最近は、
韓国政府、防疫当局の予想が外れっぱなしで
いいとこなしの
韓国における
新型コロナ肺炎の感染状況、ですけども。
昨日、
報告された内容によれば。
新たに確認された感染者は、136人。
このうち
市中感染が118人、
海外流入組が18人、
さらに、
今回は重症者の数も公表されていて、
これが164人。
と、
重症者は前日よりも11人減ったそうです。
結果が好転してきたから、
発表したのですかね(笑
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さて
この結果に対する評価ですけど。
メディアでは
一昨日分の報告と比較して、
感染者数が
40人も
大きく減少したので。
その点を取り上げつつも、
強化された隔離措置について
解除基準である、
1日の新規感染者が100人未満に達していないことを
取り上げて。
先の見通しが
まだまだ暗いことを伝えています。
って、
いつの間にか、
基準が
1日あたりの新規感染者50人、
から。
1日あたり100人に倍増していたのですねぇ。
というか、
今回ブックマークを付けた記事中の記述は、
社会隔離措置レベル3段階のレベルを1段階下げるための
基準について、述べているのですね。
そこの説明が抜けて、
『終了』と書いてあるので。
紛らわしいんだな。
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つまり、
どういうことかというと。
現在
韓国で実施されている
社会的距離の制限管理レベルは、
レベル0:1日の感染者が50人未満
レベル1:1日の感染者が50人以上~100人未満
レベル2:1日の感染者が100人以上~200人未満
レベル3:1日の感染者が200人以上
以上となっていて、
社会的距離が解除、終了となるのは。
上記の通り、
1日の感染者が50人未満になった場合。
と
決まっているのですけども。
それに対して、
現状は、
1日の感染者が100人を超えていますので。
社会的距離制限レベル2、
さらに
一時期は200人を越えていたので、
レベル3に移行するべきところを、
レベル『2.5』という
その場でのご都合主義基準を新たに作り出して、
これを実施しています。
なので、
これが
100人を切った場合は、
一段階引き下げ。
というのが、
正しい表現なのですが、
現状は、
そもそも基準に存在していない例外措置を実施しているため、
これが
基準値以下になったから
社会的距離の制限管理レベルが引き下げられるかどうか、
それは誰にもわかりません。
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現状、
韓国内で実施されている防疫措置、
社会的距離制限レベル2.5
は
運用規定がどこにも存在しません。
狂気の文オジサン大統領の独断と、
それに従う防疫当局の独自解釈による
措置なので。
この先、
どういう運用になるのかは、
狂気の文オジサン大統領の独断と、
それに従う防疫当局にしか
判りません。
現状を見た
防疫当局と狂気のオジサンが
再び『独断』で決定を出すのを待つしかない。
そこで、
何の情報も持たないメディアとしては、
苦肉の策として
まるで
社会的距離制限が解除されるようなニュアンスを持つ、
『終了』という言葉を使ったのですね。
読んでいて、
大変まぎらわしいのですが、
曖昧な表現でしか
書きようがなかった、
と。
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それとも、
アレかな。
そういう『制限解除』をイメージさせるような言葉を使うように、
狂気の文オジサンから注文が入った、のかなぁ。
韓国のコロナ新規感染者136人 40人減も防疫緩和レベルには未達
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は12日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から136人増え、計2万2055人になったと発表した。先月下旬に400人台まで急増した1日当たりの新規感染者数は、今月3日から10日連続で100人台を維持しているが、この日は前日(176人)に比べると40人減った。一方、死者は前日から5人増えて計355人、重症以上の患者は11人減の164人。
新規感染者数は先月14日に100人台に増加してから、30日連続で3桁となった。この日、感染が確認された136人のうち、市中感染が118人、海外からの入国者の感染が18人だった。検査数は1万6246件で、前日の1万9620件から3000件以上減った。
政府は感染者が多い首都圏に対し、防疫措置「社会的距離の確保」のレベルを最高の第3段階に近い「2.5段階」に引き上げて感染拡大防止に努めてきた。同措置の期限は13日で、政府は予定通り終了するか再延長するかを同日発表するとみられるが、防疫体制に負担がかからない1日当たりの新規感染者100人未満に達していないことから、難しい判断を迫られる。
新たに確認された市中感染者118人を地域別にみると、ソウル市が50人、京畿道が28人、仁川市が8人と、首都圏が86人を占めた。首都圏の感染者が2桁台にとどまったのは10日(98人)以来。首都圏以外では、大田市が7人、忠清南道が6人、釜山市が4人、大邱市、光州市、江原道がそれぞれ3人、慶尚北道と慶尚南道がそれぞれ2人、済州道と蔚山市が1人ずつ。
主な感染事例を見ると、集団感染が起こったソウル市の延世大付属セブランス病院での感染者が計23人に増えた。江原道・春川の大学病院では感染者が出たことから救急治療室が閉鎖されたほか、ソウル市内の大型病院で出産後の女性から陽性反応が出るなど大規模病院での感染が相次いだ。
これ以外に、光復節(日本による植民地支配からの解放記念日、8月15日)にソウル中心部で開かれた大規模集会関連、教会や物流センターでの集団感染に関係する感染者が出ている。
一方、海外からの入国者で新たに感染が分かった18人のうち、10人は空港や港湾での検疫で判明し、残りの8人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。
中央防疫対策本部は毎日午前に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。
首都圏のコロナ防疫強化措置 再延長是非を週末に判断=韓国政府
【ソウル聯合ニュース】韓国政府は、新型コロナウイルスの感染再拡大を受けて首都圏で防疫措置「社会的距離の確保」のレベルを最高の第3段階に近い「2.5段階」に強化していることに関し、同措置を再延長するかどうかを今週末のうちに判断する。政府の中央事故収拾本部の尹泰皓(ユン・テホ)防疫総括班長が11日の会見で伝えた。2.5段階措置を再延長するか終了するか、あるいは別の防疫対策を取るかについて、あと1~2日ほど全力で議論し、専門家の意見を聞くとしている。
政府は8月30日から首都圏での防疫措置のレベルを事実上の2.5段階に引き上げ、今月6日だった同措置の期限を13日までに1週間延長した。同措置により、首都圏の一般飲食店では午後9時から翌日午前5時までは持ち帰り・出前営業のみ認められ、フランチャイズチェーンのカフェなどでは営業時間を問わず店内での飲食が禁止された。スポーツジムやプール、ビリヤード場など屋内スポーツ施設は運営中止となった。
国内での1日あたりの新規感染者数はこのところ100人台を維持しているものの、急速に減ってはいない。尹氏は「集団感染が散発的に続いており、患者の減少傾向が停滞しているため、まだ安心する状況ではない」と述べた。