kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

単純に喜べない ―― 国内の感染者は新たに1184人

昨日と今日で、
感染症の専門家会議があって。
新型コロナ肺炎の現状、
防疫対策などについて、
あれこれ
討議されたそうな。
その中で、
会議の統一見解として。
現状は、
5月末頃から始まった、
『第二波』とも言える
新型コロナの感染拡大激化について。
とりあえず、
拡大のピークは過ぎたのではないか。
おおよそ、
先月7月末頃、
27日とか28日とか
その近辺がピークで。
そこから
感染拡大が下降局面入りした、
勢いが鈍化したように見える。
という。
分析、評価になるらしいのですけど。



これ、
多分、
専門家の方々が
かなり頭を悩ませた内容だと
思うのですよねぇ。
たしかに、
一日当たりで報告される新規感染者の数、を
グラフとかにプロットしていくと。
先月7月末くらいで頂点を付けていて。
そこから
ジリジリと報告数減少下降しているのですけど。
これが
なかなか悩ましいのです。
数字を見れば
減っている『結果』は間違いない。
では
どうして減少に転じたのか、

原因を探してみるのだけど。
それが、
さっぱり見つかりません。
こうなると、
この現状を『拡大鈍化』と評価して良いのかどうか。
長いスパンで見れば、
たまたま出てくる
統計上の数字のブレ、

見做すことも出来てしまうわけで。
これが、
何かの対策を実施して。
それが
功を奏した結果、
感染拡大の勢いが鈍化した。
という
流れなら。
『原因』と『結果』の因果関係が明らかになっているので。
評価しやすいのですけど。
原因は不明なまま、
結果だけ出ました。
となると。
『裏付け』部分を説明できないので。
果たして、
見た目の数字を
そのまま受け止めて良いのかどうか。



私的には、
学生の夏休みが完全に終わる、
つまり、
日本国内のどこの学校も始業する、
9月に入れば。
今の傾向が変わって、
再び感染拡大へ向かうだろう。

見ているのですけど。
感染拡大に関して、
学生の移動、人的接触がかなり大きなウェイトを占めているように
思えるのですよねぇ。
前回の
『第一波』のときも、
感染拡大のピークは3月下旬くらいではないか。

後からの分析で
そのような評価が出ていましたけど。
これ、
国内学校の全休校、
学生の巣ごもり、というか
家に隔離状態になってから。
だいたい
2~3週間後の話なんです。
政府から休校要請が出たのが、
3月2日ですから。
今回の場合も、
8月上旬が感染拡大のピークだとすると。
これ、
学生が各自バラバラ夏期休暇に入り始めてから。
だいたい
2週間後くらいなんですよねぇ。
まあ、
単に
時期が似通っただけ、とも言えますけど。
この先、
9月以降感染再拡大が始まるようなら。
感染拡大について、
学生たちの行動が及ぼしている影響を
真剣に分析、検討してみる
価値はあるでしょう。

 

 

 

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国内の感染者は新たに1184人、死者は11人…小樽市立病院をクラスター認定

 国内では20日、新型コロナウイルスの感染者が42都道府県と空港検疫で新たに1184人確認され、2日連続で1000人を超えた。死者は、埼玉、神奈川、大阪などで計11人だった。
 新たに339人の感染者が確認された東京都では、20~30歳代が183人で全体の54%を占める一方、70歳以上も32人に上り、直近1週間の平均陽性率は5・4%となった。神奈川県も104人で、5日ぶりに100人を超えた。
 北海道では、新たに25人の感染が判明。小樽市立病院では医療従事者や患者ら計17人の感染が確認され、クラスター(感染集団)と認定された。道内の感染者が20人を上回ったのは3日以来、17日ぶり。
 熊本県では、九州豪雨の避難所運営に携わった同県芦北町の40歳代の男性職員の感染が判明した。
 大阪府では、クラスターが発生した大阪市内の高齢者施設の90歳代女性が死亡し、沖縄県でも、60歳代男性と80歳代女性の死亡が確認された。

 

 

 

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感染拡大、7月下旬から8月上旬にピークか…対策分科会で公表

 新型コロナウイルス感染症の今回の感染拡大は7月下旬から8月上旬にかけてピークに達し、その後、新たな感染者は減っているとみられるとの分析が、21日の政府の対策分科会で公表された。ただ、再拡大の恐れがあり、感染予防対策を続けることが重要だと指摘している。
 分科会委員の押谷仁・東北大教授が感染者を発症日ごとにまとめた分析では、7月下旬を過ぎると減少傾向が鮮明になった。押谷教授は「流行が起これば再び増えるため、安心はできず、引き続き注意が必要だ」と語った。
 また、1人の感染者が実質的に何人にうつすかを示す「実効再生産数」は、増加から減少に転じる指標の「1」を、8月上旬に下回ったという。参考人としてオンラインで参加した西浦博・京都大教授が、東京、大阪、愛知、沖縄の分析結果を示した。ただし、まだ「1」に近い水準とみられるため、再拡大の懸念もあるとしている。