ここ最近、
『昭和の顔』だったものが、
次々に消えていくのが、
ニュースになっていますね。
一昨日は
『スガキヤ』で。
昨日は、
『としまえん』です。
東京都23区内にある、
戦前からの由緒ある遊園地。
として
私が生まれる以前より、
もっと遙か前、
大正時代から営業していた、
とか。
都民に長らく愛されてきた、
って。
都民だけじゃないよね。
東京圏で生活している人なら、
一度は名前を聞いたことがあるし。
何かの機会に、
遊びに行ったこともあるでしょう。
ってことで
関東圏のローカルニュースで
ここ最近、連日のように取り上げられていました。
『としまえん』
今年の年始めゴロに、
閉園に関する告知が出たので。
ついにこの日が来た、
って印象ですが。
昨日、
営業最終日となって閉園しました(泣
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目玉はなんと言っても、
ウォータースライダーのある流れるプールです。
日本初。
って
営業を始めた当時は、
大人気でしたねぇ。
私が小学生くらいの頃です。
でも、
プールには
一度も遊びに行ったことはありません(笑
だって、
都心のど真ん中にあるから。
混み具合が尋常じゃないんですもの。
それなら、
海水浴の方が
バーベキュー出来たりするし。
というわけで、
集客に有利な立地のようで、
近年はスペースの手狭さから
大型アトラクションを導入できず。
なかなか
いまいちパッとしない感じになっていましたよねぇ。
華やかな遊び場、というより。
都心のオアシス的な憩いの空間、
みたいな。
親子連れがノンビリ遊ぶには
持って来いの場所、
というイメージが定着した感じで。
いい歳した
独身のオッサンにとっては
近寄りがたい場所でした。
一人で行ったら『不審者』感バリバリですよ。
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でもねぇ、
メリーゴーランドだけは、
もう一度
乗ってみたかったんですよ。
子供の頃に一度だけ乗ったことがあったのですけど。
今テレビに映っている姿を見ても、
昔とそっくり、で。
いかにも
『遊園地』ってデザインのままで。
ああいう、
キャラクター商品に毒されていない、
昔懐かしレトロデザインの王道を行く
ベーシックな
メリーゴーランドって。
今では
希少というか貴重というか。
写真に撮っておきたかったんですが。
時間が作れんかった(涙
新型コロナ肺炎も怖かったし。
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どこかで
復活してくれないかなぁ。
としまえん 31日 94年の歴史に幕 閉園惜しむ人でにぎわう
2020年8月30日 17時14分
東京練馬区の遊園地の「としまえん」が31日で、94年の歴史に幕を下ろします。最後の日曜日となった30日の園内は閉園を惜しむ多くの人でにぎわっています。
大正15年に開園した東京練馬区の遊園地「としまえん」は、31日で閉園します。
最後の日曜日となった30日の「としまえん」は、午前8時には入り口に大勢の行列ができたため通常より早い午前9時前に開園しました。
園内は大勢の人でにぎわい、特にプールや平成22年に機械遺産に認定された「カルーセルエルドラド」というメリーゴーランドが人気を集めていました。
また、閉園を前に園内では、「としまえん」の歴史を紹介する展示も行われていて、多くの人が職員の話に耳を傾けていました。
「としまえん」は31日は、午後8時から夜空に打ち上げ花火があげられて閉園セレモニーが行われ、94年の歴史に幕を下ろします。
「としまえん」は大正15年に開園し、22ヘクタールの敷地にアトラクションやプールなどを備えています。
昭和30年代には、屋内のスキー場、昭和40年代には、「流れるプール」といった世界で初めてとされる施設を導入するなど、首都圏を代表する遊園地の一つとして知られ、多くの人に親しまれてきました。
1990年代には来場者数が400万人を超えていましたが、こうした中、東京都は東日本大震災を受けて、2011年に「としまえん」を中心とする一帯の土地を西武グループなどから買収したうえで、災害時の避難場所にも活用できる都立公園として整備する方針を固めました。
その後、来場者数は2017年度は96万人まで減少したものの2018年度はやや持ち直し、112万人となっていました。
そして、ことし6月、土地を所有する西武鉄道が、今月いっぱいで閉園することを発表していました。
としまえんの跡地の整備については、東京都が西武鉄道などと覚書を締結し、小説や映画が世界的に人気の「ハリー・ポッター」のテーマパークや防災機能を備えた公園を2023年前半までに整備する予定となっています。