日課にしている新型コロナ肺炎の感染状況チェック。
日本の状況を見てみますと、
昨日
新たに確認された感染者の数は、
390人だったそうな。
月曜日は
民間の検査機関が休日で。
報告数がいったん落ち込んだ後、
火曜日には、
民間の検査機関から、
まとめて数字が上がってくるので。
報告数が一時的に跳ね上がる……
と。
そのような状況の中で、
この数字は。
どうなのでしょうか。
一昨日と比べて、
数字が跳ね上がっている……かというと。
それほどではなく。
しかし、
減っているわけではありません。
360人前後で
漸減というより
ほぼ横這いに近い推移ですかねぇ。
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しかし、
ここで横這いになりますか。
緊急事態宣言が発出されてからの2週間、
人的接触機会を可能なかぎり
減らしてきた結果がこれですから。
これはやはり、
『都市計画の失敗』
を認めるべきなんでしょうねぇ。
東京を中心とする関東圏、
埼玉、千葉、神奈川などに。
人を集めて『一極集中』させすぎた、
その弊害が
こういう形で出てきてしまった、
と。
これ、
フクシマ第一原子力発電所で
津波を受けて壊滅的な大事故を起こしてしまったのと、
状況的には、
まったく同じなんですよね。
数年前から
リスクを指摘されていながら。
コスト増を嫌って
それを放置してきたために。
その結果、
リスクが現実の物になってしまう、
という。
それでも、
大多数の国民は、
いまだに
そんな現実から目をそらし続けていますし。
この先、
まだまだ厳しい状況が続きそうです。
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とくに、
この先、
東京圏で数字が増えていくようなら。
東京圏では、
最低限の都市機能を維持する状態では
今回の新型コロナ肺炎感染に対応することは不可能、
という結果の現れであり。
最低限の都市機能の一部すら、
停止する必要がある。
その覚悟が求められている、
と。
この後の展開に注意 ―― 都内の累計感染者3307人、うち600人が回復し「退院」
国内では21日、390人の新型コロナウイルス感染者が確認され、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗船者を除く累計感染者は1万1542人となった。また、京都府でオムロン元社長の立石義雄氏が亡くなるなど、12都道府県で20人の死亡が判明した。
東京都によると、都内では新たに123人の感染が明らかになったが、81人は感染経路が不明だった。都内の累計感染者は3307人で、このうち600人は回復して退院したり、滞在先のホテルから出たりしたという。この日は、4人の死亡も確認された。
神奈川県厚木市の「相州病院」では、入院患者ら6人の感染が判明。同病院では別の患者2人の感染が確認されており、県などはクラスター(感染集団)が発生したと判断した。また、神奈川県は、過去に発表した感染者数に誤りがあったことを明らかにし、累計は814人となった。