どうも、
韓国現地での危機感は
日本メディアが報道しているよりも、
はるかに強い、
というか。
切迫しているようです。
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というわけで。
8月の報告数を
ざっと並べてみると……
■8/02週
23(3)人→34(13)人→33(15)人→43(23)人→20(9)人→43(30)人→36(30)人
のべ232(123)人/7日
平均33.1(17.6)人
■8/09週
28(17)人→34(23)人→54(35)人→56(47)人→103(85)人→166(155)人→279(267)人
のべ720(619)/7日 前週比3.1(5.03)倍
平均102.9(88.4)人
■8/16週
197(188)人→246(235)人→297(283)人→288(276)人
→324(315)人→333(315)人→397(387)人
のべ2082(1999)/7日 前週比2.89(3.23)倍
平均102.9(88.4)人
という具合になって。
月曜日の報告数、って。
つまり
前日の集計、
日曜日に報告された感染者の集計になるのですが。
だいたい
週の中で最低値を記録する場合が
多く見られます。
これは日本の場合と同じように、
土日で検査機関が休業になるため
結果が出てくる
日曜日、月曜日の報告数が
一時的に減少する、
とか。
そういう事情があったりするのでしょうか。
これまで見てきた
韓国メディアのニュース記事の中には、
そこまで
検査事情を掘り下げて解説している物はなかったので。
あくまで
私の推測にすぎないのですけど。
週頭の報告数が、
その週の最低値を記録する場合が多いのは。
これまでの傾向からハッキリ現れていて。
となると、
今週は
この先、
300~400人程度の
感染者が報告されてきそうですね。
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そういう現状に対して、
つい先日、
韓国政府は
社会的距離=ソーシャルディスタンスの規制強化を
発表しました。
その内容は、
▼屋内50人以上、屋外100人以上の集会や行事が禁止、
▼クラブやカラオケ、インターネットカフェ、
大型学習塾(300人以上)など
感染リスクの高い業種の営業大規模イベントの自粛、
▼プロ野球やプロサッカーなどスポーツは無観客
▼博物館や図書館、美術館など、政府や自治体が運営するは臨時休館
▼社会福祉施設と保育園は休館、休園を推奨
▼幼稚園と学校は登園・登校者数を減らし、遠隔授業を並行
という具合。
これらの自粛・隔離強化計画の実施が発表され直後の
世論調査では
韓国民の過半数が、
それらの自粛、隔離要請を『是』としているのだとか。
ただ、
反対している人も
過半数には届かないものの
かなりの数がいて。
賛否両論二分されている、
と
言っていい結果になっています。
そういう世論に対して、
韓国政府、
狂気の文オジサンは
自粛、隔離レベルを引き上げたばかりで、
間髪入れず
さらなる
自粛、隔離強化を目指しているそうで。
狂気の文オジサンが
さらなる支持率強化のために
暴走しつつある、
というか。
暴走しています(笑
しかも
ストッパーが居ない、
という。
この先、
一波乱も二波乱もありそうですねぇ。
韓国の新規コロナ感染者266人 11日間で3千人弱
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は24日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から266人増え、計1万7665人になったと発表した。首都圏の教会を中心とした集団感染がソウル市中心部での集会、職場、小規模の集まりなどを介して急速に広がり、新規感染者数は21~23日に3日連続で300人台を記録したが、この日は4日ぶりに300人を下回った。ただ、これには休日で検査件数が減った影響もありそうだ。首都圏以外の地域でも感染例が相次いでいる上、感染経路不明者の割合も大きく上昇していることから、全国的な大流行を懸念する声は依然として強い。
新規感染者数は首都圏を中心とした集団感染が本格化した今月14日から11日連続で100人を超えており、同期間で計2895人と3000人に迫る。
新たに感染が確認された266人のうち市中感染が258人で、残り8人は海外からの入国者だった。
市中感染者を地域別に見ると、ソウル市が97人、京畿道が84人、仁川市が20人と、首都圏が201人を占めた。ほかに、大田市と忠清北道で各10人、忠清南道と全羅南道で各7人、江原道と慶尚北道で各6人、全羅北道で4人、釜山市で3人、光州市、蔚山市、世宗市、慶尚南道で各1人の感染が確認された。
ソウル市城北区にある「サラン第一教会」などで起きた集団感染に関連した感染者が増え続けている中、首都圏以外でも新たな集団感染の事例が確認されている。
対策本部によると、サラン第一教会に関連する感染者は23日正午現在、計841人に上る。職場や宗教施設、医療機関などを介して感染が広がっている。
また、光復節(日本による植民地支配からの解放記念日)の15日にソウル中心部で開かれた大規模集会に関係した感染者は計136人に増えた。
京畿道竜仁市の教会、ソウル市江南区の投資会社、京畿道坡州市のコーヒーチェーン店などでの集団感染に関係した感染者も増え続けている。
