kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

日本では話題にならないけど ―― 米国防総省、ホワイトハウスに在韓米軍削減案を提示


最近、
気になっている
米国の動向に関するニュース二つ目。



日本の事ではないので
日本のメディアでは
まったくと言ってイイほど
取り上げられていません。
でも、
事は韓国だけの問題ではないのですよね。
既に、
これより先に、
欧州派遣駐留中の在独米軍を削減すると
米国は
宣言しています。
この件に付いては、
米国メディアが
トランプ大統領の不見識、暴挙』
と報じるのに
歩調を合わせて
日本メディアも
トランプ大統領がまたヤラかした』的な
ニュアンスで報じていますけど。
米軍が
欧州(EU)とは
安全保障上で方針を異として。
欧州から手を引きたがっていたのは、
既に
オバマ政権時代には
ハッキリと示されていた意向です。
ただ、
オバマ前大統領は
周囲への影響を配慮して。
欧州同盟国との合意の上での実施を
優先させていたため、
外交による
根回しが上手くいかない中で
なかなか撤収を進められず
ズルズル先延ばしになっていました。
これに対して、
その後に大統領に就いた
トランプ氏は、
前職・オバマ大統領のやり方では
予定していた
安全保障政策をほとんど進められなかった点を反省して。
合意形成を必須とせず、
米国が
必要に応じて
言うべき事を論じた上で、
合意不調の中でも
予定通りに物事を進める、
という。
手段を選択して。
停滞していた
在外米軍の改革、整理を
推し進めている……
とも
言えます。



そして、
その流れは当然
欧州だけにとどまらず。
アジア方面も対象に含まれるわけで。
在韓米軍の削減は、
その一環ですし。
もちろん
在日米軍だって、
その対象なのですよね。
それについては、
既に
トランプ大統領から
去年の数度にわたる
日米首脳会談の中において。
何度も
言及がありました。
ただ、
その都度、
安倍首相があの手この手で
トランプ大統領に花を持たせて。
追求の矛先をかわして。
日本の国益に沿った形で
有利になるように
上手いこと纏めてきた、
と。
こういう事を書くと、
安倍信者が! 有りもしない手柄を作ってヨイショしている』
とか、
日本の
反日中韓メディアとか『アベガー』信者が
大騒ぎするのですけど。
でも、
こういう安倍首相の実績は、
先に、
トランプ政権の内幕を暴露した、
ボルトン前補佐官が、
暴露本の中で指摘していて。
安倍首相の功績として認めている内容なんですよね。



なんか話がそれてしまいましたけど。
大きな流れとして
米国にとっては
在日米軍も整理の対象であり。
これまでは
安倍首相の個人的な調整能力によって、
なんとか
上手いこと纏めてきたけれど。
それが
この先どこまで続くのか。
このまま行くと
来年には、
安倍首相の任期が切れます。
その後、
日米関係がどうなるのか。
在日米軍が今のままの形で保証されるのか。
その点については
まったくの未知数です。
それを思えば、
今の韓国の動きを見て『他人事』と嘲り、
のんびり高みの見物を決め込む、
とか。
そんな余裕は、
今の日本には残されていない、
はずです。



なのに。
相変わらず、
日本国内の注目度は低いのですよねぇ(笑
やっぱり、
憲法第九条さえあればなんとかなる』
という
狂信に近い
平和ボケなのかなぁ。

 

 

 

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国防総省ホワイトハウスに在韓米軍削減案を提示、米紙報道

国防総省が今年3月、在韓米軍削減を含む複数の選択肢をホワイトハウスに提示したと、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが17日(現地時間)、報じた。米大統領選を約100日後に控え、在韓米軍撤収カードで駐留経費の負担増の圧力を強めているとみられるが、最近、ドイツに駐留する米軍の削減を決定したように在韓米軍の削減が現実になる可能性も排除できない。
同紙は、「ホワイトハウスが昨秋、中東、アフリカ、欧州、アジアなど世界に駐留する米軍の撤収(削減)に向けた選択肢を提示するよう国防総省に指示した」とし、「これを受けて国防総省は、在韓米軍に関する内容を含む選択肢をホワイトハウスに提示した」と伝えた。国防総省はこの報道について、「メディアの推測には言及しない」とし、「世界の米軍の配置は日常的に検討されている」と述べた。また、エスパー米国防長官は17日、資料「国家防衛戦略の履行:1年の成果」で、「白紙状態で各戦闘司令部が既存の任務と態勢を統合、縮小することを検討している」と明らかにした。エスパー氏は、アフリカや欧州などではすでに検討が進んでおり、インド太平洋司令部なども数ヵ月中に検討を始めると説明した。在韓米軍がインド太平洋司令部の管轄であることから、在韓米軍を削減するかどうか検討することを公式に明らかにしたとみられる。
これに対して韓国軍当局者は19日、「韓米間にその問題(米軍削減)を議論したり協議中のことはない」とし、「近く開かれる韓米国防長官画像会談の議題でもない」と明らかにした。軍は米国の在韓米軍削減の検討が在韓米軍駐留経費負担増の圧力カードということに重きを置きながら、真意と背景を確認中だという。