いやぁ、
最初に
このニュース記事を見た時には。
『いったい何を書いているんだよ!?
まだそんな阿呆な主張しているヤツがいるのか!!』
と
呆れてしまったのですけど。
どうも、
阿呆だったのは
発表した
世界保健機構WHOだったようで。
記事を書いた記者は、
世界保健機構WHOの主張を
そのまま書き写しているだけでした。
しかも
記事の中で、
世界保健機構WHOの間抜けブリを
しっかり指摘されているし。
・
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いったい何が起きたのか、
というと。
新型コロナ肺炎の感染経路について。
飛沫(エアロゾル)感染の
飛沫が
状況によっては
長時間滞空して。
かなりの広範囲に広がるので。
そのリスクを認めて
感染予防対策として
喚気の重要性を訴えるように。
と
世界各国の科学者が連名で
世界保健機構WHOに要望書を
出したのだとか。
それを受けて。
世界保健機構WHOも、
科学者の主張を認めて。
彼らの主張を裏付ける
科学的なデータも揃ってきているので、
これまでの方針、
『特殊な医療の現場以外では空気感染の恐れはない』
を
近々改めて、
新たな方針を打ち出す予定、
と応えたのだとか。
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で、
一日本人の私がこれを聞いて、
真っ先に思ったのは、
『アンタら何周遅れの話しているのですか?』
と。
日本に限って言えば、
例の
『3密を避ける』、として
既に広く知られている内容で。
4月には、
NHKなどでも、
『飛沫がどれだけ飛ぶのか』
『どれだけ空気中に長々と滞留、広範囲に拡散するのか』
『換気がどれだけ重要か』
実証実験映像を使い、
繰り返し啓蒙してきた内容です。
最近ではスーパーコンピューター『富岳』を使った、
シミュレーション動画を作成して、
YouTubeにアップしてあったりします(笑
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それと同じ内容について、
世界中の科学者・専門家の連名で
抗議に等しい要望書を出されてしまったので。
世界保健機構WHOが
今更、
新発見のように騒いで。
慌てて事実を認めて。
これまで発表してきた
新型コロナ肺炎感染予防対策、
の間違いを正して
改めるとか。
なんかもうねぇ、
お前ら本気で感染予防する気があるのか、
と。
小一時間ほど問い詰めてやりたい気分です。
というか。
期待するだけバカをみる、の典型ですよね。
まさに。事実と結果がそれを示しています(笑
ありがたく敬って妄信していた己の見る目のなさを恥じるべきなのかな。
ここは。
『権威と名誉にしがみついているだけの
学術レベルの低い無能集団』
いわゆる世界的な
『老害集団』
だと思っていれば。
今回の対応も納得なんですよね(笑
空気感染に「証拠が出てきている」 WHO技術責任者明かす
【ロンドン=板東和正】世界保健機関(WHO)の技術責任者であるベネデッタ・アレグランジ氏は7日、ジュネーブでの記者会見で、新型コロナウイルスについて、空気感染する可能性を示す「新たな証拠が出てきている」との認識を示した。ただ、最終的な結論は出ておらず、近く新たな結果を報告するとしている。
WHOはこれまで、くしゃみなどでウイルスが飛散する「飛沫(ひまつ)感染」や接触が新型コロナの主な感染経路とみていた。空気感染が事実とすれば、飛沫よりも細かい微粒子(エアロゾル)などとなってこれまで考えられていたよりも長時間、空気中にとどまり広範囲の人に届く可能性がある。WHOの結論次第では、各国は対人距離を1~2メートル確保する「社会的距離」の規制などについて、対策の見直しを迫られそうだ。
アレグランジ氏は会見で、空気感染の可能性を示す証拠について「まだ決定的ではない」と指摘。ただ、「閉鎖され、人が多く、換気が悪い非常に特殊な環境では特に、空気感染が起きる可能性を排除できない」とも述べた。「証拠を収集して分析する必要がある」と検証作業を続ける方針を示した。
やはり空気感染はあった? だとすれば対策の強化が必要
<世界各国の科学者が連名で、新型コロナウイルスの空気感染を認めるようWHOに要求。空気感染を想定しない今の対策では深刻な結果を招く可能性があるからだ>
書簡に署名した科学者たちは、国際機関や各国政府の公衆衛生当局が新型コロナウイルスの感染を避ける方法として、手洗い、社会的距離の維持、咳やくしゃみの飛沫を避けることに主眼を置いていることに批判的だ。
WHOを含む「ほとんどの」公衆衛生機関は、特殊な医療の現場以外では空気感染の恐れはないとしてきた。
