kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

これは思想統制ではないか? ―― 日本の住宅会社「韓国人は嘘つき民族、在日は死ね」度が過ぎた嫌韓

これ、
裁判で検閲するのは、
間違いだと思いますが。
やってることは
まさに
『検閲』ですよね?



私としては
そのような立場で。
この解釈は、
『違法』にしか見えません。
ヘイトスピーチ条例』

そうですけど。
被害者がいて、
具体的な被害について、
つまり
『精神的な苦痛』『内心の保護』とか
とか
曖昧なものではなくて。
実際に、
仕事の継続が不可能になった、とか。
社員とか上司とか、
そういう人たちから圧力を加えられて
自由に発言できなかった、
とか。
そういう
形としてハッキリ具体化した事例に対しての
慰謝料を求める、
とか
感想文を出すのが、
仕事の範囲に含まれないので辞めて欲しい、
とか。
会社が求める感想を強制するので、
それはハラスメントである、
業務と直接関係ない感想文を勤務評価に入れるのは辞めて欲しい、と訴える、
とかなら。
そういう
主張なら理解出来ますし。
それは
裁判で争ったり判断するべき内容ですけど。
そうではなくて、
そこについてはオーケーで、
書かれている内容が気にくわない、
とか。
ってことになると。
どういう感想を選ぶのかは、
会社の判断ですし。
個々人の解釈によって、
見方が変わってしまう事例に対して、
『一律こうあるべきである』と
裁判所が判決を出すのは、
そこは
思想統制そのものです。
以前も、
全国的に有名なホテルに『嫌韓本』を置くのはおかしい、
とか
訴える裁判がありましたけど。
アレと同様の
異様さを感じます。
それこそ
民間会社の
経営方針に対して
法律に違反していないのに
裁判所が統制するのか。
って
話になります。



社会が、
そういう会社を拒絶して
市場から退場させていく。
というのなら
判りますけど。
裁判所で裁判官が法律に触れていない部分まで踏み込んで
一方的に判断を下すものではないでしょう。



というか、
これ
前段階として、
このような内容は業務違反である、
って
差し止め訴訟があってしかるべきで。
そこで
裁判所が
差し止め、改善命令を出した後で、
それでも
会社が応じなくて。
慰謝料を求めて訴える、
というのなら判りますけど。
そこ
すっ飛ばして、
業務として受け入れていたけど、
やっぱり嫌だったから、と。
会社内で
拒絶の意志を示さず、
会社が悪い、とか訴えるのは。
それは
明らかにおかしくないですかね?
契約上
納得しているように見せかけて。
了承しておきながら、
裏では納得してませんから、慰謝料払え。
って。ことですよね?
公表されている推移を見る限り。そうなっているのですけど。
この裁判、
如何にも韓国人らしい、っていうか(笑
日韓請求権協定を
トンデモ理論で反故にしたのと
同じ構造ですよね(嗤



それとも
差し止め訴訟と慰謝料支払いが
セットになった訴訟、判決なのかな。
それならそれで、
ちょっと時間がかかりすぎ、というか。
事件の発生から
時間が経ちすぎ。
裁判所は何していたのか、って話ですけど。

 

 

japan.hani.co.kr

 

