日課にしている新型コロナ肺炎の感染状況チェック。
韓国の場合はどうか、
と見てみますと。
昨日、新規に確認された感染者は94人だったそうな。
このうち、
ソウル近郊の首都圏で確認された感染者が
最多を占め。
それに
大邱などを含む、南東部の地方、
それから、
海外からの入国組。
と続いています。
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状況としては、
ソウルを中心にした首都圏に感染源が移った、
と考えられる状態から。
大きな変化はありません。
韓国政府が
海外からの入国者に対する2週間の隔離措置を実行したのが、
4月の1日から。
ですので、
仮に、
首都圏の感染者増大の原因が、
海外流入組からの二次感染なら。
そろそろ効果が現れ始めてくる時期なのですが。
今のところ、
効果の兆しはないようで。
これ、
海外組が感染源では無かった場合、
1週間以上、
感染源を放置したまま、
追跡も出来ていない、
捕捉も出来ていない、
ということになるので。
かなり、
マズい状況ですねぇ。
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ああ、
それと。
感染者総数が1万人を突破したので、
韓国医療関係者、
専門家が
なにやら声明を出したそうです。
内容は、
『感染者1万人越えてとても大変な事態です』
くらいの要旨で、
一日本人の私の目から見て、
これを出す事にどんな意義あるのか。
ちょっと理解しかねます。
ちなみに、
韓国の専門家も、
『今の感染源は海外から流入組』説推しですねぇ。
うーん、
なんだろう……
専門家までコメントするとか。
ひょっとして、
表には出していない
感染経路特定データ、でもあるのでしょうかねぇ。
海外流入組からの二次感染が、
ソウル近郊首都圏の感染源になっている。
確定データが、実は存在しているとか。
それならそれで、
特定された感染経路をハッキリと公表するべきだと思うのですけど。
これまで、
そういう発表は一切ないですし。
どういう根拠で、
『海外流入組』にこだわっているのかなぁ。
【ソウル聯合ニュース】肺炎を引き起こす新型コロナウイルスを巡り、韓国の中央防疫対策本部は4日、この日午前0時現在の韓国での感染者数は前日午前0時の時点から94人増え、計1万156人になったと発表した。死者は前日から3人増え計177人。
新たな感染者は首都圏で多く発生した。
病院での集団感染の影響でソウル近郊の京畿道で23人の感染が確認された。
ソウル市では、海外からの入国者を中心に感染者が12人増え、仁川では3人増えた。
南東部・大邱市では27人の感染者が出た。
このほか、江原道、慶尚南道、慶尚北道、忠清南道で、それぞれ1人の感染が確認された。
海外からの入国者を対象とした空港などの検疫で感染が分かった人は15人だった。
感染者のうち、完治して隔離措置を解かれた人は前日から304人増え、計6325人となった。
3日に韓国国内の感染者が1万62人となり、最初に感染が確認されてから74日で1万人を突破した。このような中で「首都圏では感染拡大が爆発直前にある」と専門家が警告した。
2015年の中東呼吸器症候群(MERS)当時、大韓医師協会新型感染病対応タスクフォースの委員長を務めた李載甲(イ・ジェガプ)翰林大学感染内科教授は2日にある放送に出演した際、司会者が「国内の感染者1万人は何を意味するのか」と質問したところ「全て疫学を行う方々が『ティッピングポイント』と懸念するレベル」と説明した。ティッピングポイントと(転換点)は感染病の拡大が爆発的に増加する時点を意味する。イ教授は「海外から流入する人たちのほぼ70%がソウル、京畿道に住んでいる」「首都圏で感染者数が急増すれば、増加速度が大邱、慶尚北道よりもはるかに早まるかもしれない」との見方を示した。3日に感染が確認された86人のうち、48.8%(42人)は首都圏だった。44%(38人)は海外から流入した事例だった。
しかし丁世均(チョン・セギュン)首相は3日、中央災難安全対策本部の会議で「海外からの流入はほとんどが統制可能」と述べた。丁首相は「当分は海外からの入国者が引き続き維持され、隔離中に発見される感染者も同時に増加するだろうが、地域社会との接触遮断がうまく管理されれば、感染が広がることはないだろう」との見方を示した。この日、大邱での新たな感染者は9人だった。大邱での感染者が一桁となったのは、2月18日に大邱で最初の感染者が確認されてから45日目のことだ。
一方でソウル市は3日、出演した俳優2人のコロナへの感染が確認されたミュージカル「オペラ座の怪人」来韓公演の観客8578人のリストを確保し、モニタリングを行うことを明らかにした。
ソウル市竜山区のブルースクエアで公演が行われたこのミュージカルのカナダ人俳優A氏(35)は、先月31日に感染が確認された。A氏は先月19日から乾いた咳やのどの痛みなど、コロナへの感染が疑われる症状が出たが、30日まで公演に出演した。A氏は病院で2回にわたりコロナではないとの診断を受けたが、自ら選別診療所を訪れた際に感染が確認された。米国人男性俳優B氏(29)も2日に感染が確認された。ブルースクエア劇場は臨時に閉鎖され、公演も今月14日まで中断することになった。