これ、
かなり以前から言われていた問題なのですけど。
韓国人は
一切認めていないのですよね。
『米国が悪い』
『ベトナム政府のせいだ』
とか色々と
問題をすり替えていますけど。
国民一人ひとりの権利が失われたわけではないですし。
国民が権利を放棄したのではありません。
『国と国民一人ひとりの権利は別』
これは、
韓国が
日本に対して
『徴用工不当賠償判決』で主張している内容そのもので。
当然、
ベトナム人が個人の権利の補償、
賠償を求めてくるのに
対して。
韓国でのこれまでの主張なら、
韓国の裁判所は
ベトナム人の訴えを認めて。
韓国政府に賠償を命じるべきなのですけど……
果たしてどうなるのでしょうか。
・
・
・
って、
結果は既に明らかです。
『解決済み』
としてベトナム人は門前払いにされて。
それで、
ベトナム人個人の訴えを認めない。
って対応になるでしょう。
『自分たちは権利を捏造し他人の権利は踏みにじる』
それが
韓国クオリティー、ですから。
実際、
韓国のネットの声を拾っていくと、
狂気の文オジサンの支持層とか、
訴えたベトナム人を批難しているコメントを
沢山つけていたりするんですよねぇ。
一日本人の
私からしたら
呆れるしかないのですけど。
ベトナム虐殺で賠償請求 韓国政府に生存者の女性
ベトナム戦争に派遣された韓国軍による民間人虐殺の際に生き残ったベトナム人女性、グエン・ティ・タンさん(59)が21日、加害責任があるとする韓国政府に約3千万ウォン(約260万円)の損害賠償を求め、ソウル中央地裁に提訴した。タンさんはインターネットを通じて記者会見し「全ての被害者の名誉回復を求める」と述べた。
タンさんは1968年2月、7歳の時にベトナム中部クアンナム省の村で韓国軍の部隊から銃撃を受け負傷、1年近く入院した。村では母や姉を含め70人以上の命が奪われたとし、生き残ったタンさんの腹部には当時の傷痕が残っている。
タンさんを支援する弁護団は、韓国政府が虐殺について明確に謝罪していないと指摘。文在寅大統領がベトナムとの「不幸な歴史」に遺憾の意を示したことはあったが、これでは被害救済が果たされないとし、法廷で虐殺の動機など全容を解明しながら韓国政府の責任を追及する方針だ。(共同)
追記:
韓国メディアの解説記事を追加してみました。
で、
面白いのが、
狂気の文オジサン政権に批判的な、
保守系メディア『朝鮮日報』は
このベトナム人訴訟の件に付いて『同情的』『肯定的』な
取り上げ方をしていて。
狂気の文オジサン政権の応援紙、
革新系メディアの代表格『ハンギョレ』は
この訴訟について。否定的な取り上げ方、
という。
見事に対応が分かれている点でしょうか。
たぶん、
メディアの先にいる
それぞれの読者=支持層が、
そういう見解を持っているので。
それに併せた記事を書いているのでしょうねぇ。
おそらく、
『革新系』を主張していて人達が、
主流派となったことで。
これからは、
自分たちの利益を護るために。
どんどん、
保守化……というより、
他者の権利は認めない独裁化へと
突き進んでいくのだろう、と。
その動きが
この裁判ニュースで表に出てきたのでしょう。
なので、
これからの
韓国は対外的に、
ますます理解不能な
独善的行動が激化して。
外交面では、
まったく意思疎通不可能になる、と思われます。
これは
対日本、だけではなく。
韓国以外のあらゆる国にとって。
そのような結果になる、
と。
『韓国スタンダード』を他者に押しつけよう、とする。
そういう動きが
いっそう顕著になるのでしょうねぇ。
民弁「ベトナム民間人虐殺について賠償せよ」、韓国政府を初提訴
ベトナム戦争の際に生き残った女性が、韓国軍に虐殺の被害を受けたとして大韓民国政府を相手取って訴訟を起こした。民主社会のための弁護士会(民弁)の「ベトナム戦争時期の韓国軍による民間人虐殺の真相究明のためのタスクフォース(民弁ベトナムTF)」は21日午前、ソウル中央地裁前で記者会見を開き、グエン・ティ・タンさん(60)=女性=を原告とする訴状を提出したと明らかにした。ベトナム戦争での民間人虐殺の被害を主張して韓国政府を訴えた初のケースとなる。
