市場経済の維持を
最優先事項に定めて。
感染拡大抑止は
後回し。
人的接触機会制限は要請しない。
その結果、
一日の新規感染者が１万人を突破して、
今だと、
５万人前後。
感染による死者は
毎日千人以上。
それでも、
市場経済が維持出来るのなら。
それは
必要な犠牲である。
と。
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それはそれで、
一つの
考え方であり。
選択であり、決断です。
国民の大半が
それを支持する、
というのなら。
そういう政策もアリなのでしょう。
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私的には、
容認しがたい内容ですけど。
日本にも
いまの米国の在り方に象徴される
この手の主張を支持する人は
たくさんいますし。
『新型コロナ肺炎はインフルエンザと同じかそれ以下だ』
とか
『重症者が少なく致死率が低いから問題無い』
とか
『経済が停滞する方が被害が大きい』
とか。
色々な言葉を使って、
経済最優先を説いています。
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でもさ、
実際、
感染者が毎日数万人、死者が千人以上再生産される状況で。
経済を
問題無く回せるのか。
問題無く回るのか。
と
市場に目を向ければ。
それは
どうやったって不可能で。
あらゆる場面で
感染リスクを抱えている現実世界は、
まさに
地雷原の中を手探りで歩いているような状況で。
人の動きが止まり、
前触れもなく現場から抜けていく。
その影響から逃れられないため。
平時に比べて
パフォーマンスは
当然低下。
平時のパフォーマンスを維持するには、
莫大なコストが必要になる、
という結果。
果たして、
そうやって多大なコストを掛けて
経済を回した、として。
それがプラスになるのか、
かけたコストの分、
マイナス超過が大きくなりすぎて。
ストックを浪費しているだけで。
ストックが切れた途端
破綻するだけではないのか。
そういう
考え方も出来るのですけど。
そういう議論は
出てこないのですよねぇ。
米コロナ感染５百万人 連日千人死亡、沈静化遠く
米紙ニューヨーク・タイムズの集計によると、米国で確認された新型コロナウイルス感染者が８日、５００万人を超えた。死者は１６万人余りで、いずれも世界最多。１日当たりの感染者数は７月末以降、減少傾向にあるが、死者数はほぼ連日千人を超えており、沈静化には時間がかかりそうだ。
早期に経済活動を再開した南部や西部の州での感染確認が依然として多い。死者数は１２月までに３０万人に達するとの推計もある。
各州当局によると、感染確認数の最多は西部カリフォルニア州で約５５万人。次いで南部フロリダ州が約５２万人、同テキサス州が約４８万人、５月ごろまで感染の一大中心地だった東部ニューヨーク州が約４２万人。
ジョンズ・ホプキンズ大の集計では、米国では１月２１日に感染者が初確認され、４月２８日に１００万人を突破。いったん落ち着いたが、各地の経済活動再開を受け、６月９日に２００万人、７月７日に３００万人、同２３日に４００万人を超えた。最近は連日５万人前後の感染が確認されている。（共同）