このほか、大田市のバドミントン同好会、入浴施設、全羅南道のフードコート、大邱市の葬儀場、仁川市の高齢者施設、教会など、各地・各所で感染例が相次いでいる。
一方、海外からの入国者で新たに感染が確認された8人のうち、4人は空港や港湾での検疫で判明した。残りの4人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。
新型コロナによる死者は前日と変わらず、計309人。
中央防疫対策本部は、毎日午前10時に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。
社会的距離確保の最高水準引き上げ 56%が「必要」=韓国世論調査
【ソウル聯合ニュース】韓国の世論調査会社リアルメーターが24日に発表した世論調査結果によると、新型コロナウイルス感染の再拡大を受け、「社会的距離の確保」のレベルを最も高い第3段階に引き上げて防疫措置を強化することについて、回答者全体の55.9%が「感染拡大を早期に断つために必要な措置」との見解を示した。40.1%は「経済への影響などを考慮し、慎重に決定すべきだ」と答えた。
調査はYTNの依頼を受け、全国の成人500人を対象に21日に実施された。
感染者は特に首都圏で急増している。社会的距離の確保のレベル引き上げを「必要な措置」と答えた人は、ソウルで53.9%、京畿道および仁川市で48.7%だった。
韓国政府、ソーシャル・ディスタンシング「レベル3」引き上げに向けた細部指針を準備
レベル2を全国に拡大した初日に
新規感染者が400人に迫り
「事実上の封鎖措置」であるレベル3にも言及
防対本本部長「レベル2の影響は1週間見る必要」
効果を見守りながら、レベル3の指針を準備
京畿道に続きソウルもマスクを義務化
今週が最大のヤマ場…週末あたりに決定韓国政府は今週後半あたりに「ソーシャル・ディスタンシング」レベル3への引き上げを決定するものとみられる。ソーシャル・ディスタンシングのレベル2は19日にまず首都圏で施行され、23日から全国に拡大し施行されている。政府は、レベル2の効果が今週末から現れると判断し、感染病専門家らが主張するように「直ちにレベル3に引き上げ」はしないものの、レベル3への細部指針の準備に入った。レベル3は10人以上の集まりが禁止されるなど、事実上封鎖と変わらない措置だ。
「レベル3への引き上げ」を決定する時期について、政府関係者は23日、「1週間」という期限を提示した。同日の定例ブリーフィングで中央防疫対策本部(防対本)のチョン・ウンギョン本部長は「レベル2を適用した影響が現れるには、少なくとも1週間以上の時間がかかるのではないかと判断する」とし「直ちにレベル3に進めるべきだという専門家の指摘があるが、国民や社会でレベル3を準備するのにある程度物理的な時間が必要だ」と述べた。中央事故収拾本部(中収本)のユン・テホ防疫総括班長も「今週中に現在の拡散傾向が収まらないなら、防疫当局としてレベル3への引き上げまで検討するしかない非常に厳しい状況だ。今週1週間が最大のヤマ場になる」と明らかにした。
中央政府が「防疫強化」に躊躇している間、ソウル市は先制措置の施行に乗り出した。24日午前0時から、ソウル市民は室内をはじめ大勢の人が集まる屋外でも、食事をする時を除きマスクを着用しなければならない。これに先立ち、京畿道、釜山市(プサンシ)などもマスクの着用を義務付けた。ソウル市はまた、出入者名簿作成やマスク着用などの防疫規則を一度でも違反した事実が摘発された場合、大衆利用施設に2週間集合禁止命令を下すことにした。これまでは違反の事実を是正するよう行政指導だけを行ってきた。300人未満の塾や宗教施設、室内結婚式場、映画館、銭湯、葬儀場など5万8353カ所が該当する。
政府は1週間見守るとして慎重な態度を示したが、レベル3への引き上げに備えて、各省庁別に細部指針をまとめる作業に入った。防疫指標から見て、レベル3への引き上げが目前に迫っているためだ。ここ2週間(9~22日)に韓国国内で発生した1日の平均新規感染者数は162.1人で、前の2週間(12人)に比べて13倍以上増加した。これはレベル3への引き上げの基準の一つである新規感染者平均100~200人以上に該当する。特にここ1週間(16~22日)は、1日の平均新規感染者は268.4人に上る。中収本のソン・ヨンレ戦略企画班長は「レベル3に入れば、公共部門では全体人員の50%以上が在宅勤務を実施し、同様の基準を民間企業に勧告する案などを検討している」と述べた。
首都圏地域だけをレベル3に上方修正するか、それとも全国を同時に引き上げるかをめぐっても、政府は頭を悩ませている。中収本のユン・テホ防疫総括班長は「レベル3はすべての日常活動の停止を意味し、国民経済活動全体に致命的で苦しい影響を与える」とし「長期間はできない封鎖に近い措置であるため、短期間で引き上げ効果を得られるよう準備している」と説明した。レベル3が施行されれば、10人以上の集まりが禁止され、登校授業やスポーツ競技などが中止される。飲食店や必須産業施設は夜9時までの営業となる。医療・経済分野の専門家らで構成された生活防疫委員会でも、25日に関連の議論が行われる予定だ。
一方、教育部は今月22日、全国の市・道教育庁の副教育監とテレビ会議を開き、レベル2のソーシャル・ディスタンシングによる学年別登校指針を26日から施行することに決めた。