さて、
既に本日分の報告が
各自治体からボチボチ公表されているのですけど。
今日は、
午後を回って突然発表された、
『安倍首相辞任』のニュースで。
蜂の巣をつついた大騒ぎ、
メディアが
扱うのは
それ一色になってしまって。
新型コロナ肺炎の感染状況の
報告検証なんて、
どこかに吹き飛んでしまいました(笑
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そんな中で、
昨日の報告分を見てみますと。
昨日、
日本国内で新規に確認された感染者は、
866人。
これ、
先週と比較すると、
先週報告された感染者数が1184人、
でしたので。
ざっと、
0.73倍。27%減。ということで。
一昨日、
前週比で20%減、と。
今週
それまで前週比25%減と続いていた状況から、
やや感染鈍化のペースが
落ちたように見えたところへ。
再び、
前週比25%減に近づく結果が出てきました。
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併せて
東京都の報告についても
見てみますと。
先週の東京都では339人の感染者が報告されていて。
これに対し、
昨日の報告では250人。
前週比0.74倍。26%減。
さらに、
大阪府では、
先週の報告だと132人。
昨日は94人。
前週比0.71倍。29%減。
北海道では、
先週の報告だと25人。
昨日は10人。
前週比0.4倍。60%減。
愛知県道では、
先週の報告だと82人。
昨日は39人。
前週比0.48倍。52%減。
福岡県では、
先週の報告だと70人。
昨日は64人。
前週比0.91倍。9%減。
とかとか。
めぼしい地域を拾って数字を見ても、
地域毎のバラツキはあるものの。
概ね、
先週比で20%以上の減少となっていますねぇ。
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ざっと見た限りでは、
先月
7月28日前後に
感染拡大のピークに達して。
それ以降、
感染拡大鈍化局面が定着した。
と、
評価できるかなぁ。
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ただ、
これがこの先も続くのか、
今後の見通し、
となると。
とたんに、
暗雲が漂い出す、
というか。
感染拡大から鈍化へレジームチェンジした
原因が未だに不明のまま。
なので、
東京都は、
当面、
現状の
飲食店への営業時間短縮要請を
9月に入っても、
さらに2週間ほど継続する、
と発表したり。
こんな風に、
まだまだ
状況を慎重に見極めつつ
逆戻りしないように、
手探りでの対応が続くようです。
この件、
東京都を含めて、
多くの自治体が、
一度失敗してますからねぇ。
経済優先で、
活動再開を急いでも。
その後で、
感染拡大を招いてしまうと、
トータルで見れば
さらに赤字幅を広げただけ、
という。
国内で新たに866人感染…都内の入院患者は20日ぶり1500人下回る
国内では27日、新型コロナウイルスの感染者が37都道府県と空港検疫で新たに866人確認された。死者は石川県、愛知県、大阪府などで計11人だった。
東京都では250人の感染が確認された。2日連続で200人を上回り、都内の累計感染者は2万人を超えた。27日時点の入院患者は1474人で、今月7日以来、20日ぶりに1500人を下回った。重症患者は前日と同じ31人だった。直近1週間(21~27日)の平均陽性率は4・7%で、前週(14~20日)から0・7ポイント減少した。
大阪府では94人の感染が確認された。新規感染者が100人を下回ったのは24日以来、3日ぶり。
福井県では1日当たり最多の13人の感染が判明。このうち8人は福井市内で昼間に営業しているカラオケ喫茶の利用者だった。同店関連の感染者は、既に感染が確認された経営者親子2人を含めて計10人となった。
都23区で時短営業要請延長 「経営かなり厳しい」…嘆く飲食店
東京都の小池百合子知事は27日午後、臨時の記者会見を開き、都が新型コロナウイルス対策として酒類を提供する飲食店やカラオケ店に要請している午後10時までの時短営業に関し、23区内は今月31日の期限を9月15日に延長すると表明した。応じた事業者には、協力金として15万円を支払う。専門家による都内の感染状況の分析を基に対応を検討し、感染者が多い23区内では警戒の継続が必要と判断した。
「かなり厳しい。今後も延長が繰り返されていくのでは…」。23区の時短要請延長が決まり、渋谷区にある焼き鳥店の男性店長(68)はこう嘆いた。同店は本来24時間営業だが、時短要請に応じ、午前8時から午後10時までに短縮。その影響で売り上げは3分の2に落ち込んだ。
消毒液や間仕切りの設置のほか、体温37・5度以上の従業員を1週間休ませるなど感染対策も徹底。系列店を含め計約60人の従業員の出勤人数を減らして対応しているだけにショックは大きい。男性は「従業員の生活もかかっている。要請通りに時短を続けるべきか検討する」と訴える。
新宿区歌舞伎町の会員制居酒屋「楽球や」は現在、午後10時を過ぎても営業を続けている。オーナーの高橋仁さん(55)は「6月までの時短要請には応じたが、協力金が少なすぎる。同業者はみんな虫の息で、我慢の限界だ」と憤りを隠さない。
一方、時短要請が解除される多摩地区の飲食店も手放しでは喜べない。
武蔵野市の吉祥寺駅近くでイタリア料理店を営む中田祐治さん(47)は「お客さんがいなければ、これまで通り早く閉めたい」と深夜営業を極力避けたい考えだ。「店でクラスター(感染者集団)が発生したら今までの努力が水の泡になる」と警戒する。
ハーモニカ横丁にある居酒屋「美酔酒(みよし)」の中上えり子さん(61)は「営業面では午後10時以降もできるほうがいい。人の流れも変わるかもしれないけど、お客さんはすぐには戻ってきてくれないと思う」と冷静に受け止める。
吉祥寺に遊びに来ていた杉並区の大学3年、八木沢有史さん(22)は「店の営業時間で感染を防ぐよりも、個々人が気を付けないといけない」と話した。