いつもの韓国における
新型コロナ肺炎感染状況のチェック、ですが。
前々日に続き、
昨日も新規確認された感染者が100人を切ったのだそうな。
74人だったとか。
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ただ、
教会で、
新たな集団感染が発生、したようで。
50人近くの
感染者が出たそうな。
ある程度、
予想されていた事態ですけど……
休む暇無しですねぇ。
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こういう状況を見ると。
果たして、
検査万能主義的な、
韓国の方式が正しいのかどうか。
懐疑的にならざる得ません。
韓国の検査方式に対する、
私の見解は、
かなり前に書いた通りで。
『感染経路不明のため
ローラー方式での地域一斉検査による
感染者のあぶり出し』
という見方ですけど。
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それが、
正しいかどうかは別にして。
現状の結果だけ見ると、
韓国も日本も
実は大きな違いがないのです。
この点は、
どこのメディアも
一切指摘していませんけど。
かなり
重要なポイントですよ。
韓国では、
あれだけ大々的な検査を繰り返して、
人的、物的に
多大なコストを支払っているのに。
今のところ、
小規模な集団感染を防ぐことが出来ていません。
日本と同じように、
頻発する集団感染に対して、
後追いで虱潰しに
対処している状況です。
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ここまでの結果だけ見ると、
検査しても、しなくても、状況に大差がない。
それなら
結果に影響しない、
検査にかけるコストに、
どんな意味があるのか?
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一説では、
『隔離』での感染リスクを減じる施策の代わりに、
頻繁な検査によって、
人間の活動範囲の安全性を担保する、
という考え方があるようですけど。
この説は、
的外れですよね。
韓国でも、
あらゆる場面に『自粛』要請を出しています。
教会の礼拝も、
『自粛』要請が出されていました。
韓国では、
大規模検査と同時に、
『隔離』政策も併用されています。
となると、
検査自体にどんな意味があったのか……
ますます謎です。
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そろそろ、
どこかの専門家が個人的に、
韓国の大規模検査の目的と結果について。
総括してくれないかなぁ。
さすがに、
現時点で
公的な機関が評価を出すのは難しい、のは判ります。
韓国の防疫政策に対する、
真っ向批判になりかねないから。
でも、
YouTubeとかで、
専門家個人が解説を出したり、は出来る
と思うのですよねぇ。
そういう専門家の私見が、
見たいのですけど。
どこかに落ちてないかなぁ……
【ソウル聯合ニュース】肺炎を引き起こす新型コロナウイルスを巡り、韓国の中央防疫対策本部は16日、この日午前0時現在の韓国での感染者数は計8236人だと発表した。感染者は前日午前0時の時点から74人増え、前日に続き100人を下回った。
新たに感染が判明した74人のうち、42人は南東部の大邱市(35人)とその周辺の慶尚北道(7人)で確認された。その他はソウル市で6人、京畿道で20人、釜山市で1人、世宗市で1人などだった。
死者数は76人となっている。同本部が発表した死者数は前日と同様の75人だったが、慶尚北道で1人の死者が確認された。
感染者のうち、完治して隔離を解かれた人は303人増え、計1137人となった。
中央防疫対策本部は、毎日午前10時に同0時時点の新型コロナウイルスの感染者数を発表している。
京畿道城南市(キョンギ・ソンナムシ)は16日、「恩恵の川教会」の信徒40人が新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の確診判定を受けたと明らかにした。
これで恩恵の川教会に関連した感染者は計46人に増えた。
これに先立って恩恵の川教会の牧師夫婦と信徒など6人が9~15日、次々と確診判定を受けた。
恩恵の川教会の感染者は8日、ともに礼拝を行ったことが分かった。当時政府と京畿道は集団感染を懸念して事前に宗教集会の自制を求めたが、恩恵の川は日曜日であるこの日教会で礼拝を行ったことが分かった。
恩恵の川教会は9日から22日まで2週間自主的に閉鎖した状態だ。
市は感染者の発生が続くと1日と8日礼拝に参加した信徒135人全員を対象に15日検体を採取、検査を進めた。
この中で106人を対象に調査が終了し、追加感染者40人の他に陰性判定58人、再検査8人などだ。
追加感染者40人の中で34人は城南市居住者であり、残りの6人はソウル松坡区(ソンパグ)1人、ソウル蘆原区(ノウォング)1人、富川市(プチョンシ)2人、仁川桂陽区(インチョン・ケヤング)2人などだ。
市は恩恵の川教会が所属した韓国独立教会宣教団体連合会に支援を要請して恩恵の川教会の信徒を対象に1対1のモニタリングチームを構成することにした。
また、管轄保健所である寿井区(スジョング)保健所に状況総括チーム(6チーム28人)を構成して対策本部を作り、京畿道疫学調査官とともに特別疫学調査チームを構成することにした。