新型コロナ肺炎が
中国で感染拡大し始めていた
今年の初めころに、
早々と
中国との国境を遮断、封鎖して。
早々に
鎖国体制に入っていたこの国ですが。
最近になって、
チラホラと、
新型コロナ肺炎の感染拡大、
というか。
感染爆発している、という
情報が出ています。
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そんな中で、
またも
ミサイルを発射しました。
一説によると、
国の内部では、
すでに『医療崩壊』が発生していて。
死亡者が続出。
もともと貧弱だった医療体制では、
とても防疫、治療など追いつかず。
感染拡大が止まらない、止められない
のだとか。
それで、
軍を維持するのも
困難になりつつある……とか。
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こういう外国の分析を、
否定するために。
今回
ミサイルを発射して。
軍健在をアピールしたのだとか。
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まあ、
それについてはこの後、
北朝鮮がなんらかの公式発表をして
明らかにしてくれるでしょう。
ところで、
普段ならトップニュース扱いなのに。
今は、
新型コロナ肺炎のニュースのついでに。
海外ニュース枠の中で、
ちんまり扱われている始末。
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さて
こんな状況ですが
アメリカと交渉継続しているのですかねぇ……
政府は21日朝、北朝鮮が、複数の弾道ミサイルとみられるものを発射し、いずれも日本のEEZ=排他的経済水域の外側に落下したと推定されると発表しました。また、政府は、国連安全保障理事会の決議に違反し、極めて遺憾だとして、北朝鮮に厳重に抗議しました。
日本政府の発表によりますと、北朝鮮は21日午前6時45分ごろから50分ごろ、北朝鮮の西岸から、複数の弾道ミサイルとみられるものを東の方向に発射し、6時50分ごろから55分ごろに、北朝鮮の東北部の沿岸付近に落下したと推定されるということです。
いずれも落下したのは、日本のEEZ=排他的経済水域の外側と推定され、航空機や船舶への被害などは確認されていないとしています。
これを受けて、政府は総理大臣官邸の危機管理センターに設置している官邸対策室で情報を集約するとともに、緊急参集チームを招集して対応を協議しました。
政府は、今回の発射は、日本と地域の平和と安全を脅かすもので、これまでの弾道ミサイルなどのたび重なる発射も含め、国際社会全体にとっての深刻な課題だとしています。
そして、国連安全保障理事会の決議に違反し、極めて遺憾だとして、北朝鮮に対して厳重に抗議し、強く非難しました。
安倍総理大臣は、21日午前7時前、
▽情報収集・分析に全力を挙げ、国民に対して、迅速・的確な
情報提供を行うこと、
▽航空機、船舶などの安全確認を徹底すること、
▽不測の事態に備え、万全の態勢をとることの
3点を指示しました。
河野防衛大臣は、午前9時すぎ、防衛省で記者団に対し、「きょう午前6時45分から50分ごろにかけて、北朝鮮のピョンアン(平安)北道から、おおよそ東の方向に向けて、少なくとも2発の短距離弾道ミサイルが発射された。高度は、北朝鮮が保有しているスカッドミサイルより低く、飛距離はおそらく、300キロから400キロと見ている」と述べました。そのうえで、河野大臣は、「新たなミサイル技術の獲得を企図していることは明らかで、国際社会に対する明確な脅威であり、挑戦だ。『北朝鮮でも新型コロナウイルスが広まっている』という報道もあるので、体制の引き締めにこうしたことを使っている可能性はある。警戒・監視やミサイル防衛にしっかりと対処していく」と述べました。
韓国軍は北朝鮮が21日朝、日本海に向けて短距離弾道ミサイルと見られる飛しょう体2発を発射したと発表しました。
北朝鮮国内で新型コロナウイルスの感染者が出ているという見方もある中、内部の引き締めを図るとともに、米韓をけん制するねらいがあると見られます。
韓国軍の合同参謀本部は、北朝鮮が、21日午前6時45分と50分ごろ、北西部のピョンアン(平安)北道から日本海に向けて飛しょう体2発を発射し、飛行距離はおよそ410キロ、高度はおよそ50キロだったと発表しました。
発射されたのは短距離弾道ミサイルと見られ、韓国軍やアメリカ軍が飛しょう体の種類など、詳しい分析を進めています。
