kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

これは大きな成果 ―― 新型コロナ 約8割「他者へ感染なし」 若い軽症者から感染拡大恐れ

昨日、
新型肺炎への対策を検討するために
日本政府が招聘した
専門家会議が
これまでの事例から明らかになってきた、
新たな事実を公表しました。



その中に
『どうやら若者がスーパースプレッダーになっているようだ』
との見解があり。
これについて、
ネットでは賛否両論、
政権叩きをしたいだけの人達からは、
猛烈な非難罵倒が飛び交っていますが。



私的には
この見解は、
かなり重要な示唆、だと見てます。
正否はともかく、
今回の新型肺炎の感染経路について、
相当特定されて絞り込まれてきた、
と。
そういう印象です。

『見えなかった物が、
 ようやく朧気ながらもその輪郭を捉える処まで来た』

という具合でしょうか。



これなぁ、
本当なら、というか。
本来あるべき姿を言えば、
こんな場末の落書きしている
私みたいな人間のブログでどうこう書くような内容では無くて。
マスコミが
きっちり取材して。
情報を集めて、
ある程度
確度の高い推定として。
国民に周知させていくべき物だと思うのですけど。
それが『ジャーナリズム』だと。
私などは考えているのですが、
現状、
日本の『マスゴミ』と呼ばれるメディア人たちは、
政権を叩くことだけしか取り上げず、
それに特化、偏向した情報を流すだけ、
という。
最近になって、
ようやくNHKが
危機的な状況に置かれている日本の現状を理解したのか。
新型肺炎について、
事実を率直に報道するようになりましたけど。
その分、
国民にはかなり厳しい現実を突きつける内容になっていますが。
パニックを扇動する結果になるリスクを怖れず、
ようやく目の前の危機が報じられるようになってきたなぁ。
でも、
NHKだけだけどね。
これじゃあ、
自分で調べない大多数の日本国民は、
何も知らずに溺れていくなぁ……
というのが、
私の実感です。



まあ、
ちょっと脇道にそれましたが。
今回公表された
専門家会議の見解。
これ、
感染データを集めた上での
率直な実感、
というか。
困惑なんでしょう。
私は、
このブログに数日前掲載した記事の中で書きましたけど。
今進めている、
政府の新型肺炎対策、
その中で、
PCR検査の実施数に制限を掛けている現状、
これは、
当初、
『重症患者をスクリーニング』してピックアップしていた、
のだと見ています。
先に出された指示では
軽症の人は、
病院に来ないで自宅療養ということになっていますから。
で、
今は、
『主治医が必要と認める要請に応じるように周知徹底させる』と変更されました。
この
検査態勢の変更は、
当初、
例の『クルーズ船対応』で国内感染状況の把握に
『空白の期間』を作ってしまい、
完全に後手に回ってしまった、その状況の中で。
いったいどれだけの患者がいるのか分からないので、
まず、
重症患者をピックアップするのを最優先にした、
そういう
PCR検査指示を全国の保健所に出していた。
そして、
まず重症患者を優先的に病院に収容する。
これがだいたい1週間くらい目処で進行して。
そういう
重症者のピックアップが
終了しただろう、
臨床データから得られた感染→発症期間から検討して
だいたい一巡し終わった、と考えられる時期に。
今度は、
さらに枠を広げて、
一般肺炎患者の収容にも踏み切った。
という狙いで。
PCR検査対象の拡大指示を全国の保健所に
改めて通知した。
と。
この流れで、
『クルーズ船対応』の失敗で出来てしまった
国内感染状況把握の『空白の期間』に発生した、
感染者と、
その感染者から他の人へ感染拡大した二次感染者、
これが完璧に把握、捕捉できる。
……はずだった。
一昨日までの3月1日までに。
2月13日から、
ざっと3週間弱ほどの期間がありましたから。
これだけの時間があれば、
潜伏期間を過ぎて、
発症するのは間違いない。
感染していれば、
『病人』という形で表に現れてくる。
その後は、
捕捉した『病人』から感染経路を洗い出して、
虱潰しに潰して行けば。
だいたい根絶できる。
と。



