世界的なネット通販最大手の『Amazon』で
種子の販売が禁止になります。
突然の発表で、
いったい何事かと思って
ニュース記事を見てみたら。
少し前から
話題になっていた
Amazonから送られてくる
『謎の種』騒動。
これを防止するために、
Amazon上で
米国に拠点をおく事業者にのみ、以外の
種子の販売を許可する、との事でした。
つまり、
それ以外の事業者、
たとえば
日本の事業者など、米国以外の地域の事業者が
種子を販売することは事実上禁止、
となりました。
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これ、
サラッと発表されていますけど。
かなりの大問題です。
Amazon的には、
いちいち
監視、排除という対応は不可能なので。
一律排除したのでしょうけど。
『種子がダメなら』と
送る物品を
他の商品に変えて
同様の行為を継続できますよね。
Amazonが販売禁止するたびに、
別の商品に変えて実行できる
逃げ道が残っていれば。
犯罪者側……ここではあえてそう書きますが、
犯罪者側は
手を変え品を変え続けますよ。
すると、
その度に
Amazon側は新たな品目を販売禁止にしていくわけで。
それ、
繰り返したら。
Amazonが米国外で取り扱える商品が
どんどん減っていきますけど。
日用品で単価の安い物はほぼ全滅、
って
なるんじゃないですかねぇ。
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まさか、
犯罪者側の目的、って。
そうして
Amazonの販売禁止品目を増やしていって。
Amazon潰しを画策している、とか。
……さすがにそれはないよねぇ(笑
外国から植物の販売禁止 米アマゾン、「謎の種」で
米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は5日、米インターネット通販大手アマゾン・コムが、外国から米国向けに植物を販売するのを禁止したと報じた。中国から「謎の種」の入った袋が一方的に送り付けられる例が世界で続出していた。
アマゾンは、外国業者に対し、植物や種子の商品の輸入を許可しないと通知し、規約も更新した。
米国の当局は、害虫が侵入したり、農業に害を及ぼす病気をもたらしたりすることを懸念するが、深刻なものは見つかっていないという。
種子の送り付けは、「ブラッシング詐欺」の可能性が指摘されている。通販の出品者側が物品を送り付け、受取人に成り済まして高評価を付けることで出品者としての信用を高め、販売しやすくする手法だ。
アマゾンの広報担当者は声明で「今後は米国を拠点とする業者だけに種子の販売を許可する」と述べた。