kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

気の抜けない状況 ―― 国内で新たに39人感染確認…20代学生、新宿のホテルでロビーサービスのバイト

さて、
昨日の日本国内おける感染状況は、
というと。
数字的には、
一昨日に比べて多少はマシ……良くなったという意味での。
新規確認された感染者は、39人と。
一昨日に比べて、
一段減りました。
集団感染から追跡捕捉できた感染者の数が、
一段落した。
という結果ですかねぇ。
ただ、
それで集団感染源の影響を
全数捕捉できているとは限らないので。
この先
1週間から10日ほどは。
まだまだ予断を許さない状況です。



しかし、
ちょっと気になったのが。
『聖火』の話題。
なんでも、
昨日、
被災地の仙台市で、
東京オリンピックの聖火を展示したら。
5万人以上の観客が集まって。
数時間待ちの行列が発生したのだとか。
屋外で……ということで、
多少はリスクが軽減されていますけど。
それでも、
この数はない。
これ、
即座に公開一時中止するべきです。
そして、
予定を立て直すべき。
つまり、
現在予定しているリレー方式を止めて。
聖火の数を増やして、
展示場所を増やし、一斉展示する。
県内に一カ所という設定も変更して、
複数箇所用意、同時展示を行う。
それで、
展示一カ所に集まる観客の数を減らす。
それが出来ないなら。
展示は、
全て止める。
主催者として
感染防止を徹底する……というのなら。
それくらいの措置は執るべきです。
というか、
一カ所に展示したら、
その場所に膨大な人が集まる、
という結果が既に出たのですから。
これを
なんとしても解消しなければ感染リスクは減らせません。
展示しておいて、
『見に来るな』というのは、
主催者として無責任です。
責任の放棄です。
出来る手段があるのだから、
全て投入するべきです。
展示箇所を50カ所に分散して
1カ所の展示に、終日で1000人程度なら。
1時間あたりの観客は100人程度。
これなら、
屋外展示+ウォーキングスルー形式で、
立ち止まらせずに歩いて観覧形式を徹底させることで。
『花見』形式と同じ状況を作れます。
その分、展示期間を短期にして警備の人数も、
1カ所につき、ぐっと減らして。
感染リスクを、
ほぼゼロに近いところまで減らせるはずです。
計画時点と環境が変わったのだから、予定もそれに併せて変更するが当然でしょ。
そこまでやらないとダメですよねぇ。
これだけ激変しているのに、多少の変更で通用する、と思っているのが無謀です。
対応するための準備に時間を掛けても、
批難する人はいないでしょう。
むしろ、
感染対策が不十分なまま進めて。
感染者が出てしまい、
展示中止になる……
その結果を招く方が、
オリンピック組織委員会の怠慢として非難囂々になりますよ。
そこは、
『公的なイベント組織』として。
イベント開催における感染対策として、
模範となる姿を率先して見せるべきです。



というか、
それすら出来ないのなら。
オリンピック開催なんて無理。
延期しようが、そんな甘い認識では感染リスクなんて減らせません。無理。

 

 

 


 

 

www.yomiuri.co.jp

 

 新型コロナウイルスの感染拡大で、国内では21日、計39人の感染が確認された。スペインからの帰国者が、空港の検疫所で実施された検査の結果を待たずに沖縄県の自宅に戻り、後に感染が判明したケースもあった。
 沖縄県の発表によると、この帰国者は10歳代の女子学生で、家族ら計6人で13日からスペイン旅行に出かけ、20日午前に帰国した。感染拡大地域からの帰国のため、成田空港の検疫所が検体を採取。結果が出るまで同空港内で待機するよう要請されていたが、空路で那覇空港に移動し、その後に感染が確認された。
 厚生労働省によると、検疫所長の指示に従わない場合は検疫法違反の疑いがある。同省幹部は「検疫所の指示には必ず従い、検査結果が出るまで待機してほしい」と話している。
 大分県は21日、国立病院機構大分医療センター大分市)の元入院患者で、80~90歳代の男女5人が感染していたと発表した。同センター関係者の感染はこれで12人となり、広瀬勝貞知事は同日の記者会見で「院内でクラスター(感染集団)が発生したと言わざるを得ない」と語った。
 このほか、東京都内でも新たに7人の感染が判明した。また都内では、すでに感染が分かっていた80歳代女性が死亡した。さらに、都が20日に感染者として公表していた都内在住の20歳代学生について、京王プラザホテル(新宿区)は21日、客の荷物を客室まで運ぶロビーサービスの男性アルバイトだったと発表した。

 

 

mainichi.jp 

東京オリンピックの聖火を東日本大震災の被災3県で巡回展示する催し「復興の火」は21日、仙台市で行われ、約5時間半で約5万2000人が観覧した。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、主催する宮城県は混雑緩和に努めたが、想定(1万人)の5倍以上の人出に500メートルを超える長蛇の列ができた。感染リスクが高まる密集の中、数時間待つ状態が続いた。
 共催する東京五輪パラリンピック組織委員会は22日以降、列の間隔を前後1メートル以上空けることを徹底し、過度な密集状態が発生した場合は中断や中止も検討することを明らかにした。
 会場となったのはJR仙台駅東口自由通路の屋外デッキ。特設ステージに設置された聖火皿にオレンジ色の炎がともされた。観覧は午後1時半ごろから始まり、当初は15人ほどずつ間近まで案内され、制限1分間でカメラやスマートフォンで記念撮影し楽しんだ。約2時間半待ったという仙台市のパート従業員、戸田静枝さん(67)は「これだけ並んだから、ゆっくり見たかったけれど、仕方ないですね」と漏らした。
 それでもマスク姿で順番を待つ列は伸びて駅反対側の西口に及び、デッキが行列であふれた。通行人の妨げになったこともあり、県は観覧終了3時間前の午後4時時点で列を打ち切り、聖火皿周囲の柵の外側を通り過ぎる形で観覧してもらう方式に切り替えた。
 県はボランティアら誘導員約90人態勢で速やかな移動を呼び掛けたが、担当者は「見込みが甘かった。土曜で好天にも恵まれ、ここまでの人が押し寄せるとは想定していなかった」と話した。
 「復興の火」は22、23日に岩手県、24、25日に福島県で展示され、26日に同県から聖火リレーが始まる。


日本感染症学会の舘田一博理事長の話
 屋外でも手が届く近い距離で長時間待っていたのなら、感染拡大のリスク要因になる。濃厚な会話が交わされていなければ、リスクは高くないが、それでも危険性は否定できない。(本番の聖火リレーでも)沿道に予想もしないほど大勢の観覧者が集まれば、それぞれ間隔を適切に空けるなり、対策を取る必要がある。待機スペースに限りがあるなら、それに合わせて観覧者をどう絞り込むかが重要になる。