専門家会議の描いていた画って
こんな具合だと思うのですよねぇ。



ところが、
確かに感染者は現れてきたのだけど……
どうも数が合わない。
パラパラと全国的に感染者が少数ずつ現れる。
けれども、
少数だけで。
経路となるような感染源が、見つからない。
どうやっても辿れない。点と点が繋がらない。とくに北海道とかの事例等では。
これだけ、
広範囲にまんべんなく感染者が現れている、
ということは。
市中感染が猛烈な勢いで拡大しているはず、
なのに。
形になって表れる『病人』の数が少なすぎる。
圧倒的に少ない。
発症した『病人』と釣り合わない。『面』にならないどころか『線』もない。
計算的には、
韓国みたいに、
『病人』が一人出てきたら、
そこから芋づる式的に周辺に感染者が多数確認されて。
集団感染の発生が認められるべき。必ず『面』か『線』が現れるんですよ。
というか、
認められていない、とおかしい状況だ。
どういうこうなんだ?
数理モデルに当てはめてみて、
計算したけど。
現実と、まったくかけ離れた答えしか出て来ない。
いま、
目の前に存在している発症者数(感染者数)が少なすぎる。
と。



これ、
新型肺炎騒動が始まってから。
日本国内の感染者数推移について。
ずっと言われてきたことなんです。
その疑問が、
未だに解決しない。
1ヶ月近くデータを集めてみても、
データが集まってこない。という。
これじゃあ、
専門家もお手上げです。



それで、
仮説を立ててみた内容が。
比較的症状が軽いまま恢復する……というのが、
臨床結果から明らかになっている若年層。
これが
『見えない感染者』の正体なのではないか?
というのが、
今回公表された専門家会議の見解、の趣旨。
ですかねぇ。



ただ、
私的には、
もう一つの可能性もあるなぁ、
と見ていて。
これ、
ひょっとしたら、
大多数の日本人は感染して、
かなり軽症で済んでいるか(つまり『肺炎』に至らない)、
もしかすると無症状で、
そのまま恢復してしまっている。
のではないかぁ。
と。
そういう可能性もあるだろう。
と見てます。
多分、
これは専門家会議でも検討していると思いますが、
あまりにも楽観的すぎるので、
公表していないんだろう、と思えるのですよねぇ。
私がなぜこう考えるのか、
と言いますと。
集団感染が発生するような状況が多々見受けられる、
というか実際、
日本各地で小規模な集団感染が発生している、
のですけども。
どこも小規模で終わってしまっていて。大規模感染にならない。
思ったよりも、周囲に感染が広がっていない、
その事実が上げられます。
初期対応が早くて、
拡大するまえに潰している……という
要素もあるでしょうけど。
大都市部とか、
職場などの、
人口密集地域で集団感染事例が確認されているのに。
その場だけで終わってしまって。
それ以上拡大していかない、
というのは。
これは、
初期症状時にでるウィルスとか、だと
日本人の場合、
浴びても発症しにくいとか。
なにか、
感染拡大を阻害している要因があって、
それを見落としている、
と思うのですよ。
それが何なのか……って話ですけど……
日本人の習慣的な物で言えば、
『お風呂』?
全身を温めると、
新型肺炎のウィルスは増殖しにくいとか?

それともアレかな。感染症予防の励行、手洗いが効果を発揮している、とか?

今年はインフルエンザ激減したし。新型肺炎も実は激減している、とか?

 

www.sankei.com

 

政府の専門家会議は2日、新型コロナウイルスの国内での感染傾向について、感染者の約8割は他者に感染させていないとする一方、一人が複数に感染させる事例が報告されているとの分析結果を示した。軽症者が感染拡大を招く恐れも指摘し、ライブハウスやカラオケボックス、大人数での飲み会など急速な感染を招きかねない場所への出入りの自粛を求めた。
 同会議は2月28日までに国内で感染確認された110人の事例を分析。この結果、症状があった人の約80%が軽症、14%は重症、6%は重篤だった。
 重症者は微熱やのどの痛み、せきなど風邪の症状が出てから約5~7日程度で症状が急速に悪化、肺炎に至っていた。ただ、重症化しても約半数は回復していた。一方、軽症者が気付かないうちに感染を拡大させている可能性も指摘。特に若年層にその傾向が懸念され、重症化リスクの高い中高年層に感染を広げている可能性があるという。
 こうした現象は北海道で顕著で、中国の旅行者らが感染源となり、都市部で徐々に拡大。軽症の若年層らが道内を移動するうちに、複数地域に感染が広がっていったとみられる。