いやぁ、
まさかまさかの名前を見つけたので。
思わず
記事にブックマークを付けてしまいました。
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『スガキヤ』ですよ。
懐かしいですねぇ。
2017年頃までは
関東にも出店していたのですけど。
というか、
北は北海道から南は……どこだろ、九州までかな。
沖縄には出店していないはずだから。
とまあ、
以前は全国各地の
スーパーマーケットというか、
デパートというか、
ショッピングセンターとかの、
フードコートに
手広く出店していましたよ。
昭和時代。
『ダイエー』とか『長崎屋』とか『ジャスコ』とか。
今はもう消えてしまった、
総合スーパーが繁盛していた時代ですよ。
その頃に、
各店のフードコートというか。
レストラン街に行くと。
スガキヤが並んでいたんですよねぇ。
それで、
290円でラーメンを売っていて。
小学生の小遣いでも買える値段なので。
お小遣いを握って
たまに食べに行ってました。
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って、
私が小学生の頃の記憶に出てくる店ですから。
今から40年近く前の話ですね。
その当時としては
斬新な『和風トンコツ』スープに、
具材は、
カップラーメン並にあっさりな、
素ラーメンみたいな内容ですけど。
スープの完成度は高くて。
お小遣いを握って何度も通った覚えがあります。
……とはいえ、
多分
今食べたら、あっさりマイルド過ぎて物足りないかな。
味のイメージとしては、
一風堂の白丸元味を鶏ガラ出汁で割ってマイルドにした、
というか
味を薄くした感じです。
『和風トンコツ』と言いつつ、
『こってり』ではなくて『あっさり』風味。
なので、
今の『横浜家系』とかを食べ慣れている舌だと、
パンチが弱くて物足りなく感じるレベルです。
その分、
癖がなくて食べやすい、とも言えるのだけど。
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そんな感じで、
一時期は
全国各地に展開していたのですが。
こってり系トンコツが主流になった頃から。
段々と
街中から姿を消していくようになりました。
あと
時期的に
テナント出店していた先の、
ショッピングセンターが
経営悪化によって、
続々と閉店したことも
店舗減少、撤退の一因ですかね。
メニューの価格帯が500円以下なので。
ダイエーとか長崎屋とかイトーヨーカドーとか。
庶民向けのショッピングセンターに出店して、
デパートとか、
大型ショッピングモールとか、
専門店系へのテナント出店は
ほとんど手つかずでしたから。場違いだから、とも言えますが。
でも、
小売店業界の栄枯盛衰の中で生き残ったのは、
ショッピングモールとかデパートみたいな
大規模小売り店の方で。
スガキヤが主戦場にしていた、
中規模以下の総合スーパー
『ダイエー』とか『長崎屋』とか
『イトーヨーカドー』とか『ジャスコ』は
平成時代に入って、
どんどん消えていってしまったのですよねぇ。
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うーむ、
記事を見て
昔の記憶を思い出していたら。
また食べたくなってしまったなぁ。
メーカー直販のレトルトラーメンを
取り寄せるかなぁ。
スガキヤ、来年3月までに30店閉店へ 北陸からは撤退
ラーメン店「スガキヤ」などを運営するスガキコシステムズ(名古屋市)は28日、2021年3月までにスガキヤの約30店を閉店すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で売り上げが落ち込んだことが響いた。契約が満了した店舗や不採算の店舗が中心となる。北陸地区(福井県、石川県)では今年9月末に全9店を閉め、撤退する。
スガキヤの店舗は東海地方を中心に関西、北陸など11府県に約290ある。ショッピングモールのフードコートなどに出店し、ラーメン1杯330円(税込み)の低価格で幅広い層から人気を集めてきた。しかし春以降、コロナの感染拡大による休業や客足の減少で、採算が悪化していたという。
同社は「構造改革を急務とし、残る既存店の収益力の更なる強化に努める」としている。