ここ最近、
順調に
感染拡大鈍化が続いているように見える、
日本国内の
新型コロナ肺炎の感染状況。
昨日の報告を見てみますと、
新たに確認された感染者は659人、
コロナ感染が原因で死亡した方が8人、
だったそうで。
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この数字だけ取り出すと、
先週より減ったなあ、
くらいにしか見えないのですけど。
もう少し
詳細に比較してみると。
先週、
8月27日分の報告では。
新たに確認された感染者は、
日本全体で866人、東京都で250人。
ということで、
昨日分の報告と比べてみると、
日本全体で
昨日は659人、前週比0.76倍
東京都で、
昨日は211人、前週比0.84倍。
と
1倍を切っているのは
一昨日から変わらず。
ここまで見ると
大きな変化はないのですけど。
他の地域に目を向けると
▼北海道 先週10人 → 昨日6人
▼愛知 先週39人 → 昨日18人
▼大阪 先週94人 → 昨日74人
▼福岡 先週64人 → 昨日36人
▼沖縄 先週36人 → 昨日20人
と、
おおよその地域で
前週を下回っている中で、
▼神奈川 先週66人 → 昨日88人、
と
神奈川県は
大幅に増えています。
もちろん
一時的な数字の偏り、
って可能性も高いのですけど。
先週と
今週の感染者数を並べてみると、
先週
50人→39人→57人→85人→66人→75人→106人
今週
64人→50人→59人→76人→81人→108人……
と、
土曜日を残して、
ほとんどの曜日で
前週を上回っています。
ここまでハッキリと具体的に出てくると、
これを
一時的な数字のブレと考えるのは。
無理です。
これ、
神奈川県の今の傾向が
来週の半ばまで、
続くようなら。
具体的に県名を挙げて
注意喚起、対策の強化を求めるべき、でしょう。
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原因として考えられるのは、
盆休み、学校の休業が終了して、
都心中心へとの人の往来が活発になったのに伴い。
都心で感染して。
そのまま
神奈川に持ち込んできた人が増えた。
という可能性が浮かびます。
このまま
ズルズルと様子見とかいう事勿れ主義で放置していると。
いずれは
神奈川だけで収まらず
周辺の都県に波及するのは間違いありませんから。
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週単位でこまめに状況を精査して、
適宜、
必要な情報、警告を
機動的に実施していく。
そのように
リスクが見つかった傍から
即座に対応するシステムを構築しないと。
いつまで経っても、
国全体で蛇口を
大雑把に開け閉めするだけに終始することになって。
この先、
経済活動の活性化なんて不可能ですよ。
東京・葛飾のフィリピンパブで従業員ら8人感染…国内で659人確認
国内の新型コロナウイルスの感染者は3日、新たに36都道府県と空港検疫で659人確認された。死者は東京都や沖縄県など6都県で8人だった。
東京都内の新規感染者は211人で、1日あたりでは5日ぶりに200人を上回った。都によると、感染経路別では家庭内が最多の43人、病院や学校などの施設内は15人だった。葛飾区内のフィリピンパブで従業員ら8人が感染するなど、接待を伴う飲食店での感染は疑い例も含めて11人が確認された。感染経路が特定できない人は全体の57%の120人に上った。
大阪府では74人が確認された。2桁にとどまるのは2日連続。また新たに大阪市の医療機関で医療従事者らのクラスター(感染集団)が発生した。