包み隠さず、あけすけに言えば。
ウリたちはもうお金がないニダー!
お金持ちの国よ、
ウリ達にドルを渡すニダー!
ドルがないと、
ウリたちが破産するニダー!
アイゴー!
と、泣きわめいてダダをこねている
そういう状況ですねぇ。
まとな常識を持ち合わせている国々からは、
まったく相手にされていないようで(笑
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まあ、
ちょっと考えれば、
当然の結果なのですが。
というのも
先に、
アメリカが融通した新興国へのドル貸与、
一般には『ドルスワップ』と言われているあれは、
リーマンショックを教訓にして
金融市場の流動性逼迫を回避するために
用意されていた物です。
つまり、
リーマンショック並の危機なら、
ひとまずアメリカのドル供出で十分に回避できる。
それだけの規模のドルを
アメリカが
世界市場に対して、
金融システムが脆弱な新興国に対して、
既に放出しているわけですよ。
なので、
これでも足りない、という国は。
その国固有の問題を抱えている。
と見なせるわけで、
そんなところへは、
どれだけ資金供給しても、
その国が抱えている国内経済問題を解決しない限り、
まったく効果が無いわけです。
つまり、
『金を出すだけ無駄』
ということです。
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そうでなければ。
リーマンショック並では測れないだけの損害を、
世界市場が抱えている、
ということで。
これはもう、
追加で小出しに資金供給したところで、
『焼け石に水』で
どうにもなりません。
根本的に、
新たな対策を立てる必要があります。
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とまあ、
理詰めで考えていくと。
全体像が掴めていない今の時点で
小出しに『スワップ拡大』するのは、
悪手も悪手、
最悪の一手で。
『頭膿んでいるのでは無いか』
というレベルの提案ですよ(笑
むしろ、
G20各国は、
この先、
さらに逼迫、困窮していく事が予想される
第三世界各国の経済を
どのように支援していくのか。
それが当面考えなければならない最重要課題です、
新興国を支援する枠組みをどう構築するか、という。
韓国も
『スワップ!!スワップ!!』と物乞いする立場では
ないのですが。
やっぱり、
G20に並んでいるのが間違い、
だったと。
そう言うことですねぇ。
洪楠基(ホン・ナムギ)経済副首相兼企画財政部長官が主要20カ国(G20)財務担当相と中央銀行総裁が参加した特別テレビ会議で「各国中央銀行間の通貨スワップ拡大を積極的に検討すべき」と提言した。
企画財政部が1日に明らかにしたところによると、洪副首相は前日午後8時から約2時間にわたりG20議長国のサウジアラビアがテレビ会議で開催した第2回G20特別財務担当相・中央銀行総裁会議に参加した。
洪副首相は「世界的な金融セーフティネット強化に向けIMFの機能拡充が緊急な課題。金融危機時に施行した特別引き出し権(SDR)配分と中央銀行間通貨スワップ拡大を積極的に検討すべき」と強調した。
洪副首相はこれとともに韓国の防疫と景気対応努力など新型肺炎防疫政策経験をパンフレットとして製作して国際機関など国際社会と共有しており、G20諸国とも共有する計画であることを明らかにした。
IMFのゲオルギエワ総裁はこの日の会議で「新型肺炎で特に新興開発途上国が外貨流動性の不足とともに保健支出、家計・企業支援など経済への影響最小化に向けた緊急で類例のない資金需要に直面している。低開発国支援とグローバル金融安定に向け強力で前例のない措置を準備している」と説明した。
先月23日に続き2度目に緊急招集された今回の会議にはG20加盟国と招請国の財務担当相、中央銀行総裁らと、IMF、経済協力開発機構(OECD)、世界銀行、金融安定委員会(FSB)など主要国際金融機関の代表が参加した。