北朝鮮の国営メディアは、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長が20日、西部で行われた軍の訓練を視察したと伝えていて、発射は、こうした訓練の一環だという見方も出ています。
北朝鮮が飛しょう体を発射するのは今月に入って3回目で、発射を繰り返し技術の向上を図ることで、大統領選挙を控えるアメリカや、来月総選挙が予定されている韓国をけん制するねらいがあると見られます。
また、新型コロナウイルスの感染が世界的に広がる中、韓国に駐留するアメリカ軍の司令官は今月、北朝鮮でも感染者が出て、北朝鮮軍がおよそ1か月にわたって、事実上、活動を停止していたとの見方を示しています。
これに対し北朝鮮としては、軍の態勢は万全だと強調するとともに、内部の引き締めをはかる意図もありそうです。
短距離弾道ミサイルと見られる飛しょう体の発射に先立って、21日付けの朝鮮労働党機関紙、「労働新聞」は、キム・ジョンウン委員長が20日、北朝鮮西部で行われた軍の射撃訓練を視察したと伝えました。
今月、北朝鮮東部で行った射撃訓練に続いて、西部でも行うことで、新型コロナウイルスへの対応を進める中でも、軍の態勢に問題はないことをアピールするねらいがあると見られます。
また、「労働新聞」は、国会にあたる最高人民会議が来月10日に開催されると伝えました。
例年4月に開催される最高人民会議では、国の予算や国家機関の人事などが決められ、去年はキム・ジョンウン委員長が演説し、アメリカとの非核化交渉について方針を示しました。
来月の最高人民会議では、新型コロナウイルスへの対応や、アメリカとの交渉をめぐって再び何らかの方針が示されるかが焦点です。
北朝鮮が武漢コロナ遮断のため中朝貿易および密輸まで遮断したのに続き、内部では封鎖レベルの移動禁止令を下したことで、一部地域では食料が手に入らず、飢え死にする住民が発生していることが17日までに分かった。制裁の長期化に伴う「基底疾患」(経済難)に疫病まで流行していることで、北朝鮮経済の耐久力が限界の状況に達したのではないかとの観測も出ている。
北朝鮮内部の状況に詳しい消息筋はこの日「北朝鮮は公式な貿易と密貿易のいずれも遮断している上に、地域間の移動もストップさせ市場まで統制したことで、食料など生活必需品が不足している地域が少なくない」「両江道恵山などの国境地域はもちろん、内陸でも食料がないため飢え死にする事例が続出している」と伝えた。
最近、北朝鮮では食用油、米、小麦粉、砂糖といった食料やペンキなどの生活必需品を中国から輸入できず、価格が大きく高騰しているという。武漢コロナの流入を防ぐため北朝鮮による国境封鎖が40日以上続いたことが影響しているようだ。北朝鮮の市場の物価を定期的に追跡してきた北朝鮮専門メディア・デイリーNKによると、米1キロの価格は2月27日の時点で平壌で5300ウォン、新義州5310ウォン、恵山5540ウォンで、国境封鎖(1月)前と比べて20%ほど上がっていることが分かった。
上記の消息筋は「中国はコロナ事態でしばらく中断していた中国国内の脱北者北送を最近になってまた再開したが、公式の貿易と密輸は今なおストップしている」と伝えた。今年1月の国境封鎖は北朝鮮が行ったが、今はコロナの感染拡大を押さえ込んだ中国の方がより積極的に北朝鮮との貿易や密輸を遮断しているようだ。
北朝鮮内部では封鎖レベルの移動禁止措置が行われていることで、市場などでの経済活動が大きく萎縮しているという。一部農村地域では昨年分配された食料が底を突き、食事ができない家庭が続出し、農民たちは農繁期にもかかわらず仕事ができず、農作業に支障が出ているようだ。
上記の消息筋は「焦りだした北朝鮮当局が各機関や団体の幹部らから1人当たりトウモロコシ5キログラムを強制的に徴収し、緊急の救済に乗り出すしかないほど食糧事情が大変だ」と説明した。北朝鮮は幹部らから徴収したトウモロコシを人民班(20-40世帯)ごとに10キロずつ分け与えているが、分配を受けた住民らは「人間をもてあそんでいる」として当局を非難しているという。北朝鮮内部では「コロナ事態が長期化した場合、コロナで死ぬ住民よりも飢え死にする住民の方が多くなるだろう」といった言葉も出る状況だ。
最近、北朝鮮当局が高位層の不正や腐敗の清算運動を行っていることも、動揺する民心収拾策の一環と分析されている。金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の妹・金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党中央委員会第1副部長が中心となってこの作業を行っているという。