kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

気になるお値段 ―― 謙信の愛刀、5億円で購入の国宝「無銘一文字」を公開

こういう物って、
たいてい
個人収集家が愛蔵、というか『秘蔵』していて。
値段とか、
ほとんど表に出る機会がないのですよねぇ。
というか、
売りに出さないので、
値段をつける機会、そのものがない。
というわけで、
値段がつきません。



なので、
過去に売買された逸品のお値段との比較と、
その時々の人気によって、
『推定額でこのくらいかなぁ』
という話は出るのですけど。
具体的に、
売買された金額が掲載される、とか。
滅多にない事なので。
記事にブックマークをつけました。



しかし、
5億円かぁ。
その辺の名画とかより、
高いですねぇ(笑
ただ、
知名度を考えると割安なのかなぁ。
世界的に
名前が知られた美術品、工芸品、
となると、
二桁億円はくだらないですから。
それと比べると、
お買い得な印象ですねぇ。



近年は、
ゲームの影響で。
刀剣類の知名度がグンと上がったからなぁ(笑
とくに、
この品の場合、
取得時に
瀬戸内市上越市が競い合っていて。
最終的に
5億円という大金を寄付で集めた
瀬戸内市が競り勝つ結果になったのですけど。
そこに、
ゲームファンが大きく関わっていたという。
この
一連の『取得合戦』の経緯も
なかなか今風というか。
今の日本の世相を感じさせる内容で。
SNS全盛、味方につけてバズらせた方が勝つ、という。
なかなか面白いのでした(笑
この一連の騒動の顛末は、
上越ジャーナル』が
それなりにまとめていましたので。
そちらにも
ブックマークをつけてみました。
時系列順にそろっていて
全部で20件以上の記事があるので。
なかなか読み応えがあります。
さすがに
それ全部にベタベタとブックマークを付けるのは
美しくないので。
代表的な記事の一つを選んで
ここにブックマークをつけましたけど。
なんというか、
一種の『町おこし』アイテムにされてしまっているのが。
なんとも……
それも
今という時代なのかなぁw

 

 

www.sankei.com

 

謙信の愛刀、5億円で購入の国宝「無銘一文字」を公開 瀬戸内市営博物館

 戦国武将・上杉謙信の愛刀とされる国宝「無銘一文字」の公開が10日、岡山県瀬戸内市備前長船刀剣博物館で始まった。名刀の生産地だった瀬戸内市は、ふるさと納税や寄付で集めた資金を使い、文化庁とも協議の上、所有していた岡山県内の個人から3月に5億円で購入した。
 公開は10月4日まで。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、観覧にはホームページや電話を通じた事前予約が必要。市は日本刀の魅力を発信するため、今後も定期的に披露する方針だ。
 瀬戸内市文化観光課によると、無銘一文字は、同市の長船町地区を拠点に活動した刀工によって鎌倉時代中期に作られたとされる備前刀。上杉謙信や跡を継いだ景勝の愛刀と伝えられている。刃長は約79センチ、反りは3センチ強で、重さ1・06キロ。山鳥の羽毛のように乱れた刃文から「山鳥毛」の愛称もある。昭和27年に国宝となった。

 

 

 

www.joetsutj.com

 

上越市取得断念の国宝「山鳥毛」は瀬戸内市へ 購入費5億円の寄付集まる

2020年1月28日
新潟県上越市が取得を断念した上杉謙信の愛刀で国宝の「太刀無銘一文字(号 山鳥毛)」を購入するため、約5億円の寄付を募っていた岡山県瀬戸内市は2020年1月27日、寄付金が目標額に達したと発表した。同市によると、市議会の議決を経て、年度内に山鳥毛を購入できる見込み。
山鳥毛は備前刀の最高峰とも言われ、現在は岡山県在住の個人が所有し、岡山県立博物館に寄託されている。謙信の故郷である上越市は購入を目指し所有者と交渉したが、契約金額が折り合わず2017年に断念した。
その後、山鳥毛を作った備前刀の刀工集団、福岡一文字派が拠点としていた瀬戸内市が所有者からの打診を受け、購入方針を表明。2018年11月1日から購入費と山鳥毛を展示する備前長船刀剣博物館の改修費を合わせた5億1309万円を目標に、クラウドファンディングなどを活用し寄付を募っていた。
瀬戸内市によると、1月26日までに集まった寄付は8億239万円。ふるさと納税の返礼品などの必要経費を除いても、刀の購入費と博物館改修費に5億6838万円をあてることができ、目標額を達成した。今後、所有者と仮契約を締結し、2月の市議会定例会で購入契約の議案を可決後、年度内に山鳥毛を購入する予定。
瀬戸内市の武久顕也市長は「数多くの方にご賛同、ご支援いただき、心より感謝いたします。今後は国宝『山鳥毛』を旗印に、日本刀に関する伝統文化の継承と日本刀の聖地備前長船の国内外の情報発信、さらには地方創生に繋げるように努めてまいりたい」とのコメントを発表した。同市は、寄付金額に応じて期間限定で山鳥毛の共同オーナーになれる制度なども導入しており、引き続き3月末まで寄付を受け付けるという。
武久市長はクラウドファンディングをスタートする際の記者会見で、山鳥毛が購入できた場合、将来の上越市での展示の可能性について示唆している。