以前から
何度も話題にあがっている
新型コロナ肺炎のワクチン開発。
について。
最新の開発情報が今朝公開されました。
なんでも、
英製薬会社が開発中のワクチンが、
今年の秋には本格的な供給が始まり、
供給先の各国で
試験的な投与が開始される見通しなのだとか。
とはいえ、
効果のほどは
実際にタメしてみないと判らない、のだとか。
嬉しさ半分、
怪しさ半分な公式発表になっています。
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まあねぇ、
『ワクチン』ってそういうものだよなぁ。
と言ってしまえばそれまでなのですけど。
ざっくり
ワクチンの仕組みを紐解くと
ウィルスの毒性を薄めたものを体内に注入して、
ウィルスに打ち勝つための抗原を獲得させて、
それによって
病気に対する免疫力を高めて
感染を予防するって、
具合ですから。
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今のところ、
新型コロナ肺炎に関しては、
抗原を獲得しても、それが免疫になるのか……未確定。
免疫になるとしても、
どれだけの抗原体を保持していれば免疫として有効なのか……不明。
抗原が生産できるようになったとして、
どのくらい維持できるのか……データ無し。
とかとか、
判らないこと尽くしで。
使ってみて
その結果をデータとして収集して。
効能を判定し、
精度を高めていく。
という。
秋口から始まる予定の
第一弾については。
その後の改良を前提とした、
『ベータ版』
と言った方がいいのかもしれません。
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とはいえ、
『ベータ版』でも効果が出て、
感染を予防できるだけの効能があるのなら。
大成果なわけですから。
それに
失敗したとしても、
そこで
集まったデータを元に、
新型コロナ肺炎の詳細が
今よりもいっそう具体的にわかるわけで。
それは、
より確実性を増して、
効能を高めたワクチン改良に繋がります。
というわけで、
多少時間がかかってしまいますが、
前進出来るのですから。
いやがおうでも、
期待が高まりますねぇ。
新型コロナのワクチン、9月に供給開始へ 英アストラゼネカ
英製薬大手アストラゼネカは21日、英オックスフォード大と開発を進める新型コロナウイルスのワクチンの供給を9月から始めると発表した。少なくとも4億回分の契約を結んだという。今年から来年にかけて10億回分を生産できる能力を確保したとしている。
欧州メディアによると、3億回分は米国、1億回分は英国に供給する見通し。今後、ワクチンを世界各国に広く行き渡らせることが新型コロナウイルスの感染終息に向けた課題となりそうだ。
アストラゼネカは米生物医学先端研究開発局(BARDA)から10億ドル(約1080億円)以上の支援を受けたことを明らかにした。英政府ともワクチン供給に向け連携しているという。
アストラゼネカは試験を進めている。ただ、ワクチンに効果がみられない可能性があるとも指摘している。(共同)