つい先日、
何者かが
御山に忍び込んで。
白色灯の光を並べて
深夜の山肌に『大』の字を浮かび上がらせて
大騒ぎになった。
京都の
『大文字』送り火。
昨日、
本物(笑が実施されてました
でも、、
今年は、
新型コロナ肺炎の感染予防に配慮して、
関係者の密集を避けるために。
送り火をともしたのは6カ所だけ。
なので、
どう見ても
『大文字』には
なりませんけど。
・
・
・
大方の評判は、
『これはこれで
今の世相を映した形なので。
アリだろう』
という。
好意的な受け止めでしたねぇ。
・
・
・
私的には、
やはり、
電灯を使った無機質な光より、
数が減っても、
ゆらゆらと動く
焚き火の光の中にこそ
『命』を感じることが出来ますので。
数が減って
『大の字』にならない、としても。
焚き火であるべきかなぁ、
と
思いますねぇ。
『大文字』は
あくまで
遠目で視認しやすいように備えた
パフォーマンス、演出であって。
要は、
『命の灯火』である、
炎によって
『供養』する
『送り火』部分ですから。
電灯みたいに、
固定されてしまった光を使うのは。
筋違いですよねぇ。
『大』の字を見せるための
パフォーマンスとして捉えるのなら。
電灯の利用が
最適かもしれませんが。
電灯の光の中に、
命の輝きを見いだす事が出来るのか、
というと。
電気の輝きの中から
『生命』を感じ取るのは、
難しいです。
・
・
・
稲妻みたいな『放電』なら、
『命』との繋がりを見いだすことも出来ますけど。
LED灯ではねぇ……
6か所だけ点火して「大」…「京都五山送り火」、見物客の密集避けるため
お盆に迎えた先祖の霊を送り出す京都の伝統行事「京都五山送り火」が16日夜、京都市街を囲む山々で行われた。今年は新型コロナウイルス対策で見物客の密集を避けるため、「大」の文字などが判別できないよう点火箇所を大幅に減らすなど異例の形式で実施された。
東山・如意ヶ嶽にょいがたけ中腹では午後8時、75か所の火床がある「大」の中心の交点と端の計6か所だけに点火。その後は5分間隔で、「妙法」「船形」「左大文字」は文字の交点などの各1か所、「鳥居形」は上部2か所に火がともされた。鴨川の河川敷では間隔を空けて集まった市民らが遠くの火を眺めていた。
点火前には五山の各保存会関係者が新型コロナウイルスで亡くなった人や、九州を中心とした7月の豪雨災害の犠牲者のために黙とうをささげた。
8日夜には「大」の文字をライトなどで浮かび上がらせる騒ぎがあった。地元の大文字保存会などは「送り火本来の意味が理解されず憤りを感じる」として、登山口に当日までの夜間入山禁止の告知文を掲示していた。