なんというか、
被害が大きくなる状況、
というか。
条件というか。
これって
昔からずっと変わらないんですよね。
事態が悪化してから
どうにかしようと動き出して。
でも、
もうその段階では
とても
残された時間がほとんどなくて。
対処が間に合わない。
それで、
災害を避けることが出来ず。
飲み込まれて
大惨事になる、
という。
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それに対して、
『助かる人』ってのは。
これも条件が
ほとんど同じで。
空振りでもいいから、
少し大げさに被害を見積もって
早めに
退避、避難する。
前もって、
自分の身の回りのリスクを見積もって、
かなり
余裕を持って
行動している人達。
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結局、
今回も
そんな既に明らかにされた事実の
繰り返しでした。
今まで、
何度となく
ニュースで報告されてきた事案と
似たような内容、結果ばかりで。
取り立てて
目新しい物はありません。
でも
それらの事実を
我が身に置き換えて
自分のこととして捉える
というのは。
なかなか
出来ないのですよねぇ。
浸水時は「津波のようでどうにもできなかった」…14人心肺停止の特養
14人の心肺停止が確認された熊本県球磨村の特別養護老人ホーム「千寿園」。入所者らの避難を手伝った村議の小川俊治さん(72)は、施設が浸水したときの様子を「津波のようだった」と振り返った。
近くに住む小川さんは、災害時に入所者の避難を支援するボランティアを務めている。4日未明から雨が激しくなったため入所者が心配になり、施設に向かった。
職員らと一緒に1階の入所者を2階に移していたところ、施設内にどんどん水が入ってきたという。
小川さんは「水の勢いが強く、東日本大震災での津波のようだった。いろんな物が浮かんでいて、何かにつかまりながら必死でもがいた。どうにもできなかった」と声を震わせた。
同県人吉市でラフティング会社を経営する毎床哲哉さんは自衛隊の依頼を受け、救助された入所者らをボートに乗せて、消防などが待機する場所まで運んだ。ほかのラフティング会社も協力し、計約20人を運んだという。毎床さんは「車いすのままで乗る方や、疲れた様子で眠っているような方もいた。まさかここまで氾濫するとは」と驚いた様子だった。
施設のホームページなどによると、施設はJR肥薩線・渡駅から北約500メートルにあり、村立渡小学校に隣接している。球磨川からは約400メートルの距離で、すぐ近くには球磨川に注ぐ支流が流れている。
2000年6月に設立され、短期入所や通所介護などのサービスも行っている。
国土交通省によると、4日午前1時時点で同村内の球磨川の水位は約4メートルだったが、3時間後には9メートル以上に達した。同村が位置する山間部の川幅は狭いため、水位が急上昇したとみられるという。
ヘリに救助求め「120メイヒナン」の文字…周囲の道には泥
熊本県南部を襲った記録的豪雨で、球磨川が氾濫して大規模浸水した同県球磨村では5日、保育園に救助を求めるメッセージが書かれていた。
神瀬保育園の園庭には、「こうのせほいくえん120メイヒナン」と大きく書かれ、上空を飛ぶヘリコプターに状況を伝えようとしていた。約200メートル離れた場所に球磨川が流れており、周囲の道は泥に覆われている様子だった。