kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

バカですかw ―― 李秀赫駐米大使、「安全保障は米国、経済は中国」と対中関係の重要性強調

今更隠しておける状況でもないので。
堂々と暴露して
正面突破を図った、
って、
つもりなんでしょうけど。
あわよくば、
米国と何かしらの交渉ができる、
とか
淡い期待があったのかもしれません。



さすがの鈍感力というか、
時勢に疎いのもここまでくれば
才能と言うべきなのですかねぇ。
『天災』という名の(笑
この韓国側の言い分、
これって
今年の春まではかろうじて通用していたかもしれません。
でも、
『香港国家安全維持法』が制定されて。
香港の一国二制度
中国共産党政府によって有名無実化されたときから。
そのような
いいとこ取りは
認められなくなったのですよ。
いや、
認められくなった、
というより。
自由主義陣営が
中国との共存共栄は不可能だ、
と。
現実認識を改めた、
と言うべきですか。
それは、
今回ブックマークを付けた記事の中に出てくる
国務省のコメントにも
ハッキリと現れていて。
今、
米国を中心とした欧米自由主義陣営は、
現在の世界を、
『民主主義経済圏』と『権威主義経済圏』の
二大陣営に色分けして。
民主主義経済圏でのブロック化を強力に推し進めている。
そういう状況ですよ。
中国は
この現状を
中国から資金提供している
欧米メディアを使って、
『米国トランプ大統領の暴挙』という印象で
押し切ろうとしてますが。
既に
そういう印象操作で事態が変革する段階は
過ぎてしまっています。
それは、
先に
EU・チェコ上院議員議長が台湾を訪れた件や。
それに対する中国の反発に対して、
EU各国が
反対の意見を公に開陳、
中国に抗議した件など。
トランプ大統領の個人プレイでどうこうできる枠組みを超えて。
欧米間で
米国・英国を中心として
脱中国、中国に対抗する動き、
多国間の枠組み、同盟の締結などが
ここへ来て急増している事から明らかです。
結局、
中国共産党政府は
香港において、
権威主義政治体制と自由社会経済活動は
 分別・共存できない』
『あらゆる手段を用いて政治思想と経済市場を一体化させる』
という態度を
ハッキリと示してしまったので。
欧米の自由主義陣営各国としても
この先の共存は
何をしても
今の
中国共産党政府習近平政権が継続している限り
究極的には不可能である、
と。
結論づけてしまったのでしょう。



なので、
この先、
米国を中心とした自由主義陣営が目指しているのは
かつての東西冷戦の焼き直し。
陣営囲い込みによるブロック経済圏の成立と。
交流の遮断。
それを目指して
数年がかりで
段階を踏みながら
陣営を選別、構築していく流れですよ。
かつての
ベルリンの壁』ではありませんけど。
あのような
『隔壁』を
条約、協定という形で陣営諸国間に巡らせて。
それに
収まらない、従えない国家、企業、組織は
自由主義経済市場から排除する。



韓国が望む、
陣営両者の間にあってバランスを取るような立場は、
それは
どちらにも属さない、
少なくとも
欧米を中心とした自由主義経済圏の中には存在を許されない、
外部に存在する
『第三国』の立場になります。
これ、
どういうことかと言えば。
安全保障は米国陣営、
だけど
経済については、
自由主義経済圏から排除された第三国、
という扱い。
米国から見れば、
韓国の主張というのは、
そのように見えるわけですが……
それが
韓国の望んだ選択というのなら。
どうぞどうぞ、
自由主義経済圏には
韓国の席はありません。
米国は韓国経済に何も望みませんので、
中華経済圏で活躍して下さい。
って話ですよ。
この発言については、
国家の面子とか、
そういう次元で判断される内容では無くて。
多国間世界の中で、
韓国はどういうポジションを取るのか、
明確に提示した、
って評価になります。
最終的には、
インターネットでの接続が許されるのかどうか、
それすら怪しい状況にまでなると思いますが。
それ、判って言ってるのですかねぇ(笑

 

 

 

www.donga.com

 

李秀赫駐米大使、「安全保障は米国、経済は中国」と対中関係の重要性強調

李秀赫(イ・スヒョク)駐米大使は3日(現地時間)、「韓国が、安全保障は米国に、経済は中国に依存している状況で、2つの要素は共に進まなければならない」と述べた。米中対立の局面でどちらも疎かにできないということだ。しかし、外交関係者の間では、対米外交に集中しなければならない駐米大使が中国の重要性を公開的に強調したことは適切でないという指摘も出ている。
李氏は同日、米ジョージ・ワシントン大学が主催した画像対談で、「米国と強い同盟を維持するためにどのような立場を取るべきかは韓国に大変重要だ」とし、「米国は韓国の同盟であり、中国は最大の貿易相手という地政学的な特殊性を考慮しなければならない」と述べた。また、「この地政学的特殊性は『諸刃の剣』であり、どのように活用するかによって強みにも弱点にもなり得る」と指摘した。
さらに、「韓国は、安全保障は(韓米)同盟に依存し、経済協力は中国に依存している」と述べた。「一つの国は安全保障だけでは存続できず、経済も安全保障同様に重要だ」とし、「2つの要素はどちらか一方がより重要なのではなく、共に進まなければならない」と強調した。韓国にとって中国は米国と同様、重要だということだ。
これに先立ち李氏は6月、特派員懇談会で、「韓国は米中間で選択を強要される国ではなく、選択できる国という自負心がある」と強調した。これを受けて米国務省は、「韓国は数十年前に権威主義を捨てて民主主義を受け入れた時、すでにどちらの側につくか選択した」とし、多少不快感を示した。

 

 

 

www.chosunonline.com

 

米国は中国けん制に合流を求めているのに…駐米韓国大使「安保は米国、経済は中国」

 イ・スヒョク駐米大使が3日「韓米同盟の未来の姿を深く考えるべきだ」「中国が最大の貿易パートナーという事実を考慮しなければならない」と発言した。激しさを増す米中対立の中、同盟国に向け連日のように支持を呼びかける米国に対し、まさに一線を画した形だ。
 イ大使はこの日、米ジョージワシントン大学の韓国学研究所が主催した画像会議に参加し「米国と中国の関係は韓半島の運命、韓国だけでなく北朝鮮にも非常に重要かつ決定的だ」と指摘した。イ大使はさらに「韓米同盟の未来の姿を深く考えるべきだ」とした上で「その過程において、韓国の地政学的な特殊性、さらに米国はわが国の同盟国である反面、中国はわが国にとって域内最大の貿易パートナーという事実が考慮されるべきだ」と述べた。
 イ大使はさらに「わが国は安保の側面では(韓米)同盟に頼っている。経済協力の側面では中国に頼っている」とした上で「安保だけで一つの国を存続させることはできない」との考えを示した。イ大使は「経済活動も安全保障と同じくらい重要だ」「安保と経済は共に進むべきだ」とも指摘し、米国の側だけに立つ考えがないことを明確にした。
 問題は米国の政府高官らが連日のように同盟国の支持を強調する中で、このような発言が出た点にある。米国のポンペオ国務長官は2日(現地時間)「オーストラリア、日本、韓国のような他の国々が、(中国への対抗において)わが国に賛同することが目に見え始めている」と述べた。ところがその翌日に韓国の駐米大使が米国務長官の発言に公の席で反論する形となってしまった。
 イ大使は今年6月にも「今後はわれわれが(米中の間で)選択できる国家」と述べ問題となった。直後に米国務省は「韓国は数十年前に権威主義を捨て、民主主義を受け入れた時、すでにどちらの側に立つかを選択した」としてイ大使の発言に反論していた。