グエン・ティ・タンさんは8歳だった1968年12月、韓国軍に銃撃されて母親や姉、弟、伯母、いとこなどが犠牲になったとして訴訟を起こした。グエンさんと民弁TFによると、当時ベトナムのクアンナム省ポンニ村で韓国軍青竜部隊に所属する軍人らによる銃撃が発生し、非武装地帯の民間人74人が虐殺されたという。グエンさんは2015年から韓国政府に対して被害の事実を主張し、解決を求めてきた。この日は映像での会見で「私個人の権利と利益だけでなく、全てのベトナムの被害者たちにとって名誉回復の機会になることを願う」と話した。民弁側は「国防部が、虐殺の事実が記録にないとして虐殺事実を認めず、また外交問題を持ち出して失望するような回答をしている」として「原告の具体的な被害証言、米軍の監察報告書などさまざまな証拠を確保した上で訴訟を起こした」と説明した。
民弁は2017年、ベトナムTFを立ち上げた。昨年7月には全1200人のメンバーにメールを送り、訴訟を担当する代理人団を募集した。民弁は当時「われわれ国民が日本を相手に謝罪や損害賠償を要求するのと同じレベルで、大韓民国の軍人がベトナムの民間人を虐殺したという過ちについても(ベトナムの被害者が)韓国政府から謝罪と賠償を受けられるよう民弁がサポートしなければならない」と述べた。また、これについて「普遍的な人権問題」とした。
しかし法曹界では、戦争犯罪を国家間の条約ではなく個人による相手国提訴という形で解決することに対し、懸念の声が上がっている。このような形を取るのなら、6・25南侵被害について、北朝鮮を提訴するのが先だというわけだ。また、民弁が普遍的人権に言及しながら北朝鮮の人権問題には沈黙している点についての批判も出ている。
民弁「ベトナム民間人虐殺について賠償せよ」、韓国政府を初提訴
ベトナム戦争での韓国軍による民間人虐殺の被害者が、初めて韓国政府を相手に国家賠償訴訟を起こした。民主社会のための弁護士会(民弁)の「ベトナム戦争民間人虐殺真相究明のためのTF」は21日、被害者のグエン・ティ・タンさん(60)に代わって「民間人虐殺に対して責任がある大韓民国政府は3千万ウォン(約262万円)を支給せよ」との損害賠償請求訴訟をソウル中央地裁に起こした。
この日、民弁がソウル中央地裁前で開いた記者会見にテレビ通話で参加したグエン・ティ・タンさんは、「民間人虐殺を韓国政府が認めることだけが、被害者の苦痛を和らげることができる。私をはじめとする多くの被害者の名誉が回復されることを願う」と述べた。1968年2月、当時8歳だったグエン・ティ・タンさんは、ベトナム・クアンナム省ディエンバン市社ディエンアン坊フォンニィ村の自宅周辺で、韓国軍青龍部隊第1大隊第1中隊所属の兵士たちの撃った銃で左脇腹を打たれて重傷を負い、手術で命を取り留めて以来、今日まで後遺症に悩まされている。当時、家族5人が命を失い、14歳の兄は大怪我をした。グエンさんは2018年4月、民弁と韓ベ平和財団が行った「ベトナム戦争民間人虐殺真相究明のための市民平和法廷」に原告として参加してもいる。
この法廷(裁判長:キム・ヨンラン元最高裁判事)は「大韓民国は賠償金を支払い、原告の尊厳と名誉が回復できるよう公式に謝罪せよ」との判決を下した。グエンさんは1年後に被害者102人とともに真相調査を要求する請願書を大統領府に提出してもいる。しかし「韓国軍の戦闘史料などでは、駐越韓国軍による『民間人虐殺』に関する内容は確認されていない」というのが韓国政府(国防部)の立場だ。
しかしグエンさんが主張するフォンニィ村虐殺事件は米国の『駐越米軍監察報告書』に公式記録として残っている。当時の報告書には「第1中隊が捜索作戦を繰り広げた1968年2月12日、フォンニィ事件で74人が殺害され、17人が負傷し、計91人にのぼる死傷者が出た」と書かれている。ベトナム戦争当時、韓国軍による民間人虐殺は80カ所余りで発生し、9千人以上が犠牲になったと推定されている。
今後の裁判で韓国政府とグエンさんは、民間人虐殺の当事者が実際に韓国軍だったのか、事実関係を争うものとみられる。韓国国民ではなくベトナム人が韓国政府を相手に国家賠償訴訟を起こせるのかも争点だ。国家賠償訴訟は国家の不法行為が発生した日から5年内に起こさなければならないが、1975年のベトナム戦争が終わって45年が経過しており、時効も争点になる可能性がある。