日課にしている新型コロナ肺炎の感染状況チェック。
日本の場合はどうか。
と見てみますと。
1日で出てきた感染者の数が573人。
これは
先週末に比べて一段と減った後、
ほぼ横這い。
という結果、でしょうか。
少なくとも、
『下降局面』にはなっていませんねぇ。
うーむ……
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最近、
メディアはやたらと
『市中感染の拡大』を唱えていますけど。
それについては、
一日に100人単位の感染者が出てきた時点で、
既に予想されていた事態で。
だからこそ、
これに対する対策は『個人の行動変容』
これしかないのです。
いまだに
『検査数の増加=無差別全数検査』
を唱えている人がいますけど。
これ、
現実問題として考えた時に、
有効なのか。
と言えば。
ほとんど役に立たないのですよねぇ。
それは、
『検査に時間がかかるから』
もっとも重要な、
この点について、
『無差別全数検査』を唱える人達は
一切触れていません。
全数検査が機能にするためには、
検査が終わるまで、
『対象が他者との接触を一切断つ=隔離された無菌状態である』
これが成立していなければなりません。
検査結果が出る前に、
検査対象が他者と接触してしまうと。
その時点で、
それ以前の検査結果は無効となり。
再検査が必要になります。
じゃあ、
この条件を満たせば良いじゃないか……
って。
それ単純に
『ロックダウン』と同じですから。
国民全員、
検査結果で出るまで、個別隔離を維持して。
待機する……って。
それ、
どう見ても『ロックダウン』そのものです(笑。
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つまるところ、
個別検査によって感染者追跡をする状態、
ということは。
厳格な
『ロックダウン』が求められている状況、
ってことなんです。
『人的接触を8割減らす』
まさに、
日本政府と専門家会議が唱えている目標そのもの。
そこから
日本国民が目をそらしている限り、
目の前の現実は変わらない。
と
答えは既に出ているのですよ。
日本政府と専門家会議は、
日本国民が
誰もが出来る感染症対策を
とっくに提示しているのです。
でも、
国民はいまだに『無理だ』って
好き勝手に動き回っているのだから。
この先、
どうにもならないかなぁ……
国内では16日、新たに573人の新型コロナウイルスへの感染が確認された。クルーズ船を除いた国内の累計感染者は9295人、クルーズ船を含めると1万7人に達した。
クルーズ船を除く国内の感染者は、今年1月中旬に初のケースが確認されて以降、約2か月後の3月21日に1000人を突破。その後、1か月もたたずに9000人を超え、急速に感染が広がっている。16日に確認された感染者が最も多かったのは東京都の149人。大阪、千葉、埼玉、神奈川の4府県でもそれぞれ50人超の感染が明らかになった。
死者も増加しており、16日は東京都で60~90歳代の男女3人、大分と沖縄、三重の各県でも初の死者が1人ずつ確認されるなど、8都県で計12人の死亡が判明した。クルーズ船を含めた死者は204人となった。