kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

スポーツと文化と・2 ―― 「スパイの妻」黒沢清監督に銀獅子賞

この話題、
私的には
もう少し大きく取り上げられるべきだと
思うのですけど。
それで記事にブックマーク付けてみましたが。
日本メディアの扱いは、
渋いですねぇ。



いちおう
通り一遍の内容を
テレビのニュースで伝えていましたが。
同じ時期に、
全米オープン・テニス大会で
優勝した
大阪なおみ選手の取り上げられ方と比較すると、
雲泥の差、
というか。
『1位にしか価値はない』的な、
意図が透けるような、
わびしい扱いです。
ベネチア映画祭って、
世界三大映画祭の一つ、と言われる
歴史と権威のあるコンペで、
参加作品も
かなりのレベルが揃っているのですが。
その中で、
総合1位の金獅子賞ではなく、
2位の監督賞、銀獅子賞だった、とはいえ。
世界大会で2位ですよ。
なのに、
SNSでバズっていないし。
明日に
投開票を控えた
自民党総裁選の行方に関する
コメントが
トレンドを埋め尽くしている、という(笑
大阪なおみ選手の快挙は
その中に、
食い込んでいるのですけどねぇ。
こちらには、ほとんど誰も見向きもしないとか。



これが日本映画界の現状だ、

言ってしまえばそれまですが。
よくきく話題に、
『日本政府は映画界にもっと支援しろ』って
主張がありますよね。
これだけ
国民の関心が低い分野に、
多額の税金は突っ込めません、って。
だって、
これが
たとえば
ジブリアニメ』とか『新海アニメ』が海外コンペで2位を受賞した、
とか。
そういう情報だったら、
まず間違いなく確実に
SNSネットでバズりますよ。
トレンドにも
ランク・インしますよね。
というか、
新作発表するだけで、
そのくらいの結果が出るし。
善くも悪くも
国民の関心が非常に高い。
その一方で、
賞に出すような日本映画に対しては……
その差を
政府が税金突っ込んでどうにかしろ、
って言うような主張されても。
そりゃ、
無理筋でしょ。
まずは、
メディア各社の塩対応を
どうにかするところから、
改めるべきじゃないですかね。

 

 

www.sankei.com

 

「スパイの妻」黒沢清監督に銀獅子賞 ベネチア映画祭 北野武監督以来

 イタリアで開催されていた世界三大映画祭の一つ、第77回ベネチア国際映画祭の授賞式が12日夜(日本時間13日未明)に開かれ、日本の「スパイの妻」の黒沢清監督(65)が銀獅子賞(監督賞)に選ばれた。
 黒沢監督が脚本も手がけた「スパイの妻」は、蒼井優(あおい・ゆう)さんと高橋一生(たかはし・いっせい)さんが主演。満州で目撃した恐るべき国家機密を米国で知らしめようとする夫とその妻の葛藤や、大胆で意外な行動を通じて、太平洋戦争を描くサスペンス作品。
 黒沢監督ら関係者は、コロナ禍のため伊ベネチアの会場を訪れることは断念していた。受賞の連絡を受け、黒沢監督は映像であいさつ。「この年になって、こんなに喜ばしいプレゼントをもらえるとは思っていなかった。長い間映画を続けてきてよかったとしみじみ感じている」と喜びを語った。
 黒沢監督は兵庫県出身。「スウィートホーム」(昭和63年)で商業映画デビュー。サスペンススリラーで知られ、「CURE」「アカルイミライ」「散歩する侵略者」などの作品で、日常に潜む不穏な非日常性を描いてきた。
 ベネチア国際映画祭で日本人が銀獅子賞を獲得するのは、60回(2003年)の「座頭市」の北野武監督以来、17年ぶり。
 最高賞の金獅子賞には、「Nomadland」(クロエ・ジャオ監督)が選ばれた。
 ベネチア国際映画祭は世界3大映画祭の一つで、コロナ禍の中で開催された初の主要な映画祭となった。
 「スパイの妻」は、日本では10月16日に公開される。