kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

新たな時代の始まり ―― 藤井七段、新棋聖に 史上最年少タイトルホルダー

多分、
何十年か後には、
そう言われる事になる、と思うのですよ。
この件は。



今回のこの大勝負については、
挑戦権を獲得する前の時点から
注目していたのですけど。
ただ、
傍から見ているだけの私のような素人でも。
『このまま天頂を取りそうだな』
と。
判ってしまうほどの
勢いがあったので。
その時が来るまでは、
ヘタな事を言わない方がいいな。
と思って。
じっと
固唾をのんで見守っていました(笑
なんというか、
事実の前には
どんな言葉も無力なんだよな(笑



しかし、
『まだ17歳ですよ』

テレビでやたらと連呼しているのけど。
世界的なアスリートたちとの比較で考えるのなら、
『17歳』って、
だいたい肉体的な成長のピークに近い、
疲労の回復と成長のバランスで言うと、
『絶頂期』なんですよね。
ここから先は、
疲労回復時間が
成長よりも上回ってくる分岐点に近い時期。
なので
身体能力のポテンシャルで言うのなら
疲労回復も含めた身体能力としては、
人生を通した中でピークに近い時期で。
そういう
身体の競技能力が
ストレートに明暗を分かれ目となる、
『陸上』とか『水泳』とか『体操』とか
あと
『柔道』とか『ボクシング』とか
それらの
競技ルールがシンプルかつ連戦前提の競技だと。
トップ選手の年齢は
だいたい、
このくらい~20歳くらいまで。
長くても
20歳台前半。
そこから先は、
経験と技術、戦略によって
勝負の世界を制していく。
で、
ルールが複雑な競技、
あと
インターバルが長く取られて
『駆け引き』が勝負の綾になる競技、
では、
技術と経験による『円熟』で
相手をひっくり返して
勝負を制する機会が多々残されているので。
選手寿命がかなり先まで伸びます。



将棋は
どちらかというと前者より、
一試合ごとの間隔はかなり長いのですけど
一試合が連戦ですから。
なので、
この先、
加齢による疲労回復の遅れとともに、
コンディション調整の重要性が増して
これまでとは異なる成長が求められる場面が出てきます。
果たして、
そこに対応出来るかどうか。
対応したら、
令和時代を代表する棋士・藤井名人、
として
歴史に名前を刻むことになるでしょう。
それがどうなるか。
横から見ているだけの野次馬としても、
なかなか
楽しみであります。

 

 

www.sankei.com

 

【ヒューリック杯棋聖戦】藤井七段、新棋聖に 史上最年少タイトルホルダー 30年ぶり更新

 将棋の高校生棋士藤井聡太七段(17)が渡辺明棋聖(きせい)(36)=棋王・王将=に挑戦していたタイトル戦「第91期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負」(産経新聞社主催)の第4局が16日午前9時から、大阪市福島区関西将棋会館で指され、後手の藤井七段が勝ち、シリーズ3勝1敗で初タイトルとなる棋聖位を獲得した。
 17歳11カ月でのタイトル獲得は、屋敷伸之九段(48)が持つ最年少記録(18歳6カ月)を30年ぶりに更新。初の現役高校生のタイトルホルダーとなった。
 藤井新棋聖は今シリーズ、17歳10カ月と20日の史上最年少でタイトルに挑戦した。現役最強とされる渡辺前棋聖に対し、相手の得意戦法の矢倉戦で開幕2連勝。初タイトルに王手をかけた第3局では敗れたものの、2勝1敗で迎えた第4局は、連勝した第1、第2局と同様に矢倉戦となったが、三たび勝利し、3勝1敗で初戴冠(たいかん)を成し遂げた。
 藤井新棋聖は現在行われている第61期王位戦七番勝負でも木村一基王位(47)に挑戦しており、開幕から2連勝している。
 藤井新棋聖は愛知県瀬戸市出身。杉本昌隆八段門下で平成28年10月、史上最年少の14歳2カ月で、5人目の中学生棋士としてプロデビューした。29年6月には史上最多の29連勝を達成。29年度の記録全4部門独占の最年少「四冠王」、史上初の3年連続で勝率8割をマークするなど数多くの記録を打ち立てた。
 渡辺前棋聖は初防衛に失敗し、2冠に後退した。