だがそういう認識では、ウイルスを含む微小な粒子によって感染する危険を防ぐことはできない。人数や滞在時間によるが、この問題は人混みや換気の悪い環境では、最も深刻になる、と公開書簡で科学者たちは主張した。
微小な粒子によって新型コロナウイルスが拡散するすべての段階が実証されているわけではないが、それは大きな飛沫や物体の表面からの感染に関する理論も同じことだ、と公開書簡は続く。これらの異なる経路による感染は並行して起きているが、空気感染については認識すらされていないというのだ。
新型コロナウイルス感染症に有効なワクチンが存在しない現在、空気感染を防ぐ措置を講じる必要があると公衆衛生責任者を納得させる「十分以上」の証拠があると科学者らは書く。
「われわれ科学者が空気感染を実証すべきというより、WHOが空気感染が起きていないことを証明するべきだ」と、タンは述べた。
空気と人間の健康に関する専門家であるリディア・モロースカ教授(豪クイーンズランド工科大学)と、ドナルド・ミルトン環境保健学教授(米メリーランド大学公衆衛生大学院)を代表とする236名の科学者は、この書簡のなかで一連の勧告を発表した。
この勧告には、公共の建物、職場、学校、病院、介護施設における適切な換気の実施及び、これを補う空気濾過フィルターや殺菌性紫外線など空気から汚染物質を除去する装置の導入、特に公共交通機関や公共の建物では過密を避けること、といった注意が含まれている。
建物の複数のドアや窓を開けるだけで、空気の流れが「劇的に」よくなると、科学者たちは指摘する。空気感染を想定しない現在のガイドラインのままでは「重大な結果が生じるだろう」と、警告する。
この問題は各国が経済活動を再開し、ロックダウンが解除されて人々が職場や学校に戻りつつある現在、特に重要だ。
「われわれはこの声明によって、新型コロナウイルスには空気感染の危険があり、流行を少しでも食い止め、命を救うためには、これまでの予防措置に加えてさらなる感染防止策が必要だという認識が高まることを希望する」と、科学者らは結論づける。
WHOはこの書簡を受けて、7日の記者会見で空気感染の可能性は否定できないと述べ、これからあらゆる感染経路の可能性を精査すると発表した。
では、そもそも空気感染とは何か。ややこしい話だが、この文脈で使われる「空気感染」は、麻疹や結核のような、ウイルスが容易に長距離を移動して拡散するほかの疾患の場合と同じ意味ではない。イングランドにある英レディング大学のウイルス学教授で、今回の公開書簡には加わっていないイアン・ジョーンズは本誌に対し、新型コロナウイルスは「本来の意味で空気感染するわけではない」と話した。
同じく公開書簡の署名者ではない英エジンバラ大学の感染症教授ホセ・バスケス=ボランドは、意見書のなかで、この議論はつきつめれば、ふたつの事象の間の違いに行き着くと述べている。
一つ目は、感染者が咳やくしゃみをしたときに呼吸器から出る飛沫による感染だ。この飛沫は比較的重いため、それほど遠くまでは移動せずに落下する。WHOなどの公的機関は、これが新型コロナウイルス拡散の主要経路と見ている。2つ目は、いわゆる「空気感染」。これは、飛沫より小さい粒子(エアロゾル)が空気中を漂うケースで、より長距離を長時間にわたって浮遊し、人が吸い込む可能性もある。
「一般の人たちにとっては、区別は難しいかもしれない」と、バスケス=ボランドは言う。
ミネソタ大学感染症研究政策センターの研究コンサルタントであるリサ・ブロソーが電子メールで本誌に説明したところによれば、WHOは従来、新型コロナウイルスでは空気感染はなく、飛沫が顔や粘膜に付着することによる飛沫感染しかないと主張してきた。
だがレスター大学のタンによれば、WHOが用いている定義は、直径5ミクロン未満の粒子による感染を空気感染、それよりも大きな飛沫による感染を飛沫感染とする時代遅れのものだという。
「(署名者たちは)いらだちを感じているのだと思う」と、ブロソーは言う。「感染経路は飛沫感染だけではいのに、あまりにも多くの医療従事者や労働者、そして一般市民が、感染経路は飛沫感染のみで、マスクで顔を覆うのはそうした飛沫が飛ぶのを阻止するためだと信じているからだ。私も同じいらだちを感じる。こうした誤解は、人命を守る妨げになる」
ブロソーはさらに続ける。「われわれは、換気の改善、屋内にいる人数の制限、相互にとる距離のさらなる拡大、人と人が接触する時間の短縮に、焦点を当てる必要がある」
新型コロナウイルスの拡散を防ぐには約2メートルの距離を置くべきだという定説について、ブロソーは次のように述べている。「2メートルは、確かな科学的根拠に基づく数字ではない。きわめて古いデータに基づく経験則だ。咳やくしゃみは、2メートルをはるかに超えて飛散する。小さな粒子も同じで、空気の流れに乗っている場合はなおさらだ」
スーパーコンピュータ「富岳」記者勉強会
「室内環境におけるウイルス飛沫感染の予測とその対策」