kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

そろそろ将来の展望が出てこないものか ―― 国内のコロナ新規感染者745人

そろそろ、
こうして
毎日の感染状況をチェックし続けて。
半年ほどになるのですけど。
2月末、3月頭頃から
追いかけ始めて。
もうすぐ
9月ですからねぇ。
時が経つのは本当に早い(笑



そこで、
最近とくに感じるのが。
『これからの青写真が出てこない』
これに
大きな不満と不安を感じています。
なんと言えばいいのですかねぇ……
個人的な目処、
とか。
当面の目標
とか。
そういう
小さな話では無くて。
日本社会全体として、
新型コロナ肺炎パンデミックが続く
世界のこの一時代を
どのように生き抜くのか。



これは、
もちろん
一言で語れるような簡単なテーマでない事は
重々承知しています。
でも、
今年の5月末、
緊急事態宣言が全解除するまでは。
極めて
わかりやすいものでした。
『感染拡大抑止』
『水際封じ込め』
って。
日本社会全体、
政府の方針として。
何をどうするのか。どうしたいのか。
それが
はっきり決まってましたから。
そして
国民がそれを理解できていた。
って、
何をしなければならないのか、
判っていても。
それを実現できるのかどうか、
それは別問題で。
色々と
不具合は山ほどありましたけど。
デマ情報が飛び交うワ、
検査体制はいつまで立っても拡充されないワ、
補償は行き届かないワ、
いちいち挙げていけばキリがないほど、
問題山積みでしたけど。
とにもかくにも、
何をするべきか。
何を目指すべきか。
その点は、
上に書いた通り、
国民全員の共通認識として明確に捉えられていました。



ところが、
5月末前に緊急事態宣言が全地域解除となってから。
第一波を乗り越えて、
それまでの目標がお役御免となった後。
では、
この先、
日本国民は
いったい何をすればいいのか。
何を目指すのか。
それが判らなくなってしまった……
いや、
正しく言えば
『酷く曖昧になった』
具体的に言えば、
第一波を乗り越えて、
いったんは
感染拡大の勢いが鎮まったところで。
『経済優先』
と。
『感染拡大抑止』
と。
一見して
相反する二つの目標が掲げられて、
これは素人目で見ても、
向いている方向が右と左と、
真逆のベクトルだと。
すぐに判る代物ですよ。
右が上がれば左が下がるし。
左を上げれば右が下がる、
ということで。
それなら
どこでバランスをとるのか。
という
最重要点、
肝心要の部分を、
全部
国民に丸投げする、
という。
政治的には大ポカをやらかしてしまったために。
国民の漂流が始まりました。



その結果が、
1日あたりの新規感染者が1000人越え、
一部地域、離島などでは、
医療体制が逼迫する、
という。
緊急事態に直面して。
ようやく、
優先順位はどうあるべきか。
国全体として、
再認識出来た次第、というお粗末さですよ。
結局
まず
第一に
『感染拡大抑止』があって。
その範囲の中での
『経済活動の最大化』
という
順位付けが成立してないと。
結果として、
日本社会が活動できない。
という、
当たり前の事実。
これを
なによりも
本来
日本国民をリードするべき
政治家たちが
その真意を
まったく理解していなかった
という。
お粗末すぎる出来次第でした。
それは
例えば、
東京都や大阪府が掲げていた
感染状況の区分けと、
段階的な対処指針などに如実に表れていて。
緊急事態宣言解除直後に、
今後の方針として、
『東京アラート』とか『大阪モデル』とかが
華々しく公表されて
掲げられたわけですけど。
実際、
感染拡大が進むと
指標がどんどん変わるわ、
当初掲げていた隔離・自粛要請はまったく実施されないわ、
指針通りに
運用しないのなら。
いったい
何のための行動指標、指針だったのか。
という、
『机上の空論』的グダグダな防疫対策がまかり通って、
誰も何も反省しない、
責任をとらない、
という。


そんな感じで、
このグダグダが
そのままズルズルと未だに続いています。
この醜態は、
いったい
どこまで続けるつもりなのでしょうか。



ただ、
改善された点もあって。
とくに目覚ましいのが、
各種数値に関する公表姿勢です。
日々報告される感染者数がその筆頭格ですけど。
病床の稼働率から、
重症患者、軽傷患者の人数、割合、
などなど。
これら
現在の感染拡大状況を表す、
各種指標については。
ほぼ
リアルタイムで公開されるようになりました。
これは
5月までの
第一波時と比べて
大きな進歩です。
でも、
これって。
過去から現在の状況を示しているだけで、
この先の未来の見通しを
示してくれるものではありません。
どこまで行っても、
数字の羅列。
データであって、
この先の行動を規定する
『指針』にはなりません。
鳴り物入り
新しく作った『分科会』も
何やっているのかさっぱり判らない、
ブラックボックスになりかけていますし。
このまま
ダラダラ時間を浪費していると。
国民の貯金が
どんどん食い潰されて。
詰むだけだと思いますが……
なんとかしよう、という動きがまったく出てこない、という(笑

 

 

 

 

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国内のコロナ新規感染者745人…都内は212人、重症患者39人

 23日に国内で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者は、40都道府県と空港検疫で計745人で、2日連続1000人を下回った。死者は愛知、徳島、福岡などで計9人だった。
 東京都では212人の感染が判明し、重症患者は22日より2人増えて39人。都によると、全体の半数超の109人が20~30歳代で、70歳以上も17人確認された。感染経路が判明している93人のうち、家庭内感染が44人で最多だった。

 

 

 

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「ウイルス弱毒化、科学的根拠ない」…年代別死亡率は第1波とそれ以降で変化なし

 新型コロナウイルスの感染者の年代別死亡率は、5月末までの第1波とそれ以降で大きな変化がないことがわかった。厚生労働省の助言機関の会合で24日、分析結果が公表された。ウイルスの病原性が低下している可能性への指摘があるが、助言機関の座長を務める国立感染症研究所(感染研)の脇田隆字所長は「ウイルスが弱毒化している科学的根拠は今のところない」としている。
 感染研の鈴木基・感染症疫学センター長の解析によると、第1波の感染者と6月1日~8月19日の感染者の死亡率は、それぞれ6%、4・7%。70歳以上は25・1%、25・9%、50~69歳は2・8%、3・1%で、50歳未満ではいずれもほぼゼロで、大きな変化がなかった。6月以降は、70歳以上の割合が第1波の半分以下となったため、死亡率を下げたとの見方を示した。
 これに対し、重症化には、男性であることや高齢化、糖尿病、脂質異常症などが関係していた。重症化リスクの高い人が多くいる病院や高齢者施設などで感染を早期に発見し対策につなげることが重要としている。