いやこれ、
ゲームサービス運営会社……
つまり
任天堂にとっては笑い事ではない一大事なのですけど。
やっている
バイデン陣営のスタッフ、支持者も大真面目でしょうし。
ただ、
そんな風に
事態が深刻で真剣であればあるほど、
端からは滑稽に
見えたりしてしまうわけで。
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まあ、
そんな事を書きたくてブックマークを
付けたのではなくて。
真面目に
コメントを付けておこうと
思ったからです。
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これ、
ゲームサービス運営の立場からすると
苦言を言いたくなるような、かなりグレーな行為。
取り扱いに困る事例なんですよねぇ。
というのも、
こういうゲームサービスは、
ゲームと直接間接的に関係のない
企業、団体、組織などへの勧誘行為、
とか。
ゲーム内での営業活動は、
ユーザー利用規約で
禁止しています。
ただし、
個人が常識の範囲内で、
当人の趣味とか、
信条を公表する分については。
ゲームの私的利用の範疇として
認めています。
今回の場合だと、
プレイヤーが、
当人のゲームプレイ領域に限定して、
そこで、
バイデン支持看板を掲げる。
しかも、
党公認政策ポスターとかではなくて、
『個人の手作り』
とかだけですと、
任天堂側としても、
否定しにくい。
というか
まず否定出来ません。
個人の手作りだと、
単なる、
個人的なデザインの表明、
って
解釈が成り立ちますから。
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これが、
党ポスター、とかになると。
広報活動の一環と見なせるので、
ポスター排除勧告を出した上で。
従わなければ、ＢＡＮ＝アカウント削除、
みたいな
強制措置執行に踏み切れるのですけど。
ただし、
この場合も、
米国の常識に照らし合わせて。
トランプ氏支持派のプレイヤーとの間で
トラブルが発生した。
とか。
ゲーム内の風紀を著しく乱す原因になっている、
というような
理由付けが必要になりますね。
慣習的に、
選挙ポスターを掲示するのは
個人に認められた権利だ、
とかの認識が
社会常識として根付いている、状況で。
それを
真っ向否定するのは、
ネットサービスの利用規約と、
その地域の社会慣習、常識的なコモンロー、いわゆる不文法との
まっこう対立。
どちらが優先されるべき物か、
という。
とても面倒くさい法律上の大問題になりますので。
誰が見ても、
その行為に問題がある、
という事象が
明らかに示されていないと。
利用規約に書いてあるから、
だけでは
それが必ず肯定されて強制力を発揮する
保証はないのですよねぇ。
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しかしこれ、
話題作りを狙っている面もあるのでしょうけど。
一定数以上の参加ユーザーが
それなりの期間、
９月、１０月いっぱいは集まって稼働する、
と見込めるから、
このような
キャンペーンが成り立つんですよね。
任天堂の
『あつまれ どうぶつの森』
いったいどこまで伸びていくんだ（笑
【米大統領選】バイデン陣営、ゲームに進出 「あつ森」で選挙看板ＰＲ
【ニューヨーク＝上塚真由】１１月実施の米大統領選の民主党候補、バイデン前副大統領の陣営は１日、ニンテンドースイッチ（任天堂）の人気ゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」を利用した選挙活動を始めた。新型コロナウイルスの感染拡大で人との接触が制限される中、異例のゲーム進出となった。
どうぶつの森は、プレーヤーが無人島に移住し、さまざまな動物や他のプレーヤーとの交流を楽しむゲームで、米国でも大ヒットを記録している。バイデン陣営は１日、プレーヤー向けに公式の選挙看板のデザインを４種類公開。プレーヤーはＱＲコードをダウンロードすると、そのデザインを入手できる。
米国では選挙が近づくと、自宅の庭先に支持する候補者の看板を掲げるのが恒例で、オンラインゲーム内でも同じ光景を繰り広げることで、選挙活動を盛り上げたい狙いだ。
新型コロナ禍でゲーム内で開催されるイベントは注目されており、政界でも民主党の急進左派の若手、アレクサンドリア・オカシオコルテス下院議員が５月に、どうぶつの森で支持者と交流するイベントを行った。
