kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

これは惨い ―― 重機が深さ30mの地下タンク跡に転落か

昨日からメディアで頻繁に取り上げられている
このニュース。
内容が、
滅多に起きない物なので。
あと、
見た目のインパクトも特大ですから。
ニュースバリューがある、
って判断で。
露出機会が増えているのかなぁ。



しかし、
事件の詳細を
テレビでアレコレ取り上げているのですが。
その内容について、
ちょっと違和感があるのです。
役所の担当者が
タンクの設置場所を知らなかったのではないか。
とか言うコメントが流れているのですけど。
それは有り得ないですよ。
タンクの詳細な配置図が、
横浜市の担当部課(市政策局基地対策課)内のHPに
掲載されていますので。
ほぼほぼ正確な配置を、
把握しているはずです。
問題なのは、
その情報が
現場で作業する作業員に伝わっていたかどうか。
ですが。
まず、
市と直接打ち合わせをしている、
窓口となっている業者、担当者は連絡を受けているはずです。
今回
事件を起こした作業員が
従事していたのは
タンクを埋め立てるための
土砂を寄せ集めている作業だったそうですから。
どこに何があるのか、
知らなかったら
全体の作業計画なんて作成できませんからね。
ただ、
ここで一点、
引っかかる部分があります。
事件現場の空撮写真を見ると。
作業用に
集積されていたと見られる土砂が、
タンク上蓋の上を覆う形で詰まれている。
そういう形跡が見えます。
どうやら、
作業区域に、
タンク上蓋の領域までが含まれていた、
と。
そのように見えます。
タンクの上を半分ほど覆う形で、
砂利山が見えていますから。
その砂利山の中央部分が、
タンクを塞いでいた上蓋の欠落にあわせて
ボッカリ欠落していますからね。
これは、
欠落した砂利山部分をつなぎ合わせると、
タンク上蓋にかなりの量が盛られていた、
と推測できます。
それは、
おそらく
タンク内の汚水を抜いていけば。
崩落して内部に堆積した砂利の量で、
裏付けられるハズです。



とかとか考えていくと。
工事を請け負った業者の中で、

監督と現場作業員の情報共有が上手くいってなかった、
のだろう。
という
推測が成り立ちますねぇ。
それも、
砂利山の配置を見れば、
作業の
かなり初期の段階から
現場作業員はタンクの位置を把握していなかった、
か。
もしくは、
タンク上蓋の荷重耐性、許容量について
見積もりを誤っていた。
か。



この辺の事情について。
どこに事故原因に繋がる問題があったのかは、
現場写真を見れば一発ですから。
警察はすでに把握しているはずで。
そろそろ、
問題点が
明らかになってくるのかな。

 

 

 

www.yomiuri.co.jp

 

重機が深さ30mの地下タンク跡に転落か…ヘドロや油、操縦男性の捜索難航

 25日午後4時15分頃、横浜市金沢区の旧米軍施設「小柴貯油施設跡地」内の工事現場で、「重機が穴に落ちたかもしれない」と工事関係者が119番した。重機を操縦していた60歳代の男性と連絡が取れていない。神奈川県警などは、男性が重機とともに直径約45メートル、深さ約30メートルの地下貯油タンク跡に転落したとみて、捜索している。
 県警などによると、男性は、タンク跡の脇で重機を使って、別の工事で出た土砂を積み上げる作業をしていた。25日午後3時頃、別の作業員が重機がなくなっていることに気づいた。
 横浜市によると、タンク跡は、コンクリート製の蓋で覆われていたが、蓋の一部がなくなり、大きな穴が開いていた。蓋は土がかぶさっていたため、男性がタンク跡に気づかなかった可能性があるという。
 消防隊員らが捜索したが、タンク内部には深さ約9メートルの水がたまり、25日夜に捜索を中断。26日朝から捜索を再開したが、ヘドロや油で水が濁ってダイバーが入れず、作業は難航している。

 

 

 

 

www.yomiuri.co.jp

 

深さ9mの濁り水、ダイバー入れず…タンク跡「転落」男性の捜索難航

 横浜市は25日、同市金沢区の旧米軍施設「小柴貯油施設」跡地内の工事現場で、土砂を積み上げる作業をしていた重機と操縦していた60歳代男性が、直径約45メートル、深さ約30メートルの地下貯油タンク跡に転落したとみられると発表した。タンク内部には深さ約9メートルの水がたまっていて男性の捜索が難航しており、26日夜から排水ポンプで水を抜く作業を始めた。
 神奈川県警などによると、男性は、25日午前から、別の工事で発生した残土をタンク跡の脇で仮置きする作業を始め、午後3時頃、別の作業員が重機がなくなっていることに気づいた。市によると、タンク跡は、鉄製の桁の上にコンクリート製の蓋が載せられ、土がかぶさっていた。事故後、蓋の一部がなくなり、大きな穴が開いており、重機や土砂の重みで蓋が崩落した可能性があるとみている。
 タンク内部の水は泥などで濁っているためダイバーによる捜索ができず、上からは重機を確認できていない。排水作業は27日以降までかかる見込みで、県警などは、新たな土砂や蓋の落下などの二次災害の懸念がなくなった段階で救助を始める。
 同施設は旧日本海軍が建設し、戦後は米軍が航空機燃料を備蓄していた。2005年に市に返還され、市が公園整備を進めている。跡地内には同様の地下タンクが11基あり、別の工事で出た残土を集めて埋める工事を進めていた。残土の置き場所は市が指定しており、うち2基は埋め立てが終わっているという。
 現場は、八景島から1・5キロ北西の住宅地に囲まれた一角。