009~2010年に執権した鳩山由紀夫氏だ。
村山氏は「武漢頑張れ(武漢加油)」という色紙を持って中国人に応援メッセージを届けた。鳩山氏も「山川異域 風月同天」という文字が書かれた色紙を手にしていた。「遠く離れているが、心はともにある」という意味の言葉だ。
日本は韓国に劣らず観光産業で普段中国人観光客の比重が大きい。免税店や飲食店など、中国人観光客が多く訪れる日本の店ではマスク着用など新型コロナの感染に注意するよう呼びかける張り紙をしながらも、ここに「中国頑張れ(中国加油)」「武漢頑張れ」というメッセージも添えている。大阪の通りには「ファイト武漢!(挺住武漢!)」という垂れ幕を商店会次元で掲げたりもした。
日本政界の動きも活発だ。新華社通信によると、日本執権自民党は3月から新型コロナ事態に関連し、中国に寄付する党員に最大5000円まで控除することにしたと10日、発表した。
韓国もこのような動きがないわけではない。変化の様子が現れている。北京にある駐中韓国大使館は11日、「中国の困難は私たちの困難だ」と書かれた横断幕を掲げた。ソウル市は11日、新型コロナウイルス拡散防止のために中国12都市に6億ウォン(約5600万円)相当の医療用物資を支援すると発表した。
その後、中国官営メディアとソーシャルメディアで好意的な評価が続いている。中国官営「環球時報」は「韓国のこのような表現を深く刻まなければならない」と評価した。韓国の地下鉄にもある市民が中国を応援するメッセージを張り出した。
だが、もう少し早かったらどうだっただろうか。再び「韓語学長」の話だ。「韓国にしても日本にしても、両国の援助はどちらも感謝すべきことだ。ただ、韓国は(日本と比べて)ディテールで大きく及ばない」
漢陽大学ソウルキャンパス[写真 漢陽大学ホームページ]
新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)により開講を控えている大学街が混乱している。韓国の大学に中国人をはじめアジア諸国から来た留学生が多いためだ。ほとんどの大学が開講を延期して中国人留学生を対象に隔離措置を取ったが、韓国学生たちの反発にぶつかっている。
忠南(チュンナム)のある特殊大学院は開講を先送りせず今月初めに開講した。この大学院は外国人学生の割合が50%に達する。その中でアジア出身の留学生が半分以上となっている。キャンパス内で移動する時にも学生たちのほとんどがマスクを使っている。講義室でも韓国人学生は全員マスクを使って授業を受けている。
在学生であるナムさん(27)は「学内に咽喉痛がひどい中国人留学生がいるという噂が立って不安だった」として「中国だけでなく他のアジア諸国で感染した事例があるため、開講を先送りすべきだった」と話した。これに対して学校側は「咽喉痛があった中国人学生は新型肺炎検査結果、陰性診断を受けた」として「中国人在学生を対象に毎日発熱状態を確認しているが、異常症状がなく活動を控えるように勧告している」と説明した。
延世(ヨンセ)大学、漢陽(ハンヤン)大学などソウル市内の主な大学は寮をめぐって学生たちと対立している。延世大学は開講を延期しながら休み期間中に寮に残留していた学生たちに退室を通知して論議を呼んだ。延世大学は10日、中国などを訪問した留学生などを隔離するために他の学生たちに退室するよう告知した。
翌日である11日延世大学総学生会のホームページの請願掲示板には「学校が告知した退室期限があと1週間切っている状況で新しい部屋を探すのは現実的に不可能だ」として「学校側は不十分な行政処理に対して謝罪し、1カ月間居住する施設などを提供しなければならない」という内容の文章が掲載された。13日現在、該当請願に206人の学生が同意した。
学生たちの抗議が強まると延世大学は希望する学生たちに限って残留申請を受けることにしたという。しかし、一部の学生たちは依然として学校側の行政処理が残念だという立場だ。実家が慶南(キョンナム)地域にある在学生のAさんは「学校側が退室期限を一週間しか残っていない時点に告知した」として「ソウルにある会社でインターンをしているが、やめるかどうかを悩んだ」とした。
漢陽大学も寮の中の一棟を隔離施設に定め、韓国人学生全体に16日間退室するように求めて抗議を受けると残留申請を受けることにした。実家が全南(チョンナム)地域にある在学生のイさん(24)は「寮の行政室に行って抗議した」として「その後、新しい告知があった」とした。漢陽大学関係者は「学生たちの反発が大きくて学校が直接全数調査をした後、他の寮で生活できるように支援した」として「どの対策を立てても不便を強いられるため、反発が起きる状況」と明らかにした。
建国(コングク)大学は休み中に入国した中国人留学生を一つの寮に1人1室で隔離した。空港で検疫を通過した留学生が学校に到着すれば直ちに該当寮に自家隔離される形だ。しかし「中国人学生たちが寮内のジムやカフェテリアなど共用施設を自由に利用している」として「これが隔離か」という批判の声があった。
これに対して建国大学関係者は「その学生は休み中に韓国に留まっていた中国人留学生で、当然隔離の対象でない」として「すべての留学生を統制することはできない」と明らかにした。