先月、
新型コロナ肺炎のワクチンについて。
日本政府が
米国ファイバー製薬会社と、
6千万人分供給契約で
正式に合意したのに続いて。
今度は、
英国アストラゼネカに、
1億回分以上の供給契約で合意する見込み。
なのだとか。
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この吉報なニュースが、
昨日飛び込んで来ました。
ただ、
その内容はちょっと注意が必要で。
記事中にも触れていますが、
先に合意締結した、
米国ファイザーとは、
6千万人分。
ということで
供給人数が単位になっていますが。
今回の
英国アストラゼネカの場合は、
1億回以上、と。
ワクチンのロット数が単位になっています。
ワクチンは、
一人が継続して複数回接種する利用方法が常識ですから。
英国アストラゼネカからの供給人数は
1億人を下回るのは
ほぼ間違いありません。
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おそらく
先に
合意締結した米国ファイザー分のワクチンと併せて、
6千万人+6千万人で。
不具合が出た場合の他方への乗り換え、
接種未利用分も含めて。
ほぼ、
1シーズンは
日本国民全員をカバー出来る分だけは確保している、
と
思われます。
利用状況として、
先にA → 後からB
というような
継ぎ足し接種、というのは
普通
あり得ませんから。
1シーズン分、
6千万人+α(数千万人分)の確保、
という具合で。
αは予備補填分。
乳幼児と高リスク対象者へのワクチン接種は、
リスクの高さから無いだろう、
と
考えられるので。
日本政府は、
基準対象者数を6千万人くらいに
設定しているのではないかなぁ。
それなら
米国ファイザーに注文した分で
事足りますけど。
万一、
何かしらのアクシデントで納期が遅れたり、
欠品したり、
また、
米国ファイザーのワクチンでは、
体質的に
副作用が出てしまって十分な効果が得られない。
という人のために、
前もって
プランBを用意して手当した、
という
事なのでしょう。
新型コロナ ワクチン供給で「アストラゼネカ」と合意へ 厚労省
2020年8月6日 10時57分
イギリスの製薬大手、「アストラゼネカ」が開発中の新型コロナウイルスのワクチンについて厚生労働省が1億回分以上の供給を受けることで近く合意する見通しになったことが関係者への取材で分かりました。会社は、来月中の海外での実用化を目指していて、日本国内でも今月から臨床試験を始める計画です。
厚生労働省が供給を受けるのは、▽イギリスの製薬大手アストラゼネカと、▽オックスフォード大学が開発を進めている新型コロナウイルスのワクチンです。
3段階ある臨床試験のうち初期段階では、▽接種後に抗体の量が増加し、▽およそ2か月たっても高い水準を維持していたことなどが確認されたとして、すでにブラジルなどで臨床試験の最終段階に入っています。
関係者によりますと、1億回分以上のワクチンを日本に供給することで、近く厚生労働省と合意する見通しになったということです。
接種が必要な回数は1回か2回になる予定で、供給されるワクチンが何人分に相当するかは現時点で決まっていないとしています。
アストラゼネカは、来月中(9月)に海外で実用化することを目指していて、日本国内でも今月から臨床試験を始める計画です。
日本へのワクチンの供給をめぐっては、先月末にもアメリカの製薬大手ファイザーとの間で、開発に成功した場合、6000万人分の供給を受けることで基本合意しています。