日課にしている新型コロナ肺炎の感染状況のチェック。
日本の場合は、と。
昨日のまとめ記事を見てみますと。
新規に確認された感染者が40人出たそうな。
それから、
国内で居住している人で感染から亡くなられた人が、一人。
他に
クルーズ船の乗員乗客で亡くなられた人が二人、
出たそうな。
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数字を見る限り、
状況としては前々日と大きな変化はありません。
ジリジリと横這い、ながら。
一段勢いが落ちそうで落ちていかない……
そんな具合ですねぇ。
これ、
防疫側としては。
つまり対策を立てる側、
日本政府とかにとっては、
かなり
シンドイというか、
厳しい状況ですねぇ。
感染の勢いが落ちない、ということは。
追跡捕捉出来ていない、
『感染限』がそれなりの数、市中に存在している。
って事実の現れですから。
そこから、
いつ感染爆発=オーバーシュートが起きてもおかしくない状況。
『着火待ちの爆弾』を抱えているようなものです。
待てども待てども減りそうで減らない、のが。つらいですねぇ。
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最近は、
そういう現実が政治家の中にも浸透してきたようで。
東京都知事から、
『ロックダウンが必要になるかもしれない』
との発言が飛び出して
注目を集めていますが。
これなんかも、
毎日の感染者数の推移を見ていれば、
当然、
そういう覚悟も必要になるよね。
って話ですよねぇ。
これは別に、
特段に警戒心を煽っている、とかではなくて。
連日、
市中感染者が二桁台で発見されて。
しかも
この数字が減らずに増加傾向が続いている。
となれば。
爆弾着火のカウントダウンが進んでいるのも同じ。
その勢いを止められないのなら、
その先を受け止める覚悟と準備がいるわけです、
といっても、
出来ることと言えば『隔離政策』……
いわゆる『ロックダウン=地域封鎖』
くらいしか。
手段はないのですが。
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私的には、
>都内で、30人規模の集団感染が見つかる。
か
>都内から1日に新規感染者が30人ほど見つかる。
この
どちらかが。
目安になるだろう。と見てます。
30人の感染者が見つかった時点で、
すでに二次感染者が発生している……と考えるわけで。
となると
野放しの感染者が30人以上、どこかに潜んでいて、
その人達に
自由な移動を許していたら
1週間後には、
100人以上の三次感染、四次感染者が発生してしまう、
見込みになります。
こうなってしまったら、
もう
収拾を付けられませんから。
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防疫側の
危機意識が強い場合には、
この数字よりも
もっと少ないレベルで。
つまり
20人程度で、
早期対応として『地域封鎖=ロックダウン』に入るかもしれません。
となると、
今、
都内で1日に、
16人の感染者が見つかっていますので。
現状でもうギリギリいっぱいのライン、
何かあれば即封鎖、
となってもおかしくない、と。
都知事の発言は、
そういう意味かもしれませんね。
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でも、
都民にそこまでの危機感はないでしょ?
やっぱ、
この先、
望み薄だよねぇ。
新型コロナウイルスの感染拡大で、国内では23日、計40人の感染が確認された。渡航歴がある人などの感染が相次いでおり、愛知県では米国から帰国した男性1人が死亡した。感染による死者は計50人となった。
愛知県岡崎市によると、米国から帰国後に発熱などで救急搬送された80歳代男性が死亡。その後の検査で陽性と判明した。男性は今月11日に米ニューヨークから帰国し、発熱のため自宅療養していたが、22日に同市内の病院に運ばれていた。
また、千葉県では、日本貨物航空(千葉県成田市)の外国籍の男性社員3人が感染。3人は今月中旬、オランダ滞在後にイタリアを経由して成田空港から入国した。同社では、同じ便で入国した別の3人の感染もわかっている。
東京都では、いずれも都内に住む30~70歳代の男女16人の感染が確認され、このうち5人にカナダ、フィリピンなどへの渡航歴があった。青森県八戸市では、70歳代の夫婦の感染が判明した。夫が今月中旬までスペインを旅行していた。同県内での感染確認は初めて。
一方、厚生労働省は、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船していた70歳代の日本人男性2人が、22日に死亡したと発表した。感染の有無については、いずれも「遺族の意向」として公表していない。
東京都の小池百合子知事は23日、記者会見を開き、「東京は若年層のクラスター(感染集団)が発生し、無自覚のうちにウイルスを拡散させる恐れがある」とした上で、「ロックダウン(都市封鎖)などの強力な措置を取らざるを得ない可能性もある」との見解を示した。都はこの日、対策本部会議を開催し、主催する大規模イベントの自粛期間を4月12日まで延長することなどを柱とする新たな対策を公表した。