新型コロナ肺炎の発祥の地、
とも言える
中国で……とはいえ、
今回は、
『武漢』ではなく、
『北京』なのですが。
その
中国との首都・北京で
ここ最近、
感染者があたらに見つかっているのだとか。
卸売市場で、
70人以上の感染者が見つかる
集団感染が発生したそうで。
しかも、
その大半が
『無症状』なのだとか。
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この事態を受けて
北京市政府は
集団感染が発生した卸売市場を訪問した客、関係者全員に
ウィルス検査をする予定なのだとか。
その数、
概ね20万人、だとか。
そのうち、
既に
76499人の検査を進めて。
59人から陽性反応が出たとか。
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しかし、
1日で76000人ものウィルス検査を処理する、
とか。
数字の大きさだけ見ると、
ちょっと信じられない規模なのですけど。
ただ、
中国は日本の10倍以上の人口を抱えている
大国ですから。
設備の適正規模も、
日本の10倍以上、
とか
考えると。
日本が
1日に数千件のウィルス検査処理能力を保有しているので。
その10倍の設備を抱えるだろう、
中国なら。
1日のウィルス検査処理能力が
数万件に達するのも。
当然なのかなぁ。
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その
中国で、
集団感染が発生した報告を受けて、
学校の延期、
観光地の営業自粛、
宴会、イベントなども休止、
とか。
即座に
対応してますねぇ。
北京で感染第2波か 市場関係者20万人を全員検査へ
新型コロナウイルスの感染者が再び増加している北京で13、14日、無症状の患者も含めて計79人の感染者が新たに確認された。北京市は大規模なPCR検査で感染者を洗い出しつつ、学校の再開延期などの対策をとっている。
北京で確認された新たな感染者のうち、少なくとも70人は「新発地卸売市場」に立ち寄ったり、立ち寄った人と接点があったりした。中国政府によると13日に遼寧省で2人、14日には河北省で4人の感染も確認されたほか、四川省でも1人に感染の疑いも出ているが、これらの人たちも同市場と接点があった。
感染の再拡大を受け、北京市政府は193カ所にPCR検査地点を設け、先月30日以降に同市場を訪ねた約20万人全員を検査する方針だ。14日だけで計7万6499人に対して検査を行い、59人に陽性反応があったといい、感染者数はさらに増える見込みだ。北京の共産党北京市規律検査委員会は既に、「市場の消毒を怠った」などとして地区の党幹部らの免職を決めた。
「第2波」への警戒は人びとの生活にも及んでいる。北京市は15日に予定していた小学校1~3年生の授業再開の延期を決定。受験を控える中学、高校3年生はテスト前の14日間、登校させないことも決めた。飲食店に対しては、結婚式や宴会などを取りやめるよう通知した。北京最大のチベット仏教寺院「雍和宮」やイベント会場「国家大劇院」など、一部の観光地や博物館も再び閉鎖された。