日本の住宅会社「韓国人は嘘つき民族、在日は死ね」度が過ぎた嫌韓

 日本の不動産関連の大手企業であるフジ住宅が、長期にわたり「韓国人は嘘が蔓延した民族」「在日は死ね」のような“嫌韓”内容が書かれた文書を社内に配布し、裁判所から賠償を命ずる判決を受けた。だが、会社側は被害者に対する謝罪や再発防止策を出すどころか「思想の自由に大きな制約が加えられる」という論理を展開して控訴すると明らかにし、物議をかもしている。
 大阪地方裁判所は2日、嫌韓文書を配布し続けたフジ住宅と今井光郎会長に対して「社会的に許容できる限度を超えた」として110万円を賠償するよう命じた。
 今回の判決は、フジ住宅の職員である在日韓国人3世の女性が訴訟を提起してから5年たって下された。この女性は、小学校高学年の時から日本名を使わずに韓国名で通していて、日本人男性と結婚した後にも名前と国籍は変えなかった。匿名を希望したこの女性は、勝訴後に朝日新聞とのインタビューで「『在日』であると堂々と言える日本になってほしい」として会社を辞めずに闘ったと言い、「子には憎悪や偏見に屈し、沈黙する未来を残したくない」と明らかにした。
 フジ住宅は、売上1104億4400万円に達する大規模な会社で、950人余りの職員が仕事をしている。この会社は、2013年2月から2015年9月まで2年半以上にわたり韓国人嫌悪発言を書いた文書を全職員に配布し、職員に感想文を提出させてきており、今回の訴訟を提起された。今回の裁判を助けた日本の「ヘイトハラスメント(特定集団への差別・いじめ)裁判を支える会」によれば、こうした文書は全部で段ボール3箱分にもなるという。これらの文書には「在日は死ね」という極端な表現から、韓国人を「嘘つき」とか「野生動物」などと侮辱する雑誌やインターネット記事などが含まれている。歴史を歪曲する内容も多数含まれていた。「慰安婦の場合、個室がある大規模な2階建て家屋で宿泊し生活した」として「生活が贅沢だとも言えるほどだった」という内容が代表的だ。会社は、文書を読んだ後に「韓国は嘘をついても責任を負わない、嘘が蔓延した民族性を持っている」と職員が書いて出した感想文を集めて再び配布もした。またこの会社は、植民支配とアジア侵略戦争を美化した中学校教科書を支持するアンケートに回答するよう職員に強要したりもしたと分かった。
 被害者を支援した弁護団は、最近声明を出して「フジ住宅株式会社に対し、本勧告を真摯に受け止め、従業員の職場における人格権的自律を脅かす行為を中止するよう強く求める」と明らかにした。
 だが、フジ住宅側は「7月2日の判決結果についての弊社の見解」という資料を出し「もしこの判決を受け容れれば、弊社は今後国際情勢等に関する書籍を、一切、社員に紹介することすら出来なくなってしまう。少なくとも何を配ってよく、何を配ってはいけないのかを自分で決める事ができなくなる」」とし、控訴する意向を明らかにした。

 

うーん、
これたとえば『黒人差別』とかに置き換えると
よく判ると思うのですが。
黒人差別を肯定する文書を
社内で採用していた、として。
それについて、
社内で抗議して改善を訴えた上で、
そこから
裁判に持ち込むのでは無くて。
当人が黒人である事を隠していて。いきなり裁判に持ち込む、
とか。
その状況で『内心の保護』を適用して
慰謝料支払いを是とするとか。
それって
拒絶の意志を示していないのに。
阿吽の呼吸で相手の意向を読み取れ、
とか
言っているのに等しいですよね。
欧米では、
この状況だと、
まず
訴訟自体受け付けないと思いますが。
つまり、
まず
『これは嫌です。やめてください』
との
周囲への意思表示があって。
そこで
関係者の間で
利害調整が行われて。
それでも上手くいかない、
だから
裁判に持ち込む。
というのなら
裁判が成立しますが。
『ずっと嫌だと思っていました』
と言うだけで、
その意志を誰にも表明していません。
さらに、当人は自分の立場を偽り周囲に隠している状態、
それを相手に判れ、とか言われも。
相手の方が困るわけで。
ここで
法律に明確に違反している、
とかならともかく。
法律上問題ない、
となると。
欧米だと、
それは裁判以前の問題です。
また、
異議をハッする以前の事象について
賠償が認められることはありません。
『異議を唱えていない』
ってことは
『了承した』と同意に見做されますから。
今回の慰謝料って、
どういう計算で算定しているのだろう?