先に予告的な広報がニュースとなっていた
自衛隊の廃棄品オークションが、
昨日
実施されたそうで。
場所は
東京・市谷の防衛省講堂内……だそうで。
記事中に
『講堂』と書かれていたので。
てっきり
『市ヶ谷記念館』の事か、
と思ってしまったのですけど。
そうではなくて、
市ヶ谷庁舎内にある講堂、ってことでした。
この辺は、
地名が『市谷』で建物名が『市ヶ谷庁舎』だったり。
とか、
けっこう紛らわしいのですよねぇ。
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まあ、
それはそれとして。
この件、
昨夜と今朝と、
かなりニュースで取り上げられていて。
なかなか盛況だったようです。
とはいえ、
出品された品々は、
あくまで『日用品』の範疇に収まる品物ばかりですので。
金額的には
そこまで大騒ぎする程ではないのですけど。
落札額の最高額が
100万円を超えてませんし。
雰囲気的には、
『オークション』というより
『チャリティーバザー』と言うべきでしょうか。
それでも、
政府が
あらゆる手段を駆使して
資金調達の機会を広げよう、とする
その試みは
賞賛されるべき物だと思います。
こういう流れが、
他の省庁にも広がって
色々と
知恵を絞った出品が増えてくると
もっと
面白くなるのですけどねぇ。
どうかなぁ。
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それと、
出品されたアイテムが
実際に使われていた場面の写真とか
添付されていたら。
もっと
盛り上がった、と思います。
たとえば、
操舵輪、だったら、
舵に
装着されていた状態での写真。
とか。
パイロット関連用品なら、
実際に
パイロットが装備して、
搭乗していた機体を背景にして
撮影した写真を添付する、
とか。
どんな場所で、
どんな風に使用されていたのか。
それを
補完してくれるイメージが
添えられていれば。
出品されたアイテムが内包している
ロマンを語ることが出来るので。
さらにさらに大いに盛り上がった、
と
思うのです。
自衛隊で不要となった装備品の初のオークションが26日、東京・市谷の防衛省講堂であった。「厳しい財政下で財源確保を」と河野太郎防衛相の肝いりで開催。陸、海、空各自衛隊から武器など危険なものを除く21点が出品され、落札価格総額は581万8千円となった。
コロナ禍で同省は都外在住者には参加自粛を呼びかけ、応募による抽選に当たった450人のうち176人が来場。競りの開始価格は5千円~3万円。最も高値がついたのはヘルメットなどの「パイロット関連用品セット」の66万円だった。
落札価格の総額は開始価格の約33倍になったが、河野氏がめざす米国製最新鋭戦闘機F35の1機分(約100億円)は遠い。競りの司会もした河野氏は「今回いい値をつけていただき、自衛隊員の勤務環境改善に役立てられれば。(今後)どう売り上げを上げていくか、財務省と相談していきたい」と記者団に語った。(藤田直央)